鴫谷川水路橋(鴫谷川跨道橋) 最寄り駅:阪急桂駅(少々遠い) 今回はエリアではなく、単一のスポットを紹介します。 鴫谷川(しぎたにがわ)は、とりたてて美しくもなく、なんということもない水路です。 一箇所だけ、スポットライトの当たる場所があります。鴫谷川跨道橋(水路橋)です。物集女街道の、千代原口交差点より少し南にあります。道路の上に橋がかかり、水路が通ってます。 かつては「これって何よ?」と不思議に思ってました。「鉄道遺跡?」なんてことがあるわけない。川です。京都市内で道路の上を越す天井川は、ここ以外に知りません。たぶんないと思う。 橋の上を渡れないかなと思った。この水路は隔離されていて、ほとんどの流路で中に入れないようになっている。なので無理やり入る。 上は地図のA地点。ここしか入るとこないです。ここから立入禁止区間を延々歩きます。天井川の中です。周囲から丸見え。 橋の上には立てませんでした。橋の上に歩道部分がなかったのです。さすがに水路の狭いへりの上に立って写真を撮る、というバカな真似はできません。 コンリート橋の上で、ちょっと角度を変えて撮影。これで状況がよりわかりやすくなっただろうか。水路の右側に遊歩道の先端が見えている。 遊歩道の先端から。下から見るより高く感じられる。へりの幅はせいぜい15センチぐらいか。残念です。 下の写真は支流の分岐部分。北へ向かっています。支流も本流も9号線をくぐり、それぞれ別の竹林の中から流れてくる。 こちらは跨道橋の下流側。遊水池に入る手前です。ここで天井川は道の下へと一気にくだる。 遊水池からは、下の写真、左上方向にある水路へ。あとは住宅地の中を一路東へ。こっちは特に見どころもなさそうなので、探索しませんでした。 遊水池の脇に祠が二つあり、鳥居まで立っている。Googleマップではこの場所に「神社」とだけ記されている。誰が新規の場所申請したか知らんが、「祠」という言葉を知らなかったのか。祠の名前がどこにも記されてないからといって、「神社」だけで申請する? それをまたGoogleのスタッフが承認するって、どうかしてる。 2019.1.25 |
[追記2021.9.30] サンダル持参すりゃ橋を渡れることに気づき、実践。今回はB地点のフェンス越えで侵入。Aから入るほうが楽だったな。 いつもは閉まってるはずの中間地点のフェンスが開いてた。作業員が来てるのかと思ったが、無人。 立入禁止の遊歩道。まわりの家でベランダに出てる人もいるけど、こっちを見て見ぬ振り。変な人を刺激しちゃいけません、てこと? 跨道橋の端っこから。見てのとおり、水量は多くない。 水路におりてみました。 橋を渡った。つい、足元ばっかり見てしまう。 最初の大きな落差のあるところ。下段の手前部分が大きく掘り下げられている。降りるのは諦めました。 帰る時もついうつむきかげんになる。けつまずいてひっくり返るのを心配して。 以上、警察に通報されることもなく、無事戻ってこれました。 |