雑木図鑑

 from: 2019.10.2
 雑木・野木の図鑑です。
 取り上げるものは街中で見かける樹木です。

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雑木の王・野木の王
雑草図鑑

あ行 か行 さ行 な行 は行 ま行 や行 ら行
雑木文字
 [雑木・庭木・街路樹]
アカシア
acacia
マメ科アカシアの花は赤ではなく黄色。ニセアカシアというものもあるが、花は白。ニセアカシアをアカシアと読んでる人もいたりして、混乱ぎみ。さらにはアカシアをミモザど呼んだりして、滅裂状態。そしてさらには、エンジュとの区別もついてない。きちんと整理して!
 花を大きく  若木
アカメガシワ
赤芽槲、赤芽柏
トウダイグサ科いたるところにはびこっている。若い枝が赤いので、他の木と見分けやすい。カシワとは似てない。カシワのない地方でこの葉を柏餅に使ったということ。
似たようなので葉っぱが小さいのはナンキンハゼ。
 花
アカメモチ(カナメモチ)
赤芽黐(要黐)
バラ科レッドロビンRed Robin。野生では見かけたことがない。生垣としては最も多く使われてると思われる。
若い葉や枝の赤みが目立つ。赤みも明るい赤から暗めの赤まで、いろいろ。まったく赤くないものもある。
 花
アベリア
Abelia
スイカズラ科和名はハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)。やたら花期が長く、6月から咲き始め、場合によっては冬にも咲いている。花の色はほぼ白の薄いピンクが主。ピンクの花もある。黄色はキバナツクバネウツギ。
 花を拡大  キバナツクバネウツギ
イヌマキ
犬槇
マキ科球形の種の下に俵型の果肉がついてる、という珍しいスタイルの実。果肉部分は甘みがあっておいしい。緑の種部分は有毒なので、注意。
 実と種
ウルシ
ウルシ科体質により、かぶれる人と平気な人がいる。自分はどっちなのか、試してみよう。若い芽は美味というが、はて、どうかな?
ウンナンオウバイ
雲南黄梅
モクセイ科オウバイモドキ(黄梅擬)とも。鮮やかな黄色い花が目立つ。
カジノキ
梶の木
クワ科コウゾ属だと。そういやコウゾやイチジクの葉とよく似ている。「梶」はカジノキの古名だと。梶の木はカジノキの木か。堂々巡りみたいな名前。
 葉の形状はいろいろで、複雑
カナメモチ → アカメモチ
キョウチクトウ
夾竹桃
キョウチクトウ科有毒です。割り箸を忘れたからといって、枝を折って使わないように。
 白花のキョウチクトウ。
キンシバイ
金糸梅
オトギリソウ科ぱっと見にはヤマブキに似てるんですけど、こっちは先端にしか花がつきません。
キンモクセイ
金木犀
モクセイ科花が咲けば誰でもわかる木。慣れれば葉を見ただけで判別できる。
クサイチゴ
草苺
バラ科甘みがあっておいしい木苺。樹木っぽくないが、草本ではなく木本です。
クサギ
臭木
シソ科山と渓谷社の『日本の樹木』ではクマツヅラ科。移籍したようです。
 花を拡大 ボタンクサギ
クスノキ
樟、楠
クスノキ科ゴツゴツした樹皮。蒸留して得たものは、古くは防虫剤として使われた。プランター害虫にも防虫効果あるかな?
 樹皮  葉っぱ
クワ
クワ科大木になると黒っぽい実が大量になる。甘みがあって美味しい。広範囲に自生しているが、ある程度大きな木にならないと実がつかない。
 実  若木
ケヤキ
ニレ科秋にはどさっと葉を落とす落葉樹。放射線状に枝を伸ばす樹形で、見分けがつきやすい。
若い枝はジグザグに伸びて、葉は互い違いにつく。よく似ているムクノキとの違いは、葉の縁のギザギザが丸みを帯びること。
 葉っぱ  若木
コウゾ
クワ科赤い実は甘いが、剛毛が口の中に刺さる。回避するには、指で挟んでくるりと回してやる。それだけでほとんどの毛が寝てしまい、刺さらなくなる。
コデマリ
小手毬
バラ科ユキヤナギの仲間。
コブシ
辛夷
モクレン科タムシバに似るが、タムシバの葉は裏が白っぽい。コブシの葉は表裏同色。
サルスベリ
百日紅、猿滑
ミソハギ科花は赤に近いピンクから白まで。
サルトリイバラ
猿捕茨
ユリ科、
サルトリイバラ科
雑草のように見えるが、実は樹木。小さく鋭い棘を持っている。
センダン
栴檀
センダン科特有のにおいがある。繁殖力が強く、どこにでも生えているという印象。実は熟してくるとクリーム色に。果肉は特有の苦味がある。未熟なものほど苦味が強い。有毒成分のサポニンを含むとのことだから、真似して食べないように。「栴檀は双葉より芳し」という。この栴檀は白檀を指すらしい。センダンも若木の樹液から芳香が立ちのぼるので、間違いとは言いきれない。
 熟したセンダンの実  若木
ナツメ
クロウメモドキ科小ぶりだが、リンゴのような味。なのでずっとバラ科だと思っていた。
ナワシロイチゴ
苗代苺
バラ科樹木には見えないが、これも木のうち。酸味のある果実は食べられる。やや粒の大きい種がちょっと気になる。
 実です
ナンキンハゼ
南京櫨
トウダイグサ科葉はアカメガシワを小ぶりにしたような。アカメガシワほどにはあちこちはびこっていない。
 花
ネコノツメ
(トラノツメ)
猫の爪
(虎の爪)
ノウゼンカズラ科名神高速道路の壁面を飾っています。つる植物でわかりづらいが、いちおう樹木。
 花を拡大
ノウゼンカズラ
凌霄花
ノウゼンカズラ科ノウゼンハレンと似てて、未だまごつく。
ノブドウ
野葡萄
ブドウ科いちおう樹木ですが、樹木っぽくない。フェンスなどにからみつく蔓(つる)植物。食べられないと言われるが、一度食べたことがある。味は特にどうということもなし。きれいなので一輪挿しなどで飾りに。
 葉っぱの形はいろいろ
ハゼノキ
櫨の木
ウルシ科かぶれるかどうか、まだ試していません。
ハツユキカズラ
初雪蔓、初雪葛
キョウチクトウ科花が咲くんだそうですが、僕は葉の色合いが好き。ただ、ネーミングとしては意味不明です。外国語の名前はなさそうです。
 葉っぱを2種類
ハリエンジュ
(ニセアカシア)
針槐
マメ科白い花が垂れ下がる。棘はおそろしく鋭く、デカい。歌でアカシアと名のつくものはほとんどがこいつだそうです。
フユイチゴ
冬苺
バラ科小さいけど樹木です。小さい実がなります。かつては大量に採ってジャムを作ったりしたものですが、面倒臭くなった。
フヨウ
芙蓉
アオイ科花はムクゲに似てて区別がつきにくいが、葉っぱが違いすぎる。いかにもフヨ〜とした葉っぱ。
ベニバナトキワマンサク
紅花常盤満作
マンサク科ピンクのマンサク。あまり見かけないせいか、あると目を引く。
マボケ
真木瓜
バラ科あでやかな色のピンクの花。あまり見かけないのが不思議。
 花を拡大
マメツゲ
豆黄楊
モチノキ科イヌツゲに似た低木の生垣。葉が丸まっているのが特徴。
ムクゲ
木槿、槿
アオイ科ムクゲはべつだん珍しくもないけど、八重咲きがあったもので。
ムクノキ
椋の木
アサ科黒い実は、やや癖のある甘みがある。アサ科は比較的新しい分類科目。かつてムクノキはニレ科に属していた。葉はケヤキに似るが、鋭角的なノコギリ刃のような縁をしている。
 葉  樹皮
ムベ
郁子、野木瓜
アケビ科街中にはあまりなく、珍しいのでつい入れてしまいます。最近は実がなってるのを見かけません。実は食用ですけど、食べられる部分が少ない。
 花を大きく
ムラサキシキブ
紫式部
シソ科これは樹木です。大きめのピンクの仁丹みたいな実が鈴なり。平安時代の作家とは関係なさそうだ。
モッコウバラ
木香茨、木香薔薇
バラ科トゲのないバラ。黄花がメインながら、白花もあります。
ヤマブキ
山吹
バラ科写真は八重咲きのもの。八重でないものはキンシバイと見間違えやすい(やすくない?)。
 八重でないヤマブキ シロヤマブキ
ヤマボウシ
山法師、山帽子
ミズキ科実は癖のある甘み。自生してる例は見かけませんが。
ユキヤナギ
雪柳
バラ科花が丸く集まるのはコデマリ(小手毬)。
ランタナ
lantana
クマツヅラ科和名:シチヘンゲ(七変化)。草ではなく木です。色のパターンはいろいろですが、よく見かけるのはこの写真のようにピンク花の中に黄色い花があるものです。
 実  色違い
レンギョウ
連翹
モクセイ科ユキヤナギと同時期に咲く可憐な花。
ロウバイ
蝋梅
ロウバイ科蝋の花のようなヴィジュアルです。
 [おまけのプランター野菜]
シュンギク
春菊
キク科なかなか咲かず、ヤキモキ。咲いてしまうと、花に栄養を取られて、野菜としては使い物にならず。
 花を拡大
スイカ
西瓜
ウリ科勝手に生えてきたスイカ。小さいプランターなので大玉は期待できません。実のなる雌花は雄花に比べて少ない。
ピーマン
poivron(仏)
ナス科株一つで次々咲く。次々実がなる。頑張れピーマン。
ラディッシュ
radish
アブラナ科ラディッシュの菜の花はピンクだった。
レタス
lettuce
キク科レタスの花は朝に咲いて昼頃にはしぼみます。