長岡京市の裏百景 ヌスビトハギの庭
ヌスビトハギは何種かありますが、見かけるのは2種のみ。ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ。よく見かけるのはアレチヌスビトハギのほうで、たいがいの人はこちらをヌスビトハギと呼んでいます。植木鉢に生えているアレチヌスビトハギ。勝手に生えてきたのでしょうか。 アレチヌスビトハギの群落。長岡天満宮です。あちこちに生えています。ここはトイレの前の小さな空き地。 この空き地にヌスビトハギも生えています。エリアを分けて棲み分けていますが、同じ場所に両者が生えるのは珍しいのです。なのでここを「ヌスビトハギの庭」と呼ぶことにします。史跡に指定するほどではありません。 手前がヌスビトハギ。奥にアレチヌスビトハギ。 トイレです。 葉っぱの比較。似てますが、左がアレチヌスビトハギで右がヌスビトハギ。 太い部分が地下茎。どちらもアレチヌスビトハギです。アレチのないヌスビトハギは株数が少なすぎるので、掘り取るに忍びず。たぶん同じようなものと思う。 地上の茎だけ刈ると、地下茎からすぐに新たな茎が伸びてきます。地下茎を取ればかなり抑えられるけど、やはりまた生えてくると思われる。小さい株では太い地下茎がないことが多い。おそらく地下茎だけ掘り取っても、根から直接茎が立ち上がることがあり、そのあとで地下茎が肥大するのだと思う。 根は長いので、完全に除去するのは難しい。細かい根は再生しないだろうけど、どの程度まで残ってたら再生するのかは、今のところわかりません。 種(ひっつき虫)。左がアレチヌスビトハギで右がヌスビトハギ。 2021.7.26 [追記 2021.8.30] 地下茎からピンクの新芽。地下茎を放置したらこんなふうにどんどん出てきます。 |