一億総研究者



ドーナツ穴研究室



 近い将来、AIとパソコン、ロボットに人間の仕事の半分は奪われる。ひょっとすると9割以上かも。

 それならそれでいいじゃないのと思う。いきなり全部の仕事が奪われたらパニックになるが、過去の技術開発の歴史を振り返ればいい。徐々に置き換わることで人間の仕事も徐々にシフトしていったではないか。

 今すぐではないが、工業も農業も鉱業も林業も牧畜も漁業も流通も小売も事務も検査もみんな、パソコン、ロボット、自動機械に代替可能。置き換えることによって生まれる利潤が国家予算の原資となる。

 ほとんどの仕事が奪われてしまった人間はどうしたらいいのか。すべてが置き換わるわけではない。人間にしかできないことをやればいい。

 対象を日本国一国に限定するが、一つのプランとして、全員が研究者になったらどうかと考えている。私、理系だめだし、なんて言わないで。文系の研究もあります。国語学や心理学など。要は、各人、自分の興味の向く部分に特化して研究すればいい。

 成果が出る出ないは無関係。研究してリポートを出しさえすれば報酬が出る。リポートのチェックはAIにお任せ。そういうシステムを構築すればいい。

 政府が利潤を出している企業から徴税し、国民全体に配布するというシステムが当たり前になれば、誰もその形に疑問を持たなくなる。

 ベーシックインカム(BI)と同じじゃないかと言われそうですが、研究という仕事を持つことを前提とする点で異なる。何もせずに金だけ受け取るBIは、ほとんどの人間から生きがいを奪い、腐らせる論外なシステムです。

 研究、特に理系の研究は、1000の花のうち一つのナスビがなるようなもの。当たりだけに絞り込んで研究することができない。裾野を広げ、研究対象を幅広くすることが肝心。総員で研究すれば、それだけ稔りが多くなる。

 研究したいテーマが何もない、という人はどうする? そういう落ちこぼれはアーティストかクリエイターにでもなりなさい(笑)。

 僕なら研究対象に何を選ぶだろうか。考えると楽しくなる。えっ?あんたはクリエイターにでもなりなさいって?(苦笑)


ひょっこり通信 2020.2.9





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