悪党列伝

『ボーン・アイデンティティー』のマンハイム

ラッセル・レヴィ=マンハイム

『ボーン・アイデンティティー』のマンハイム
2002年度作品 監督:ダグ・リーマン 出演:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジュリア・スタイルズ、ブライアン・    コックス、クリス・クーパー、クライヴ・オーウェン、ラッセル・レヴィ、ほか 原作:ロバート・ラドラム『暗殺者』 配給:UIP


 何度も観ている映画です。ちょっと引っかかっていることがあって、また観てみま した。気になってるのはラッセル・レヴィ演じるマンハイムという殺し屋のこと。  マンハイムは、CIAのトレッドストーン計画の責任者がジェイソン・ボーン(マ ット・デイモン)殺害を命じた3人の殺し屋の一人。他の二人はジェイソンによって 返り討ちにあい、倒される。マンハイムはジェイソンとの対決がないまま、別の任務 を遂行して映画の中で生き延びる。  この経過からすれば次作『ボーン・スプレマシー』での登場は当然だが、なぜか登 場シーンはなかった。不自然に感じて調べる。  『ボーン・スプレマシー』では、マンハイムの役名がジャルダ(Wikipediaではジャ ーダという表記もある)となっていて、マートン・チョーカシュが演じている。奇妙 な変更だ。事情を調べる。調査は基本的に英語のサイトで。日本語のサイトではろく な情報が出ないので。 マートン・チョーカシュ=ジャルダ

 上記の写真がジャルダ。なんとなくマンハイムと近い雰囲気もあるが、マンハイム にあった丸出しの凶暴さがなく、知的な印象がある。  このシーンでジャルダはジェイソンに言っている。「(トレッドストーンは)誰も いない あれは終わった 残りは俺たちだけ」と。トレッドストーン計画の生き残り はジェイソンとマンハイムのみ。つまりマンハイムがジャルダだということになる。 このことを指摘するサイトは他にないみたいだ。  英語サイトで調べても事情はわからなかった。なんとなく状況がうかがえる情報は ありました。暴行容疑で逮捕され、収監されています。ただしこれは2012年のこと で、映画出演よりずっとあとです。くり返し暴力事件を引き起こして刑務所入りして いるようですが、映画出演時も事件を起こしていたのかどうかは不明です。  ラッセル・レヴィは映画出演歴がわずか1本。『ボーン・アイデンティティー』の みです。他に短編、テレビシリーズ、ビデオゲーム出演があって、全部合わせても8 本です。強烈な個性を感じさせる俳優で、悪役を中心に活躍できそうなのに残念でな りません。  この映画については語りたいことが山ほどあるのですが、ページの趣旨から外れる ので、封印します。    2024.6.29




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