以前、地元長岡京市から嵐山・嵯峨へ抜ける最適なサイクリングコースを考えてました。最大のネックが向日市でした。最短コースの物集女街道(新西国街道)が、向日市の中心部で狭くなっている。 車の通行量の多い道で、快適ではない。ここを回避するとしても、どこを通っても遠回りになる。物集女街道の一部は拡幅されましたが、中心部の全行程が拡幅されるのは何十年も先でしょう。 ということで、とりあえず縦断コースの策定は保留とし、西ノ岡丘陵(向日丘陵)を南北に抜ける最適コースを探ることにしました。 ここは緑地域の大半が整備竹林で、要するに畑です。なので道があっても通行禁止。車も通るアスファルト道しか通行できない。山道を自由に歩き回れる里山とは異なるのです。そこのところが大きなネックになる。 勝山緑地 まずは南端の向日神社のお山から。向日神社から北へ抜ける道の右側に勝山公園と元稲荷古墳、左側に勝山緑地がある。その先はかつての桜の園です。その延長線上に五塚原古墳へ行く最短ルートがある。 はり湖山山頂 五塚原古墳は立ち入り禁止になってるが、台風被害のため、危険だからとある。中の遊歩道はすべて、倒木の片づけ処理が終わっていて、危険はない。なにゆえに立ち入りを制限するのだろう。 入り口は3箇所。どれも金網フェンスで封鎖してるが、入れないことはない。街中にある貴重なアウトドア空間。開放すべきだ。いたずらされそうな設備もないし。 墓地下の階段 墓地下の階段は45段あります。高さはしれてるんですけど。 墓地の全景 広々とした墓地です。 竹の径入り口 丘陵の中を縦断するルートとしては、竹の径(西ノ岡竹林通)が一般的です。他にもなくはないが、無理やりなコースになる。 タケノコを作ってる竹林はいわば畑なので、基本的には通らない。放置竹林や雑木林は畑じゃないので、通ります。 無粋なゲート 竹の径の南側入り口からすぐ、新池方面へと続くハイキングルートがあるんですけど、無情にも頑丈なゲートで閉ざされています。さすがにこれを乗り越えるのは難しい。 裏道入り口 竹の径入り口手前の右にも道があります。この裏道は、小学校のフェンスに沿って続く。ここから、五つの池をめぐるハイキング道へ、楽々入ることができる。 弁天池 五つの池は、西南の最小の池から順々に下っていきます。大雨の時の洪水を避けるため、段階を追って水を貯められるようにしたんでしょう。 新池 新池から物集女西浄水場の北側に抜ける道を探したけど、なかった。 鎖のゲート ということで、やむなく竹林の道に侵入。一部整備竹林を歩きます。ほんの50メートルほど。物集女配水池の貯水タンクをめざしてください。竹林の主に見つからないよう、くれぐれも注意すること。 回生病院脇から、ハマリ池と青屋池の間へのルートはわかりづらい。とにかくいちおうは池の西側の道へ通じている。実際に行ってみると、行者池とハマリ池の間に、小さいがもう一つ池がある。その北辺のルートに迷いこむとドツボだ。ウルシがいっぱい生えています。 竹の径からの分岐 主池は、東側と西側、両方から南西へ向かうルートがある。東側の道は竹の径に通じています。一部、整備竹林を通ります。通させていただきます。上の写真は竹の径側からの入り口。 西ノ岡丘陵はまだ北へ向かって伸びていますが、南北に長くなりすぎるので、とりあえずここまで。 2019.8.13 [2022.7.18追記] 地図を国道9号線まで北に伸ばしました。しかし残念ながら、9号線まで抜けるルートを見つけられませんでした。 整備竹林の広いことがネックになりました。ようするに通行することが困難だということです。 地図が縦に長くなっただけで、広げた意味はなかったのかも。大きすぎるので縦横1割縮小しましたけど。 |
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