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東高瀬川(新高瀬川)サイクリングMap


東高瀬川(新高瀬川)  京都市伏見区

関連ルート:高瀬川界隈
東高瀬川近辺の地図  地図によっては東高瀬川になったり新高瀬川になったり、表記が定まらない。ここでは「東高瀬川」で統一する。

 鴨川近辺から始まる。鴨川から取水しているわけではない。いきなり流水が始まっている。この水がどこから湧いてきてるのか、今もって不明なままです。

 ちなみにかつて、高瀬川・東高瀬川は、鴨川と平面交差でした。つまり、高瀬川の水が鴨川に流れ、東高瀬川は鴨川から取水していました(過去形)。高瀬川の水が東高瀬川に流れる、ということはなかったのです。


 全体地図を作ってみると、思ってたよりも南北に長くなりました。見づらいけどしかたありません。川周辺以外の道は大幅に省略してます。途中で切ってる道もあります。


東高瀬川の源流地

 上の水路はGoogleマップで東高瀬川の源流地となっているところです。トンネルの中を覗いたけど、どこまで続いてるか不明。たぶんその先、十数メートル北にある取水口まで伸びていると思える。


東高瀬川の取水口

 これが取水口。この下に東高瀬川の源流があると考えられる。細かくなるので地図には描きこめませんでしたが、わかくさ児童公園というのがあって、その脇に存在します。厳密にはここが源流地。

 かつては鴨川から取水してたそうです。鴨川が浚渫され、水位が下がったため、東高瀬川に水が流れなくなった、ということです。ですが、現地を見ていて疑問を感じた。鴨川の水位はかなり下。今よりよほど水位が高くなければ東高瀬川に流れない。日常的にそこまで水が高ければ、ちょっとの増水で周辺が洪水になってしまう。東高瀬川の水位と鴨川の水位。どれほどの差があるかわからないが、明らかに東高瀬川のほうが高い。謎です。

十条通から
 水路を十条通側から見たところ。上端にちっちゃく先ほどの出口が見え…ないか。


十条通の下のトンネル
 これはその下のトンネルを北側から覗き込んだところ。


十条通の北側の東高瀬川
 十条通の南側から東高瀬川を覗くと、こうなっている。そこそこ水が流れている。不思議だと思いませんか。二つ目の謎。水の供給源はどこ?

 供給元として考えられるのは、琵琶湖疏水。距離は150メートルほど。ありえなくはない。

 いっぺんトンネルの中を調べる必要、ありそう。高さは1メートルほどで低いけど。ここは鉄砲水などありえないし。


花卉卸売市場の水路
 十条通の南側には花卉卸売市場があります。「花卉」は「かき」と読む。要するに花屋さんの業者のための市場。

 敷地内に入って撮影。東高瀬川が市場を貫いて流れています。先に見えるのは十条通。


第二京阪からの出口
 花卉卸売市場の外側をぐるっと回って稲荷山トンネルへ入るインターチェンジがある。そのミニインターチェンジの輪から東高瀬川が出てきたところ。


コトーハイツ伏見稲荷の前
 コトーハイツ伏見稲荷の前まではこれぐらいの川幅。そこからくだると一気に川幅が狭まり、水路沿いの道も切れ切れに。


狭くなった東高瀬川
 水量がガタ減り。水はどこへ行ったんでしょう。水質そのものは良好で、メダカが泳いでました。

 街中の水路は殺風景なので飛ばし、七瀬川あたりへ飛んで行きましょう。


広くなった東高瀬川
 七瀬川が流入する近辺まで来ると川幅も広く、周りの景色もすっきりしてくる。


改進公園(狩賀公園)
 七瀬川が東高瀬川にぶつかってくるところにある公園の名前は、改進公園(狩賀公園)となっている。


七瀬川の出口
 七瀬川から東高瀬川へ注ぐ出口は二つに分かれている。改進公園は親水公園になっていて、その地下に暗渠の七瀬川が流れている。二段構えの川です。右の口が暗渠の七瀬川。左が上の写真にあった水路の出口。


豪川からの水路が合流
 豪川からの水路が合流してくるところ。この川の名前は不明。

 豪川は琵琶湖疏水が伏見インクラインを経由したあと、暗渠になってつながった川。「ごうかわ」「ほりかわ」の二つの表記がある。


広々とした東高瀬川
 市街地から切り離されると川がすっきりする。西高瀬川(の一部)もこんな風情。


松本酒造工場
 松本酒造の工場。おしゃれな工場。宝塚市にあったウィルキンソンの工場を思い出す。



 豪川と並行して流れ、そろって宇治川に注ぐ。豪川が宇治川にぶつかるところに、目立つモニュメントが突っ立っている。三栖閘門という。

 宇治川と豪川は水位が違うため、水量調整用として使われていた。水運としての川がすたれ、今は昔の面影をとどめるものとして存在している。


 ここでもう一つ疑問が生じた。なぜ鴨川から伏見区を通り、宇治川まで通す必要があったのか。京都から大阪まで物資を運ぶなら、鴨川を使えばいい。なぜ遠回りしてまで運河を作った。伏見は酒どころ。その酒を運ぶのに必要だったのか。

 作られた当時の鴨川の状況が見えないが、新たに運河を作るより、鴨川を改修したほうが合理的ではなかったか、という疑問が残る。


       2019.10.21




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