ホームポジション物を整理するときって、よそのお宅ではどうしてるんだろう。僕自身、体系的に考えて整理してるわけじゃない。ほぼ直感。なので、よそのお宅も似たようなものかな、と。整理という概念が存在しない人もいるかもしれない。でも、整理してないと確実に人生のロスタイムは増加し、ストレスを生みますよ。 うちでは一つだけはっきりしたルールがある。特定の物は特定の戻り位置がある、ということ。使ったあとは原則的に元の位置に戻る。ひんぱんに使う物ならなおさら場所が固定される。 探さなくていいなら、時間や手間が省けるという以上に、精神的な効用が大きい、ということは説明するまでもないでしょう。 もう一つルールがあるとすれば、なるべく予備を持たないということ。予備はあっても使わず、まとめてしまい込んでいる。 探すときに便利だからと、あっちにもこっちにもハサミ置いてる、なんてことはないですか。台所と居間のように、別空間であるならまだしも、同じ部屋に同じ物をいくつも置くのは感心しません。管理が粗雑になり、どこに戻したのかわからなくなり、探すのに手間取ることになる。便利なようでも結局は不便。 戻り位置のことをホームポジションと呼んでます。ここだと決めた場所を原則的に動かさない。やむなく変更する場合は、意識的に新たなポジションからの出し入れを何度もくり返し、体に覚えこませる。 目をつむってもだいたいつかむことができます。隣の部屋の明かりをつけないまま、見えてない剪定ばさみを取ってくる、ということもできる。 物が多いより少ない方が探しやすいし、片づけもしやすい。いうまでもないことですね。少なくするには、新たに持ち込むものを最小限に制限すること。必須のものしか買わない(もらわない)。予備も最小限に。なくなってから買ってもいいものは予備を持たないようにする。 生活必需品は知らず知らずのうちに散乱する。床とテーブルの上が乱雑になっていき、掃除するにもじゃまになる。それを防ぐ方法の一つ。棚などの側面を活用する。 ティッシュボックスは両面テーブで棚側面に固定しています。電卓。面ファスナー(マジックテープ)でくっつけてます。取り外しが可能なようにですが、くっつけたままでも使えます。 台所の調理器具は、フライパンなど、上から吊るせるものは全部吊るす。すきま空間を立体的に利用すると、見えてるから探す必要ないし、場所をとらない、じゃまにならない。金属製の吊り下げ金具をねじこむ。ぶつからないよう、落ちないよう注意しさえすりゃいい。とる、かけるが、ワンアクションでできる位置につけます。 要るものが天井から自動的に降りてきたら、いうことないんですけどね。 ひょっこり通信 2016.2.28 |
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