行ったときは秘境と認識してなかった。地図に載ってるし、そこそこ知られてて、行ってる人も少なくない。そんな場所を秘境として認定しません、本来は。
実際に足を運んでわかったが、妙に行きにくい場所だった。箕面の森の側から入ったが、通常のアクセスルートは池田市の端っこの住宅地にある登山口からのルートです。
ここの道がくせもの。途中からはひどい荒れ道になる。川に沿って遡上するルートだが、両岸の歩けそうな場所を探しながら何度も渡渉する。
ルートには荒れ果てた廃墟が立ち並ぶ。秘境ムードがぐっと高まる。こんなところに人が住めたということが信じ難い。
一心寺という寺もよくわからない。池田市は空き家所有者を探してるようだけど、望み薄だね。廃墟を撤去しない限り、滝へのルートは整備されない。つまり、半永久的にこのまま。
滝そのものは立派。見ごたえがあり、観光資源になる。ただやはり荒れ果てたルートがネックになって、池田市としてもアピールできない。
全長27メートルとか、いろいろ数字はありますが、上のほうが木々に阻まれて隠れています。
ワイルドな滝道。
ロープ設置。滝壺へ向かう人向けか。
箕面の森のほうはちゃんと道があります。けど、コース案内がほとんどありません。
箕面の森からのルート途中にあった、唯一の石澄滝の標識。山友会サマサマ。
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