独裁者の片づけ方![]() 若いころに考えていた。アフリカの後進国で権力を握った者が必ず腐敗する。金欲に溺れ、途方もない贅沢に明け暮れる。これらみな、触れたこともない多額の金を手中にしてその魅力に酔いしれ、狂ったんだろうと思った。 これはアフリカに限ったことではなかった。ほとんどの独裁国家に当てはまる。アフリカの国々はその中で特に腐敗が激しかった。 個人による独裁はその最期が悲惨になりやすく、ハッピーエンドが少ない。個人ではなく軍による独裁の場合、リーダーが継承されていくのでなかなか終わらない。特に世襲独裁という形を持つ北朝鮮は厄介で、終わらせることが難しい。 独裁者たちの最期はそれぞれさまざまで、定型パターンは見出し難い。人並みに天寿を全うするバチ当たりもいる。金日成、スターリン、ウガンダのアミン、ジンバブエのムガベ。逆に悲惨な最期をとげた悪党は、ヒトラー、ムッソリーニ、サダム・フセイン、カダフィ大佐、カンボジアのポル・ポト、ルーマニアのチャウシェシュク、などなど。 終身独裁者のスターリンは大往生と言い難い。発作で倒れてるのに、警備責任者は怒りを買うことを恐れて寝室に入らず、結果として発見が遅れて死亡した。周囲の人間を粛清しまくったがため、自ら墓穴を掘った例だ。 独裁者お片づけマニュアルがあれば一匹ずつでも始末していけるだろうけど、残念ながらなさそう。ないどころか、時代がくだるごとに奴らは狡猾になる。力で押さえ込み、情報を一元化して洗脳する。極小国家の北朝鮮のやり方は、大国であってもある程度有効と学んでいる。残念なことだが。 それぞれの独裁者を追っていくと、彼らはみな強者に見えつつ、内面の弱い姿が垣間見える。自分を倒す可能性のあるものを恐れている。恐れているからこそ強引に粛清する。いくら粛清しても不安が解消することはない。怯えの対象は次々現われ、心が安らぐことはない。 中国のような集団独裁の場合、引退した(もしくは引きずりおろされた)時が恐ろしい。後継者から粛清される危険がある。なので絶対降りないし、ナンバー2以下を徹底的につぶす。 独裁者を倒すのは、権力の内部、他国の関与、国民の一斉蜂起。権力内部で疑心暗鬼が広がるよう、SNSを通じてそそのかし続けることが有効かも。 国民が立ち上がるには、国の経済が破綻してインフレ地獄になることが必要だ。年率三桁というハードなインフレになれば、国民の尻に火がつき、動き始める。 ロシアは経済制裁の間接的影響で、輸出入の決済が滞りだした。各国の金融機関が制裁を恐れて決済を渋ってるんだ。輸入が止まると物不足に陥り、インフレが加速する。輸出が止まると金欠になる。物不足と金欠で、ハイパーインフレと超絶不況が同時に襲ってくるかも。 何かが起きうる状況を想像し、その状況が発生しうる条件をとことん探りたい。起こる時はいつも前触れなしにいきなり起こる。画期的な方法はない。状況を動かしうる一押しをそれぞれの立場で試みるしかないのか。 ひょっこり通信 2024.6.16 |
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