『錆びた黄金』1983年
監督:ニコラス・ローグ
原題:Eureka
別の曲を探してる途中に出てきた曲。ヴァイオリン独奏と思います
が、聞き覚えありません。音が低めなのにジョー・ペシが喋りまく
ってて、音声検索が機能せず。
フルムービーは埋め込み不可でした。通常のリンクで。
"Eureka" 1983 - YouTube 49:50から
ヴァイオリン独奏曲?
『ガールフレンド』1978年
監督:クローディア・ウェイル
原題:Girlfriends
再び『ガールフレンド』です。前にあげた曲も不明のままですが、
クラシックの既成曲っぽいものが新たに出てきました。前の曲と
今回のとは別の曲と思います。
後半で使われている曲とエンドクレジットで使われている曲は、
ひょっとしたら同じ曲の別の部分かもしれません。
ピアノとヴァイオリン1
ピアノとヴァイオリン2
『点と線』1958年 監督:小林恒夫
旅館に投宿している男に電話がかかった時に流れてくる歌。これ
がなんだったのか、知ってる歌なのかどうかも不明です。ロシア
民謡だったかも。
(YouTube映像は削除されました)
音声データ 1:13:02から
『ガールフレンド』1978年
監督:クローディア・ウェイル
原題:Girlfriends
断片映像です。冒頭からの曲は既成曲っぽくないんですけど、
停電でデクレッシェンドするので、LPを聴いてるという設定
らしく、気になってます。
京都シネマで来春リバイバル公開の予定で、観る予定にしてい
ます。初公開の時、ぜんぜん客が入ってなかったのに再公開が
決まって嬉しいのですが、本当にやってくれるのかどうか心配
です。
最初から
ピアノとヴァイオリン
『ジェロニモ』1994年 監督:ウォルター・ヒル
原題:Geronimo: An American Legend
舞踏会の曲はクレジットなし、IMDbなし、サントラリストになし。
曲検索も反応なし。これは手強そうです。
舞踏会の曲 本編の38:45ぐらいから
『ヨーロッパ新世紀』2022年 監督:クリスティアン・ムンジウ
原題:R.M.N
5か国語が入り乱れる多国籍映画。ルーマニアのトランシルヴァ
ニアが舞台の映画です。音楽も多国籍でいろいろ登場し、日本の
曲がテーマ曲のように使われています。
気になったのはロマの音楽かと思うんですが、パーティーの中で、
特に2曲目は聞き覚えがあります。なんとかして見つけたいと思
います。
ロマの音楽? 本編の50:08ぐらいから
上に同じく 本編の50:57ぐらいから (判明)
↓
> 「ヨーロッパ新世紀」の 2番目は「Bella Ciao」です.
映画使用曲としてあがってました。やはり有名曲。
『ヒンターラント』 2021年 監督:ステファン・ルツォビツキー
原題:Hinterland
2箇所で登場するピアノ曲です。聞いたことありません。映画オリ
ジナル曲の可能性もあり。音声データは聞き取りやすい二つ目のほ
うをあげておきます。
劇場で観た映画ですが、エンドクレジットではブルクミュラーの名
前がありました。これかもと思ってYouTubeで聞いた練習曲の中に
は見当たりませんでした。
もう一つピアノ曲。カフェで女性が演奏しているもの。こっちは既
成曲と見て間違いないと思う。
別のバーのシーンのヴァイオリン曲は、ひょっとしたら有名曲かも。
それらしい曲を聞いてみましたが、一致せず。
ピアノ曲1 本編の19:51から
ピアノ曲2 本編の31:21から
ヴァイオリン曲 本編の1:04:52から (判明)
↓
> 「ヒンターラント」の 3番目はこれです.
> Lied und Czardas aus der Operette "Zigeunerliebe" -F.Lehar
> 映画のものはヴァイオリンとピアノの編曲のようです.
レハールのこのオペレッタは初登場。エンドクレジットでレハール
は2曲あがってましたから、これでぴったり。
『カブ 戦慄のサマーキャンプ』2014年
監督:ジョナス・ゴーファート
原題:Welp / Cub
ボーイスカウトのカブ隊のコーラスです。賛美歌のようで、サント
ラ盤になかったので既成曲と思ったんですが、見つける手掛かりが
乏しい。同じ曲を2個所で歌ってます。歌詞が同じなので同一曲と
判断しましたが、ヘタなせいか、同一なの?と思うほど。
歌が何語かわからないことも調査を難しくしています。フラマン語
かもしれません。
賛美歌 23:17からの歌
賛美歌 44:36からの歌
『ギリシャに消えた嘘』2014年 監督:ホセイン・アミニ
原題:The Two Faces of January
知らない曲なので映画オリジナルだろうと、サントラ盤を聞いて
みたら、全部ハズレ。オープンカフェでかかっている曲です。
3:11から
ヴァイオリン曲
『クレイマー、クレイマー』1979年 監督:ロバート・ベントン
原題:Kramer vs. Kramer
一曲だけ不明がありました。ジャスティン・ヘンリーとメリル・
ストリープの再会シーン。
エンドクレジットの曲のどれにも当てはまらず。バロック風に作
ったオリジナル曲かなと思ったんですけど、音楽監督がクレジッ
ト(オープニングとエンド)にないのも気になります。
トランペットの曲 本編1:11:49から 音は大きめで、短い
『エノケンのびっくりしゃっくり時代』 1948年 監督:島耕二
YouTubeもないので映像を提示できません。
メドレーの中で有名な既成曲が混じってるのですが、さっぱりわ
からず。歌詞がないと見つけるのに苦労する。
笠置シズ子のグループが歩きながら歌っている長い曲は、映画オ
リジナルの可能性が強いけど、念のためにあげておきます。
エノケンが逃げ回っているシーンでのメドレーの最初の曲。この
あとに『カルメン』の曲が並ぶので、これも『カルメン』かなと
思ったけど、見当たらず。超有名な曲の中途旋律なのですが。
メドレーの中の断片曲 本編の23:37から(判明)
笠置シズ子らの歌 本編の41:53から
エノケンのメドレーからの曲 本編の44:25から(判明)
↓
三つ目、わかりましたが、意外にもマイナーな部分。
カルメンの第3幕冒頭曲。
唯一、シリー・シンフォニーの『おそろしい闘牛士』に使われ
ていました。われながらよく思い出したものだと…。
『おそろしい闘牛士』での音声データ
↓
> クラシックではありませんが,「浮かれルンバ」,「びっくり
> しゃっくりブギ」が歌われるという情報があります.
>
>
> 三番目の曲は「女優」で使われていました.(密輸入者の行進)
> 前に「女優」の曲を調べたときには動画は見つかりませんでし
> たが,今度はありました.
>
> 「密輸入者の行進」は 1:31:42 です.
> ざっと見てみたら,1:34:59 に「カルメン」の第4幕への間奏曲
> がありました.
↓
> 一番目の曲は「蘇州夜曲」です.
『健児の塔』 1953年 監督:小杉勇
軍歌や民謡、聞き覚えのないものばかり。映画オリジナルが混
じっていそうです。
軍歌は歌詞がまったく聞き取れません。
沖縄民謡らしい歌も聞き取りにくい。
(YouTube映像は削除されました)
軍歌 本編の10:55から
沖縄民謡? 本編の35:34から
↓
> 「健児の塔」の 1:18:19 にシューベルトの子守歌,
> 1:34:03 に「君が代」があります.
『悲劇の将軍 山下奉文』 1953年 監督:佐伯清
映画オリジナル曲かどうかが微妙な曲がいくつか。
山下将軍が聞いているかのような曲は、何かの既成曲と似ている
だけかもしれません。
負傷兵が歌ってる歌詞は存在しないようです。替え歌なのか。
軍隊ラッパがオリジナル曲と言うことはないと思いますが…。
(YouTube映像は削除されました)
山下将軍が聞いている? 本編の4:10から(判明)
負傷兵の歌 本編の24:23から
軍隊ラッパ 本編の1:18:47から
↓
> 「悲劇の将軍 山下奉文」の 4:10 は「水師営の会見」のアレンジ
> だと思います.
『白い夏』 1957年 監督:斎藤武市
一曲目は有名な曲。絶対わかるだろうと思ったのですが…。
二曲目と三曲目は映画オリジナルである可能性もある曲。どちら
も聞き覚えなし。
(YouTube映像は削除されました)
子守歌? 本編の28;04から
レコードの曲 本編の33:40から
芦川いづみのピアノ 本編の1:22:56から
↓
1曲目は『眠りの精』。わかってホッとした。
驚いたことに、当サイトでは初登場でした。
↓
誤ってシューマンの『眠りの精』に入れてたのが2本ありました。
『バビ・ヤール』 2021年 監督:セルゲイ・ロズニツァ
原題:Babi Yar. Context
ドキュメンタリ映画です。
いくつかあるんですが、行進曲風の2曲だけ。ウクライナにドイ
ツ軍が進駐したあとのパレードでブラスバンドが演奏した曲。
その後、ソ連兵がドイツを駆逐したあとのパレードで、同じよう
にブラスバンドが演奏。
前者はドイツの行進曲と思う。後者はソ連の行進曲だろうか。
行進曲1 本編の57:43ぐらいから
行進曲2 本編の1:22:44ぐらいから (判明)
↓
> 「バビ・ヤール」のクレジットの画像を送ります.
> 2番目は「モスクワに敬礼」ですね.
> "V put" March は入手したビデオでは 1:23:10 辺りにありました
> (2:00:49 のビデオ)
> ハイドンはドイツ国歌ですね.
『ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー』 2014年
監督:エリック・ダーネル、サイモン・J・スミス
原題:Penguins of Madagascar
曲クレジットには『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』があり
ます。アニメの中でモーツァルトらしき曲が使われているのは一
箇所のみ。でもそれは『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』じ
ゃないと思う。途中で変更されたのかなと思いましたが、曲は短
く、セリフがかぶさって聞き取りにくい。この条件下ではさすが
のSoundHounsも無反応。
モーツァルト? 本編の45:あたりから
↓
> 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のクレジットは
> Arranged by Sheldon Curry
> Courtesy of FirstCom Music
> となっています.
> たぶんこれだと思います.
> Classical String Quartet
> 1曲目
> これもサウンド ライブラリです.
> 不明曲も,どこかのサウンド ライブラリの曲かも知れません.
『パトリオット』 2000年 監督:ローランド・エメリッヒ
原題:The Patriot
音を取り出しはしたものの、くり返し聞くうちに映画オリジナル
曲の可能性が高くなったような気が…。ちなみに音楽監督はジョン
・ウィリアムズ
新兵募集シーンの行進曲 16:00あたりから (判明)
教会での賛美歌(かなり短い) 58:00あたりから
↓
> 「パトリオット」の 16:00 はこれです.
> YouTube - Prince Eugene's Medley
あっ、既成曲でしたか。こりゃまた失礼!
『ウンベルトD』 1952年 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
原題:Umberto D
アパートの大家らしい女性がオペラアリアのような曲を朗々と歌
ってますが、わかりませんでした。
フライクという名の犬を調べてて、ひょいと見つけた曲です。
(YouTube映像は削除されました)
女主人の歌声 本編の27:23ぐらいから
『無頼の群』 1958年 監督:ヘンリー・キング
原題:The Bravados
23:24のオルガン曲もわからないけど、こんな没個性な旋律では
どうしょうもない。映画オリジナル曲と決めつけます。
それに続く教会の少年合唱団は賛美歌と思いますが、これもひょ
っとしたオリジナル曲かも。酒場のギター曲は既成曲の可能性が
いちばん高そうです。この映画は判明した曲がゼロでした。
(YouTube映像は削除されました)
賛美歌? 本編の29:12から(判明)
賛美歌? 本編の35:27から
ギター曲 本編の1:20:01から(判明)
↓
> サントラ
> The Bravados (Original Soundtrack)
> The Hunter (Main Title)
> 29:12 は20曲目,1:20:01 は 17曲目です.
> “Traditional”,“Spanish California Folk Song”とあ
> るので,既成曲でしょうか?
> 35:27 はサントラに見当たりません.
『浮雲』 1955年 監督:成瀬巳喜男
以前観たことあるんですけど、曲を拾ってなかったことに気づき
ました。この2曲を除いて有名曲ばかり。1曲目は飲み屋で流れ
ていた曲。ジャンルが不明です。2曲目は旅館で流れていた歌。
どちらも聞いたことがありません。お手上げ状態です。
アコーディオン曲 本編の43:06ぐらい
屋久島民謡? 本編の1:41:24ぐらい
『停戦』 1953年 監督:オーウェン・クランプ
原題:Cease Fire!
わからなくて一旦は諦めてた歌。気になりだしたので取り上げま
す。日本の軍歌のように思ったんですが、歌詞がまったく聞き取
れません。日本語のようではあるけど、違うのかも。
日本の軍歌? 本編の27:26から
『噂の娘』 1935年 監督:成瀬巳喜男
前に調べたことのある映画を再度チェックしました。で、やっぱ
りわからなかった曲がひとつ。爺さん(汐見洋)が三味線で唸っ
てる曲もあるんですけど、こっちはまるっきりなので諦めてます。
ジャズ? 本編の34:53から
↓
> 2:31 と 3:28 は,これの 11:30,10:51 と一致します.
> YouTube - 一中節 菅野派 小春髪結の段
>
> 27:21 は小唄「世辞で丸めて」のようです.
↓
> 26:25 は,これの 5:34 と一致します.
> YouTube - 清元:明烏花濡衣(下)
ありがとうございます。これで邦楽は完了。
『ぼくの心はバイオリン』1961年 監督:セルバンド・ゴンザレス
原題:Yanco(メキシコ映画)
大昔に観た映画を再見。既成音楽かオリジナルかわからないもの
が頻出する。今、気になってるのは、教会のパイプオルガン伴奏
で女性たちのコーラスしてる曲。これは既成曲でしょう。でも難
しそう。
賛美歌? 本編の1:08:40から
『決闘!ブーツヒル』
1958年 監督:ジーン・フォウラー・ジュニア
原題:Showdown At Boot Hill
ダンスの伴奏で演奏されている曲。しっかりと聞き覚えはあるの
に、どこで聴いたのかがわからない。たぶん音源を持っている。
サロンでのダンス曲 本編の40:25から
ヒントにならないかもしれませんが、かつて聞いたことのある音
源は女声でした。ヨーロッパの古楽だったという記憶があります。
『キートン・ライズ・アゲイン』
1965年 監督:ジョン・スポットン
原題:Buster Keaton Rides Again
『キートンの線路工夫』の制作過程を中心にしたドキュメンタリ
です。観てるつもりだったんですが、初見だったようで。
超有名曲が二つわかっただけで、ちらほら不明がありますけど、
二つの曲に注目。
歓迎会?のコーラス 本編の29:10から
有名旋律? 本編の34:56から
『低開発の記憶 メモリアス』1963年
監督:トマス・グティエレス・アレア
原題:Memorias del subdesarrollo
10年以上前に劇場で観てますが、音源を持ってなかったので確
認できていませんでした。確認すると3曲が不明。3曲目は音源
が二つありますが、後のをとりました。コメントではブローウェ
ルだと言ってるのですが、これは知らない曲。
街ゆく人々を映すシーン 本編の15:03から
舞踏会シーンから 本編の24:50から (判明)
ブローウェル? 本編の51:45と52:36から (判明)
↓
3曲目はエンドクレジットにもありました。ブローウェルは映画
の音楽担当。オリジナル曲と思います。
2曲目は『酒・女・歌』でしたね。認識していませんでした。
『透明人間現わる』1949年 監督:安達伸生
部屋で喜多川千鶴がピアノを弾いている曲。ラグタイムのようで
すが…。
ラグタイム? 本編の14:07から
『血と砂』1965年 監督:岡本喜八
少年軍楽隊が演奏している。ジャズだよね、と思うけど、ジャズ
にはからっきし弱い。
(YouTube映像は削除されました)
ジャズ? 本編の3:01から
『あれが港の灯だ』 1961年 監督:今井正
バーのパーティで歌ってるじいさんの歌ですが、どういう類の歌
かさっぱりわかりません。判明は難しいだろうと思うけど、気に
なってます。
山本麟一?の歌 本編の1:18:02から
『五人の兄妹』 1939年 監督:吉村公三郎
家での卒業祝いで歌っている歌。一聴して軍歌と思ったんですが、
判明せず。
卒業祝いの歌 本編の1:18:02から
『虹立つ丘』 1938年 監督:大谷俊夫
オリジナル曲だろうなと思いつつ、備忘録的に残しておきます。
子役の高峰秀子が歌っています。
高峰秀子の歌 本編の32:46から
↓
歌詞の一部に「強羅のホテル」とあります。映画の舞台で、実
在の温泉町。
ただしこの歌に関する情報は見つけられていません。
歌詞を入れときます(「◯」は不明部分)。
「緑輝く高原に のぼる湯けむり楽しく招く 若い命の旅ゆく夕べ
◯◯◯強羅のホテル」
『シューベルト物語』1970年 監督:エットレ・M・フィザロッティ
原題:Angeli senza Paradiso
イタリア映画です。シューベルトがイタリア語で喋ってて、違和
感があります。珍品と言うべきか。
(YouTube映像は削除されました)
シューベルトが女性相手にレッスンしてる曲は、サン=サーンス
のピアニストのように聞こえるんですけど、年代的に合わない。
原曲の練習曲が存在するのかと思って、フランス語のWikiも見た
けど、わからず。ハノンの1番がちょっと似てるか、ぐらい。
ピアノ連弾曲 本編の43:20あたりから
次のは教会のシーンですが、オリジナル曲かどうかもわからない。
オルガン曲 本編の1:19:56あたりから 判明
蛇足ですが、『未完成』の第3楽章が三回も登場します。これは珍
しい。
『未完成』第3楽章 本編の1:25:07から
↓
> オルガン曲はサントラにあります.
> Vorrei che non suonasse l'organo
映画オリジナルでしたか。
『MISHIMA』
1985年 監督:ポール・シュレイダー
原題:Mishima A Life In Four Chapters
楯の会が行進するシーンのマーチ?は知らない曲。映画オリジナ
ル曲ではないと思うんですが。
(YouTube映像は削除されました)
マーチ(少し音が大きい) 本編の1:17:36から
『風と樹と空と』 1964年 監督:松尾昭典
吉永小百合が駅に見送りに来ようとしたラスト近くのシーン。
聞き覚えはありませんが、オリジナル曲か既成曲か、微妙です。
(YouTube映像は削除されました)
弦楽四重奏曲 本編の1:22:44から
『おらおらでひとりいぐも』 2020年 監督:沖田修一
東京オリンピックの報道のあと、この曲が。ファンファーレは有
名な今井光也の曲しか頭にありません。蒼井優のセリフも入って
ますが、東京オリンピックの曲としか思いようがない…。
ファンファーレ 本編の38:53から
『私の鶯』 1944年 監督:島津保次郎
ミュージシャンの話で、音楽がたっぷり出てくる映画です。
最初のほうのロシアの歌がことごとくわかりません。中段あたり
からはロシア民謡らしいのを除けばほぼ判明したと思います。
ロシアの歌1 本編の1:33から
ラズモフスキー伯爵が船の上で歌う
ロシアの歌2 本編の9:06から 判明
ピアノ伴奏でディミトリーが歌う
中途、別シーンがはさまっている
ロシアの歌3 本編の16:ぐらいから(2と同じ曲) 判明
レコードからディミトリーの歌で
↓
> 「私の鶯」の 2番目と 3番目が判りました.
> Mikhail Glinka: Songs - "Doubt"
『母は死なず』 1942年 監督:成瀬巳喜男
聞き覚えがあってわからない歌。ラテン音楽のようにも思えるん
ですけど。歌ってるのは轟夕起子です。
(YouTube映像は抹消されました)
ラテン音楽? 本編の1:28:25から
『太陽は狂ってる』 1961年 監督:舛田利雄
浜田光夫と川地民夫が逃げ込んだ教会で、少女がオルガンを弾く。
あっさり判明しそうな曲だったけど、う〜む。バッハでしょうか。
YouTube映像は抹消されました。
オルガン曲 本編の1:00:52から
『雲は流れても』 1959年 監督:ユ・ヒョンモク
Even the Clouds are Drifting (Gureumeun Heulleodo)
『にあんちゃん』の韓国版です。
ラストの歓迎会式典での吹奏楽は既成曲と思うんですが、聞き覚
えはありません。曲の雰囲気では韓国の曲でもなさそう。そんな
に無名な曲とは思えないんですが、なんともわかりません。
行進曲 本編の1:31:50から
『故郷(ふるさと)』 1937年 監督:伊丹万作
オープニングクレジットの軍歌らしい歌は聞き取りにくく、苦戦。
少年が木に登るシーン(11:29)から長い曲はバロック音楽のよ
う。同じ曲が26:59でも使われている。
その直後の29:45からは別の曲が長く。どれもお手上げ状態です。
映像は2時間以上ありますが、映画は1:23:46で終了。
音声データ1(軍歌) 本編の1:12から 判明
音声データ2 本編の26:59から
音声データ3 本編の29:45から
↓
> 軍歌が判りました.「水師営の会見」です.
> 映画の一番最後は「コジ・ファン・トゥッテ」序曲です.
ラストの曲は短かったので諦めてました。
『戒厳令』 1973年 監督:コスタ=ガヴラス
原題:État de siège
冒頭近くでの葬儀シーンのオルガン曲。二つはたぶん別の曲。
無理っぽくて諦めようとしかけて、監督の代表作をぞんざいに扱
うのもどうなのかと、思い直しました。
YouTube映像は抹消されました。
音声データ1 本編の8:22から
音声データ2 本編の9:18から
↓
> 「戒厳令」の曲,オルガン曲は判りません.
> Los Calchakis の曲はサントラがあります.
> Bande Originale Du Film Etat De Siege
> State of Siege
>
> YouTube でフル トラック聴けます.
> State Of Siege OST
>
> 二つのアルバムで一部曲名と収録順が違っていますが,
> 多分曲は同じです.
> 曲名はこのように対応するようです.
> Libertadores → State of Siege
> L'Americain → The Americain
『海の王ネプチューン』 1932年 監督:バート・ジレット
原題:King Neptune
一部の有名曲以外はさっぱりわからず。既成曲の可能性ありそう
なのだけピックアップしました。
(YouTube映像は抹消されました)
音声データ1 ネプチューンが歌う 0:21 (判明)
音声データ2 魚たちのパレード 0:47
音声データ3 海賊たちの宴 1:51 (判明)
↓
> 「海の王ネプチューン」の 3番目は「Blow the Man Down」
> です.
> 4:56 は「Polly Wolly Doodle」っぽいですね.
>
> 「ウィリアム・テル」序曲とあるのは,たぶん「軽騎兵」序曲の
> 間違いでしょう.
>
> ウェブの情報によると,この映画ではオリジナルの主題歌が使わ
> れているらしいので,1番目はオリジナルの可能性が高いかなと
> 思います.
>
> ここに作品の草案があります.
> Disney’s Silly Symphony “King Neptune” (1932)
>
> 最初のところに
> CU Neptune on shell throne singing
> "Neptune, King of the Sea."
> とあります.この歌のタイトルは(少なくとも草案の段階では)
> 「Neptune, King of the Sea」のようです.
苦戦しましたが、だいたいのところは見つけていただきました。
ディズニーのアニメはメジャーな曲ばかりとは言えないので、
案外難しい。
『木靴の樹』 1978年 監督:エルマンノ・オルミ
原題:L'Albero Degli Zoccoli
調査に長く時間をかけたものの、さっぱり進展しなくなったので、
ようやく諦めることにしました。調べるのが大変そうだから、ク
ラシック音楽以外は最初から除外してます。
まずは冒頭。教会で宗教曲を合唱してます(0:15)。
音声データ1
館のサロンで青年が弾いている曲(35:06)。
音声データ2 少々音が大きい
山菜採り?のシーン(2:00:24)。オルガン曲。
音声データ3 (判明)
修道院で合唱曲(2:32:08)。
音声データ4
↓
> L'albero degli zoccoli, 1978 (prima parte)
> L'albero degli zoccoli, 1978 (seconda parte)
> 3番目の曲は BWV 734 です.
>
> サントラがあります.YouTube でフル トラック聴けます.
>
>
> 同じメロディーで複数の曲があるようで,IMDb とサントラで
> BWV 番号が違ったり,船越さんの挙げている BWV 番号はまた別の
> ものだったりします.
> とりあえず,サントラの番号で言うと
>
> 前半のビデオ
> 16:10 辺り BWV 156 ≒ BWV 1056
> 39:20 辺り,51:30 辺り,56:50 辺り,1:05:40 辺り BWV 721
>
> 後半のビデオ
> 10:50 辺り,21:00 辺り,25:30 辺り BWV 478
> 16:30 辺り,28:10 辺り BWV 156
> 33:30 辺り BWV 734
> 46:10 辺り BWV 633 ≒ BWV 731?
> 1:07:00 辺り BWV 660
>
> サントラの曲が余りますね.まだどこかにあるのかな?
A Árvore Dos Tamancos
フル映像のURLを入れるの忘れてました。
『続・荒野の用心棒』 1966年 監督:セルジオ・コルブッチ
原題:Django
娼館の主人がラジオに合わせてヴァイオリンで演奏する曲がけっ
こう長い(8:59より)。映画のオリジナル曲という可能性もある
けど、なんとなく気になる曲です。
音声データ
『透明人間』 1954年 監督:小田基義
これもビジターからの質問です。三條美紀が歌っている2曲。
8分ぐらいから日本語の歌。29分ぐらいから英語の歌。
映像は見ていません。
日本語の歌の音声データ
英語の歌の音声データ (判明)
↓
> 2番目は「Deep River」です
『そよかぜ』 1945年 監督:佐々木康
ビジターからの質問です。これはずいぶん前に観てるんですが、
この歌についてはなんの記録も残っていません。10:44より。
第2主題歌の『そよかぜ』は別の歌でした。
YouTube - そよかぜ 1945
音声データ:並木路子の歌で ビジターからの提供音声
追加情報。作曲者としてあがってる万城目正と仁木他喜雄は曲名
が判明してます。もう一人、浅井挙曄(あさいたかあき)の曲が
不明。この歌の作曲者である可能性は高い。作詞は岸東助らしい。
他にも不明の歌があるので、これらすべてを岸と浅井がまとめて
作ったということも考えられる。
『甘い汗』 1964年 監督:豊田四郎
映画冒頭にちんどん屋の曲。一旦は諦めたんですけど、再度調査
することに。音楽担当は林光ですが、こんな曲を独自に作曲する
とは思えず。
ちんどん屋の曲
『私の20世紀』 1989年 監督:イルディコ・エニエディ
原題など:Az én XX. századom / My 20th Century
リヴァイヴァル公開で、28年ぶりの再見。エンドクレジットに
曲一覧なしとは思わなかった。冒頭の超有名曲以外はお手上げ。
音声データ1 31分ぐらいからの曲(判明)
犬が歩いて行くシーンと、その前後に長く。なので音声データは
短くカット。
音声データ2 1時間3分ぐらいからの曲
豪華船のバーの音楽。
音声データ3 1時間9分ぐらいからの曲(判明)
船室のラジオ。予告篇の二曲目。
音声データ4 1時間14分ぐらいからの曲(判明)
シベリアの氷上のシーンの歌。
音声データ5 1時間27分ぐらいからの曲(判明)
ロバが帽子を取って行くシーンを中心に長く。音声は一部のみ。
予告篇の一曲目。
↓
音声データ5は判明しました。ヴェルディの『マクベス』。
3幕の"Ondine e silfidi"という合唱でした。
↓
> 1番目の曲はベッリーニの「ノルマ」 序曲です.
> 4番目の曲はロッシーニの「チェネレントラ」
> 第1幕の「Una volta c'era un re」です.
> 1:34:58 はヴェルディの「マクベス」 第4幕の
> 「Vegliammo invan due notti」です.
冒頭の有名曲は別にしてオペラばかりで、全部知らない曲。
2と3はオペラじゃないですよね。
↓
> 「私の20世紀」の 3番目が判りました.
> Noche sin estrellas
『繕い裁つ人』 2015年 監督:三島有紀子
エンドクレジットにあがってない曲で、オリジナル曲かどうか、
微妙な曲。30:12ぐらいからです。既成曲と思うけど、これだけ
はっきりと使ってながら、クレジットにあげないのも変な気も。
サンパウロのBGMの音声データ
『ポエトリー アグネスの詩』 2010年 監督:イ・チャンドン
原題:Shi / Poetry
主人公が教会を訪れた時の歌です。知らない賛美歌。一曲ずつ聞
いて照合してたけど、あまりに多くていいかげん嫌になってきま
した。
賛美歌の音声データ
『ナチス第三の男』 2017年 監督:セドリック・ヒメネス
原題:HHhH / The Man with the Iron Heart
ハイドリヒがヴァイオリンを弾いてます。この曲はエンドクレジ
ットになし。他の曲は全部あがってたと思うのですが。
オリジナル曲かと思ってサウンドトラックもチェックしたけど、
見当たらず。
音声データ
画像は縮小表示です。
KRYPTONIM HHhH
こちらはYouTube。3:55ぐらいから。
なんでこれだけ抜けてるのかと、不思議な思いに駆られますが、
単なるちょっとしたミスかもしれません。
それとも何かを見落としてるんでしょうか。
『駅前茶釜』 1963年 監督:久松静児
聞いたことのない民謡ですが、節や歌い方がこなれすぎてて映画
オリジナルとは思えない。それとも既成曲に似せたオリジナル?
歌詞が聞き取りづらく、検索にも四苦八苦する。
民謡の音声データ
↓
舞台が架空の土地だということをふまえると、既成の民謡を使う
ことはありえないという気がしてきました。
とりあえずあげておきますけど、たぶんオリジナルです。
『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』
2015年 監督:ホアン・ヤーリー
原題など:日曜日式散歩者 / The Moulin
今回は本編の曲です。音楽使いまくりですが、絞り込みました。
まずはコクトーの朗読レコードから聞こえるシャンソン。
シャンソンの音声データ 10:42-11:14(判明)
次はウェーベルンかもしれませんが、現代音楽のピアノが二つ。
ピアノ曲の音声データ1 24:53-25:14 26:02-26:25(判明)
ピアノ曲の音声データ2 27:36-28:36(判明)
次はピアノとヴァイオリン、かな。現代音楽です。ウェーベルン
のピアノを含む室内楽を三つ聞きましたが、違ったようです。
二重奏曲?の音声データ 31:09-32:09(判明)
次はフルートの曲です。
音声データ 1:07:33-1:09:09(たぶん判明)
ラストは雅楽。歌舞伎『鏡獅子』の背景に。『越天楽』ではなさ
そうですが。分・秒数はいずれも映画の頭から。
雅楽の音声データ 1:20:35ぐらい-1:21:06
エンドクレジットの曲名を目で追いきれなかったので、パンフレ
ットを買うつもりでした。が、まさかの品切れ。あてにしてたの
に。今のところネットにはデータがあがってないみたいです。
↓
> 1番目のレコードは「Les Voleurs D'enfants」です.
> Jean Cocteau et ses interprètes - Collection Pathé
> Poèmes de Jean Cocteau dits par l'auteur
> The French Avant-Garde in the 20th Century
>
> 3番目はこれです.
> Anton Webern: Variations, Op 27
> この予告編では
> 日曜日式散步者 Le Moulin - 預告
> この曲が使われていますが,
> Georges Auric, Francis Poulenc - Parade
> 本編にありました?
見つかりました! 3時間近い映画なので、探すのも大変。
↓
> 「日曜日の散歩者」の 2番目が判りました.
> サティの「神秘的なページ」の「ヴェクサシオン」です
この曲は聴いたことなかった…。
↓
> エンドクレジットの部分が入手できたので見てみました.
> 不明曲の 4番目はミヨーですね.
> 「DNIEPROSTROI」は 1:28:33 にあります.
> 「即興一首」という曲が手風琴と胡琴の曲だそうなので,これが
> たぶん不明曲の5番目だと思うのですが,確認できません.
ていねいな調査、ありがとうございます。
雅楽が残りましたが、諦めてもいいかも。
『アンダー・ザ・シルバーレイク』 2018年
監督:デヴィッド・ロバート・ミッチェル
原題:Under the Silver Lake
ソングライターの大御所が演奏するピアノ。サティかな?と思っ
たんですが、正解にたどり着けず。通しで一つの曲なのかという
疑問もありますが。
音声データ
『世界が愛した料理人』 2016年
監督:アンヘル・パラ、ホセ・アントニオ・ブランコ
原題:Soul
予告篇です。最初(0:07)のだけですけど、わかりません、
オリジナル曲ではないと思うんですけど。
映画『世界が愛した料理人』予告編
『寝ても覚めても』 2018年 監督:濱口竜介
画廊のBGMで使われているピアノ曲は既成曲と思われますが、
聞き覚えはなく、作曲家の見当もつきません。
ギャラリーBGMの音源データ
『女中ッ子』 1955年 監督:田坂具隆
運動会の組み体操の曲です。伊福部昭のオリジナルの可能性があ
るんですが、なんとも言えず。そのすぐあとに自作の『フリゲー
ト・マーチ』を入れてますしね。
組み体操の曲 1:15:56
もう一つわからないものがありますが、これは判明しなくてもし
かたないつもりでいます。
秋田の子守歌 1:58:50
↓
> 「女中ッ子」の子守歌はオリジナルのようです.
> Amazon 伊福部昭 サウンドトラック(ディスク:1,8曲目)
> 2曲目の「故郷への便り」もよく似たメロディーです.
>
> こちらの CD の「メインタイトル」もよく似ています.
> Amazon 伊福部昭 映画音楽全集 (ディスク:5,10曲目)
『闇と沈黙の国』
1971年 監督:ウェルナー・ヘルツォーク
原題など:Land des Schweigens und der Dunkelheit
/ Land of Silence and Darkness
若い頃に観た映画です。曲目不明で気になってた映画でした。
一曲だけ判明せず。ステージで四重奏団が演奏。短く明瞭な演奏
で、聞いたことはないけど、わかりやすいと思ったんですが。
YouTube - Land of Silence and Darkness
弦楽四重奏曲 1:24:30
『カスパー・ハウザーの謎』
1974年 監督:ウェルナー・ヘルツォーク
原題:Jeder fur Sich und Gott Gegen Alle
ほったらかしにしてた不明が出てきました。再調査するとだいた
いわかったんですが、一曲だけ不明。カスパーがピアノを弾いて
聞かせてるシーン。素人なので怪しい演奏ですが、いちおう旋律
はわかるという程度。カスパーがモーツァルトをへ長調でと言っ
ているみたいなんですけど、う〜む、へ長調のピアノ曲かどうか。
YouTube - O Enigma de Kaspar Hauser Legendado
ピアノ曲 1:24:30 未判明
↓
> 「カスパー・ハウザーの謎」の曲がひとつ判りました.
> (「この曲なんです?」の曲ではありません.)
> 1:36:27 はクレメンティのソナチネ(Op. 36)の第2番です.
『男嫌い』 1964年 監督:木下亮
男たちが行進しているシーンで、スネアドラムと思うが、行進曲。
音楽担当、山本直純のオリジナルの可能性ありと思ったが、ひょ
っとしたら既成曲かなとも。有名曲であってもこのあたりは無知
なので、知らないだけかも。
音声データ
映画ではないんですけど、YouTubeに投稿しておきながら曲名が
わからんという情けない状況です。
2曲あります。1曲目は有名な曲のように思うんですが、判明し
てません。
YouTube - テアトリーノ長岡京のからくり時計
↓
> からくり時計の 1曲目はこれです.
> Die Mühle im Schwarzwald/Richard Eilenberg
アイレンベルクの『森の水車』。タイトルには聞き覚えがありま
したが、旋律と結びついていませんでした。
『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』
1962年 監督:枝川弘
35:24から。料亭の別の座敷から聞こえる歌。以前調べてわから
なかったものに再度挑戦。手が届きそうに見えて、結局行き詰ま
り。よく似た歌詞の曲はたくさんありながら、どれも一致せず。
YouTube
音声データ
『大学のお姐ちゃん』 1959年 監督:杉江敏男
英語題:3 Dolls in the College
これはたぶんネットにあがってない映画だと思う。
気になったのは宝田明が新任のフランス語教師として、教室で歌
ったシャンソン。歌詞から検索しても旋律で検索しても出ない。
まさか神津善行のオリジナルではないと思うんだけど。
音声データ 1:07:02
『牯嶺街少年殺人事件』 1991年 監督:エドワード・ヤン
英語題:A Brighter Summer Day
再び『牯嶺街少年殺人事件』ですが、ネットは3時間ヴァージョ
ン。劇場で4時間ヴァージョンを観ました。その中で引っかかっ
てしまった曲。帰宅した姉が口ずさんでる曲。有名曲だと思うん
ですが、ジャンルすらも出てこない。
音声データ
『GONIN サーガ』2015年 監督:石井隆
一曲だけわからないんです。五誠会の本拠のキャバレーでのソプラ
ノが、エンドクレジットにある中で余った一曲とは違っているよう
です。クレジットには、
Telemann Air Deutsches Magnificat TWV 9:18
とあります。
念のために同一曲、2箇所で録音しました。
『GONIN2』の不明曲とも違うようです(やや似てるが)。
YouTube - GONIN Saga
音源データ 1:19:59
音源データ 1:21:34
↓
> 確かに「GONIN 2」の曲と感じが似ていますね.もしかすると,
> 同じ CD の曲とかかも知れませんね.(あるいは,両方ともオ
> リジナル曲か?)
> TWV 9:18 は,気が付いた範囲では 1:06:58,1:27:00 に
> ありました.
『海軍』 1943年 監督:田坂具隆
わかりにくそー。ということで一旦はスルーした曲ですが、もい
っぺんトライ。やはりわからず。部屋の中を順々に映すシーンで
のストリングス(9:25より)。
それに続くの(10:45)はジャンルもさっぱりわからず。長い割
に詞が聞き取りづらい。
さらに詞が聞き取りづらかった50:13は、ようやく判明。『江田
島健児の歌』でした。
YouTube - 海軍
音声データ 9:25
音声データ 10:45 長いです
『月はどっちに出ている』 1993年 監督:崔洋一
結婚式場で、携帯でやりとりしてる間に流れている曲。聞いたこ
とがないというより、特徴の乏しい曲で、お手上げ。
YouTube - 月はどっちに出ている ストリングスの曲 8:55
音声データ
『若葉のころ』2015年 監督:ジョウ・グーダイ 台湾映画
原題など:五月一號 / 5 yue yi hao / First of May
英語弁論大会表彰式のブラス演奏。かなりマイナーそうな気がし
て、判明の可能性は薄いのでは、と思いましたが、ダメもとで。
旋律部分の曲データ
↓
> 「若葉のころ」のビデオを見てみました.
> 五月一號
> 21:42 からですが,曲が差し替えられています.
上記を含め、いくつものネット映像をあげてもらいました。中国
公開版はオリジナルと違って『雷神』らしい。
『まごころ』1953年 監督:小林正樹
聞き覚えのある曲はなんとか判明しましたが、耳に覚えのない曲
は手掛かりすらつかめず。
Magokoro (1953) pt. 1/7 11:47
旋律部分の曲データ こちらは同じ曲の、4/7 13:51
もう一曲はひょっとしたらオリジナル?とも思った賛美歌。まる
でわからず、お手上げ。
Magokoro (1953) pt. 6/7 9:00
旋律部分の曲データ
『追憶のアリア』1984年 監督:ニコライ・グベンコ
くり返し使用されるピアノ曲。有名なのに、なんなのかわからない
のがもどかしい。
13:26 36:37 40:06 57:09
YouTube - И жизнь, и слезы, и любовь
13:26の音源データ 判明
この映画、使用曲が多いのですが、グノー、ヴェルディ、ドヴォル
ザークを使用してるという情報があるので、楽勝!と思ったんです
が、悲しいことにまるでわかりません。おまけに音楽がやたらいっ
ぱい出てくる。
双眼鏡で病院敷地内を覗いてるシーンで軽快なマーチ 22:30
マーチの音源データ
LPレコードから女性の歌でシャンソン? 29:58 46:02も同じ
シャンソンの音源データ 判明
36:37のピアノ曲に続いてソプラノ 38:04
38:04の音源データ 判明
男性が口パクで(ピアノ伴奏つき) 1:27:29
男性口パクの音源データ 判明
オーケストラ+ソプラノ(前の曲のピアノがかぶる) 1:32:18
1:32:18の音源データ 判明
コーラスから女声ソロ、男声ソロ 1:34:21
1:34:21の音源データ 判明
下の映像のほうが画像は鮮明かもしれません。音声タイミングは
少しずれますが。
YouTube - И жизнь, и слезы, и любовь
↓
> ピアノ曲はドヴォルザークの「スラヴ舞曲」 第2集の第2番です.
> 「スラヴ舞曲」には 4手ピアノ版もありますが,それとは違うよ
> うです.
>
> 29:58 は「果てもなき荒野原」です.
>
> 38:04,1:32:18 は「イル・トロヴァトーレ」 第4幕の「恋は
> 薔薇色の翼に乗って」です.
スラヴ舞曲をオーケストラ曲だと認識して、調査もれ。判明して
から「ひょっとしてCD持ってるのでは?」と、慌てて調べまし
た。持ってたのは別のピアノ曲集。
↓
> 1:34:21 が判りました.「イル・トロヴァトーレ」 第4幕
> の「ミゼレーレ」でした
> 1:27:29 はグノーの「ファウスト」の「この清らかな住まい」
> です.
一気にほとんど判明。追いかけたが、スピードで勝てない。
『GONIN2』1996年 監督:石井隆
宝石店のBGM。ソプラノです。何度か出てくるものの、オリジ
ナル曲ではないかという疑いもあります。歌でありながら歌詞が
ないからです。0:28あたりからと、26:48、28:14。40:49から
は歌が明瞭に聞こえる。気になるのでいちおうここへ。
YouTube - GONIN2 リンク切れとなりました
音源データ 26:48
音源データ 28:14
音源データ 40:49
『田園詩』1976年 監督:オタール・イオセリアーニ
原題等:ПАСТОРАЛЬ / Pastorali / Pastorale
再生して、音楽の多いのにめげました。ほとんどわからない。
オープニングクレジットのチェンバロ(と思う)は1:22:38あ
たりからのとはまた違うようです。
11:15と27:03のアンサンブルは同じみたいです。27:03のほ
うは途中から別の曲に移行してる気配もありますが、一つの曲
かもしれません。
24:02と1:20:57のチェロ独奏も同一曲と思う。バッハのチェ
ロ組曲なら聞いたことありそうですが、聞き覚えがない。
37:56からのアンサンブルの曲は別みたいですが、地味な曲で
わかりづらい。
1:08:22もまた別の曲。独奏曲以外は同一編成のアンサンブル。
1:11:01の列車の到着したシーン。テノールとソプラノ二重唱
はラジオか?
1:25:40あたりからマーチらしい曲が長くかかる。旧ソ連圏の
行進曲だろうか。
ポピュラー音楽やローカルっぽい歌はスルーしました。
引き続き調べてみますが、難しそうだ。
YouTube - Pastorali
↓
> 1:11:01 は「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」です.
音声データ 11:15
音声データ 24:02
音声データ 37:56
音声データ 1:08:22
音声データ 1:11:01
音声データ 1:25:40
『汚れなき悪戯』 1955年 監督:ラディスラオ・バホダ
原題:Marcellino Pan y Vino
NHK−FMで、この映画に「メールロの第2旋法によるマニフ
ィカト」が使われていると言ってたのですが、それがどういう曲
なのか、さっぱりわからないままです。YouTubeにも投稿されて
なさそう。
で、本編からそれらしき曲を探し出した結果がこれです。自信は
ありませんが、映画の中にはこれぐらいしかないんです(41:40
ぐらいから)。
"Claudio Merulo Magnificat secundi toni"で検索もし
てみたのですが、音源を見つけられず。
音源データ(オルガン)
↓
> これの 7番目が「第2旋法によるマニフィカト」のようです.
> Merulo: Works for Organ & Chorus
> ただ,メールロの曲で「第2旋法によるマニフィカト」に該当す
> るものが,これひとつだけかどうかは判りません.
>
> 該当箇所と一致するところは無いように思います.
> 11:58 にもオルガン曲がありますが,それと一致するところも
> 無いようです.
> Marcelino pan y vino
これはもともと判明が難しそうで諦めてたもので、わかればもう
けもの、ぐらいでした。不確かな情報に惑わされたようで、すみ
ません。
『真紅の女』 1953年 監督:ヘンリー・レヴィン
原題:The President's Lady
36:03から正装でのパーティー舞曲。
"German Dances by Ludwig van Beethoven" とIMDb に
挙がってるので楽勝と思ったんですが。それなりに曲はありまし
たが、全部聞いてみました。該当する旋律なし。この部分以外は
それらしき曲が見当たらず。行き詰まり。
YouTube - The President's Lady
音源データ
『緑の大地』 1942年 監督:島津保次郎
10:09から。船が入港してくるシーンのマーチらしい曲は日本の
曲か外国の曲かすらわかりません。
朝食シーン(1:01:34)のピアノ曲はひょっとしたら知ってるか
も、ぐらいで、頼りないことです。
YouTube - 緑の大地 抹消されました
10:09からの音源データ
↓
> 「緑の大地」の 1:01:34 はモーツァルトの K.485 です.
うわ、これはマイナーそうな曲。知らない曲です。
↓
いくつか気になるものがあるので追加します。
船上のシーンで、4:08ぐらいからワルツのような曲が聞こえる。
早坂文雄のオリジナルだと思ってたんですが、他のシーンで多々
登場するオリジナル曲とはまるで毛色違うように思います。
30:47から、中国人女性(里見藍子)が中国語で歌う曲は手がか
りが見えず、無理な気がします。
27:34からの、校庭で女子の一斉の体操シーンのピアノ伴奏曲は
『ちょうちょ』のアレンジのように聞こえます。原曲関係を一応
当たってみましたが、同じ旋律はなさそう。
↓
> 緑の大地」の曲が判りました.
> Unter dem Grillenbanner
> Collection: Archive of German Music, Vol. 43
> Unter dem Grillenbanner
> 同名の別曲があるのでご注意ください.
> 曲名で検索すると,ほとんどそれしか出てきません.もしかする
> と,上記リンク先は曲名を間違えているのかも知れません.
これもマイナーそうで、よくこんなのを映画に使ったなという気
がします。
『お絹と番頭』 1940年 監督:野村浩将
1:01:06から、公会堂のステージで女声合唱。オリジナル曲では
ないか、という気もするんですが。
既成曲かもしれない曲はこれのみでした。
YouTube - お絹と番頭
音源データ
『小さい逃亡者』 1966年
監督:衣笠貞之助&エドワールド・ボチャロフ
ロシア語タイトル:Маленький бегле
あとで調べるつもりが、ど忘れして放置してたものが見つかりま
した。どれもロシアの曲。一つは有名ですが、観た時に調べて見
つけられず。調査を再開です。
駅のブラスバンド 37:40 ロシア民謡風 (判明済み)
(同上) 38:35 有名曲 (判明済み)
女の子が歌っている 1:03:31
女の子のラジオの曲 1:07:15 ロシア民謡? (判明済み)
YouTube - Маленький бегле
↓
> 「小さい逃亡者」の曲は以下のとおりです.
> 37:40 Farewell of Slavianka
> 38:35 Amur Waves
> 1:07:15 モスクワ郊外の夕べ
>
> 「モスクワ郊外の夕べ」は,ソ連の「マヤーク」というラジオ放
> 送の時報らしいです.
> YouTube - Radio Mayak
3曲は有名な曲だったんですね。残る曲は、いちばん難しそうだ
なと、挙げた時にも思ったんですが。
『アラヤシキの住人たち』 2015年 監督:本橋成一
予告篇です。1:15ぐらいからのチェロはオペラアリアのように
思うんですが、見つけられず。演奏は悪いけど、有名な曲なので
いずれ見つかるとは思いますが、少々不明な映画がたまりこんで
煮詰まってまして・・・。
YouTube - アラヤシキの住人たち
1:15ぐらいからのチェロ 音声データ
『川の流れはバイオリンの音』 1981年 監督:佐々木昭一郎
A子(中尾幸世)がテレーザの果物屋へ自転車で走るシーン。誰
かがピアノの練習しているのですが、二つの曲をつないでるよう
に聞こえます。このシーン、台本には「ベートーヴェンのソナチ
ネ」とあるそうですが、その通りに使われているとは限りません。
該当する曲をいくつか聞いてみましたが、このあたりは疎いので、
もれてるのかも。
YouTube - 川の流れはバイオリンの音
26:30, 26:38(26:38は判明)
↓
台本が見つかりました。古い資料を整理してて、月刊「ドラマ」
の中にひょっこり見つかりました。捜したわけじゃなかったのに。
ほとんどの曲名が記されているのですが、ないものもあります。
映像と照合して、上記の二つの曲がは繋がってるけど別シーンだ
とわかりました。オペラハウスでA子が演奏してるのと、自転車
で走るシーン。前者に「MA ベートーベンのソナチネ」とだけ
記されています。再度調べ直すも見つけられず。別の曲に変更し
たのかもしれません。後者は何も記されていません。
台本に記されるイタリア語の歌は全部リストに入れましたが、合
っているかどうかの確認はまだしてません。これらの歌のほとん
どはネット上に出ていません。このドラマのファンは相当数いる
はずなのに、誰も台本と映像をつきあわせて曲目をリストアップ
してないというのに驚きました。
↓
> 「川の流れはバイオリンの音」の 26:38 が判りました.
> クーラウの 6つのソナチネ Op. 55 の第2番 第3楽章です.
26:30からの音声データ 短いので次の曲もくっつけてます
音が大きいかも。
『独立少年合唱団』 2000年 監督:緒方明
コンクール会場で独立学院グリークラブの出番の前に聞こえる歌。
歌詞が聞き取れず、曲も知らないということで、お手上げです。
エンドクレジットに曲目一覧がありましたが、すべてを目で追い
きれず。ユーチューブにフルムービーはありません。
音源データ
↓
エンドクレジットにその曲はないとの情報あり。
『誰よりも狙われた男』 2014年 原題:A Most Wanted Man
監督:アントン・コービン 原作:ジョン・ル・カレ
キネマ旬報に「深夜にホフマンがピアノでソナタを弾く」とあっ
たので確認しました。たしかに楽譜を前にして弾いてるけど、見
てないから楽譜の曲かどうかわからない。聞き覚えのない曲です。
A Most Wanted Man - YouTube 2:07:50 抹消されました
↓
> 「誰よりも狙われた男」の曲は一応サントラにあるのですが,
> “Bachmann At Home”としか書いてありません.Herbert
> Gro"enemeyer のオリジナルかも知れません.
>
> https://itunes.apple.com/us/album/id893373124
>
> http://www.amazon.com/dp/B00LAK2RCI
>
> 22番目
オリジナル曲ですね。間違いなく。
↓
> 「硫黄島からの手紙」で,パーティーで演奏している曲を探し
> たとき,サントラに「Dinner Party」とありました.てっき
> りオリジナル曲だと思いましたが,大分後になってハイドンで
> あることが判明したということがありました.
> 今回もそういうことが無いとも限りませんが.
ムム・・。忘れていた。
『泣く男』 2014年 監督:イ・ジョンボム
モギョンの母の病室。スマートフォンから賛美歌らしい曲がオル
ガンで。聞き覚えがあると思ったので、そこそこ知られている賛
美歌をチェックしたけど、見当たらず。似たような旋律のある無
名曲かもしれません。
泣く男 賛美歌?
> スマートフォンで聴いているのは,韓国の PBC FM という FM
> ラジオ局の「기도의 오솔길」という番組のようです.
> 「기도의 오솔길」を Google で翻訳してみると
> “Trail of Prayer”となります.キリスト教関連の番組のよう
> です.賛美歌だとすると前奏の部分だけだと思うので,曲の特定
> はなかなか難しそうです.
『吾輩は猫である』 1975年 監督:市川崑
音楽監督なし。作曲者はバッハ。鍵盤曲。それだけわかってて、
まだわからないものが残る。
YouTube - I Am A Cat
まずオープニングクレジットの曲。0:31から。音声データも。
吾輩は猫である1 (すでに判明)
同じ曲は11:30、1:01:20、1:20:04、1:33:47にもある。
BWV.305はやや似てると思ったが、違うか。
苦沙弥の子供たちが食事しているシーン。7:12から。
吾輩は猫である2 (すでに判明)
姪(雪江)が来るシーン。16:47から。
吾輩は猫である3 (すでに判明)
車屋のクロのシーン。21:01から。1:32:49からも同じ。
吾輩は猫である4 (すでに判明)
ミケコのシーン。27:40から。
吾輩は猫である5
東風たちが訪れるシーン。41:44から。
吾輩は猫である6 (すでに判明)
姪の家のシーン。1:31:06から。
吾輩は猫である7
やたら多い。オープニングクレジットには「バッハ小品集その他
より」とあります。これだけわかってれば判明しそうなものだが。
オリジナルくさい曲もあるんですが、音楽スタッフの名前がありま
せん。
ちなみに「クラシック音楽が使われた映画」ページには、どこから
の情報か覚えてないけど、「小フーガ BWV.578」が挙がってまし
た。どの曲も該当しないんじゃないか、という気がする。
↓
子供たちが食事するシーンはインヴェンション第8番でした。
↓
> 1 は BWV 515 です.
> 4 が BWV 578 ですね.
> 6 はミュゼット 二長調です.
大チョンボです。BWV.578は照合しそこないました。
↓
> さっきバッハのインヴェンションを聴いていたら,聞き覚えのあ
> るメロディーが …
> 「吾輩は猫である」の 16:47 は,インヴェンションの 6番でした.
『化石』 1975年 監督:小林正樹
冒頭(0:45)のギター曲のように武満徹のオリジナル曲が混じる
ので慎重に聞き分けないといけません。結局ほとんどの曲がわか
りませんでした。
YouTube - The Fossil Part 1 抹消されました
パリに着いてからのチェンバロ曲(6:10 7:02)。たぶん別の曲。
ロダンの美術館での声楽を含む長い曲(10:51)。たぶん一つの曲。
アルハンブラでのスペイン風のギター曲(22:54)。
YouTube - The Fossil Part 2 抹消されました
ブルゴーニュの古い寺院での宗教音楽(6:12 13:14 15:36)。
一つの曲ではなさそうです。13:14はロダン美術館の曲の一部と同
旋律。
↓
> 「化石」の Part 1 の 6:10 と 7:02 は,ラモーの「新クラ
> ヴサン組曲集」のメヌエット(I と II)です.
> Part 1 の 22:54 は「ソレアレス」です.
↓
> Part 2 の 6:12 はこれとよく似ています.
> Alleluia, Emitte Spiritum Tuum (Pentecost)
> しかし,7:17 の部分が違います.
> 8:02 からは別の曲のようです.
> これとよく似ています.
> Alleluia: Dominus in Sina (Ascension)
> Part 2 の 15:36 はこれだと思います.
> Dominus Dixit Ad Me - YouTube
Part 2 の 6:12 以降は一致してることを確認しました。
聞き取りづらい部分はあるものの、Part 2の15:36以降も合致。
8:02 からの曲は、なんとか旋律の対応がつながりました。
『八月の砲声』 1964年 監督:ネイサン・クロル
原題:The Guns of August
米国の戦争ドキュメンタリで、大量に音楽が使われますが、オリ
ジナル曲の中に既成曲の断片をちりばめたかのよう。気になるの
は1:15:06あたりからの歌。長々と使われるので既成曲だろう、
と。
YouTube 抹消されました
いちおう判明してるものを挙げておきます。
シュトラウス2世:『ウィーンの森の物語』
T:アトゥロフ:旧ソ連軍歌『野こえ山をこえ』
ハイドン:『皇帝』第2楽章(オーストリア帝国国歌)
作曲者不明:英国国歌『神よ女王を守り給え』
ダニエル・バターフィールド:『タップス』
この曲は判別にやや自信なし 1:38:15
一曲、超有名曲を思い出せないままになってます。これがわかる
まで出したくなかったんですが。40:22からの曲です。
「こんなもんがわからんのか」という声が聞こえてきそうですが、
恥を忍んで。
↓
> 沢山ありますね.どこがオリジナルでどこが既成曲なのかよく判
> りません.
> とりあえず 40:22 は「ラ・マルセイエーズ」です.
>
> 「タップス」は違うと思います.
> 「タップス」はビューグル用の曲ですので,自然倍音(基本的に
> はド,ミ,ソ)だけで出来ています.映画の曲にはド,ミ,ソ以
> 外の音も出てきます.ですから,「タップス」に限らずビューグ
> ルの曲は,探索の候補から外してもいいと思います.
そもそもビューグルというものを認識していませんでした。違う
音が混じってるみたいだな、ぐらいで。
↓
> 「八月の砲声」の歌が判りました.
> 「La Madelon」または「Quand Madelon」です.
定冠詞があるので人名じゃないんですね。辞書を引いても意味を
特定できず。
↓
> 「八月の砲声」の曲がひとつ判りました.
> 以前あった動画だと 10:54 と 56:20 ですが,
> 「Liberty Bell」のアレンジだと思います.
> 前に調べたとき,なぜ判らなかったのかと思いますが,
> ドイツ軍のシーンなので,スーザは全く頭に無かったのだと思います.
『芸者ワルツ』 1952年 監督:渡辺邦男
日本の古いB級映画はしばしば高レヴェルのものが出てきますが、
これもその一本。
若い娘(久保菜穂子)が父親の前でヴァイオリンを練習。楽譜が
チラと見えるので既成の練習曲だろうと推測できる。
もう一曲はその父親(高田稔)の演奏で。
ヴァイオリン1
ヴァイオリン2
YouTube 芸者ワルツ
1:49からと、58:46ぐらいからです。 抹消されました
↓
> 「芸者ワルツ」の 1:49 はカイザーの 1番です.
ハインリヒ・カイザーのほうですね。練習曲については疎いもの
で、知りませんでした。
『腐女子彼女。』 2009年 監督:兼重淳
わからないものや思い出せないものがたまってきたので、ここら
で一本。7:17と10:05あたりからのレストランBGMのオーケス
トラ曲はモーツァルトでしょうか。15:20からの書店BGMはク
ラシック音楽ではないかもしれません。
腐女子彼女。 削除されました
↓
> 15:20 の曲は「ケロッ!とマーチ」(ケロロ軍曹)です.
外国の行進曲だと思ってました。場所が漫画書店だということを
考えてなかった。
『野良犬』 1949年 監督:黒澤明
この曲だけわかりませんでした。プロ野球、巨人南海戦のオープ
ニングのマーチ。音源データを消失していったんは調べるのを諦
めたものです。捜せばあるものですね。
野良犬 46:39より
音声データ 音が大きい
『ローラーとバイオリン』1961年 監督:アンドレイ・タルコフスキー
原題:Katok i skripka
ユーチューブにフルムービーがあります(46分)。
ローラーとバイオリン
音楽映画なのでチェックしたのですが、テーマ曲がわかりません。
作曲はヴァチェスラフ・オフチンニコフVyacheslav Ovchinnikov。
曲名を捜したのですが、見つからず。
主人公が音楽教師の前で弾く本編の6:57ぐらいから
同じ曲ですが、ロングヴァージョン。
主人公が青年の前で弾く本編の32:45ぐらいから
これも同じ曲。最初に別の曲が入る。
主人公が音楽教師の前で弾く本編の35:55ぐらいから
ジャズらしい曲を含め、断片的な曲がいくつも入りますが、ほと
んどわからず。わかったのは『キラキラ星』のみ。
『色暦女浮世絵師』 1971年 監督:曾根中生
日活ロマンポルノです。バッハをテーマ曲として使われていると
いう情報だけが広まっています。残念ながら曲目に関しては情報
がありません。リバイバルのリストの中にもなく、手詰まり状態。
『ザムザ氏の変身』 1977年
原題:The Metamorphosis of Mr. Samsa
監督:キャロライン・リーフ
ユーチューブ全映像
短編アニメです。7分59秒から最後までの曲が不明です。
民謡かな、とも思うんですが。
念のために音声データも入れますが、下手なヴァイオリンを
練習してる図なので、聞き苦しいかも。
音声データ
『勝利への脱出』1981年
原題:Escape to Victory 監督:ジョン・ヒューストン
収容所からスタローンが単独脱走する際のテノールが不明。
分かりにくそうなので、ほぼすべてを三つに分割してmp3音源
を置きます。
最初 判明済み
中ほど 判明済み
終わり 判明済み
最後のがいちばん分かりやすいかと。
↓
>ワグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー』から
>「朝はバラ色に輝き」
というメールが届きました。
ありがとうございます。
収容所選抜とドイツ軍選抜のサッカー試合で、開場から開会式
セレモニーまで、ドイツ国歌とフランス国歌の前に演奏される
曲が二つあります。
1曲目
2曲目
この音声はTV放映ですが、劇場公開版では2曲目が違ってる
ことが判明しました。
↓
劇場公開版のほうの2曲目を調べていただきました。
フリードリヒ2世の『ホーエンフリートベルク行進曲』。
『日本橋』 1956年 監督:市川崑
作曲者不明:上方唄『愚痴』 淡島千景が歌う
と挙げてしまいまってから、きちんと歌詞を照合すると、違って
いました。
音声データ
このあたりの歌はまったくの門外漢です。
『狂った一頁』 1926年 監督:衣笠貞之助
音声は別のサウンドが重なっていてひどく聞き苦しいです。
監督自身が音をつけたサウンド版です。なんとなく聞き覚えのあ
る賛美歌のような歌です。グレゴリオ聖歌かな?
聖歌?
『ご縁玉 パリから大分へ』2008年 ドキュメンタリ
監督:江口方康
バッハの無伴奏チェロ組曲などを使ってるんですけど、ほとん
ど曲目の特定ができていません。
どなたか情報がございませんでしょうか。
演奏はエリック–マリア・クテュリエEric-Maria Couturier。
|
『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』2024年
監督:今井一暁
有名曲が次々と。中で思い出せないのが一つ。ドラえもんが音階
で歌ってます。
映画ドラえもん のび太の地球交響楽e 1:33:57から
超有名曲?
失礼しました。バッハの『小フーガ』BWV.578でしたね。
『香港の星』1962年 監督:千葉泰樹
不明曲はいくつかあったんですが、葬儀シーンのこの曲だけが気
になりました。というか、グレゴリオ聖歌っぽくて、これは見つ
けることが可能なのでは、と思ったので音声を抜き出しました。
ただしこのあたりはどれも同じように聞こえて、照合が難しい。
グレゴリオ聖歌? 本編の1:42:45から
↓
>「香港の星」の曲はこれではないかと思うのですが,どうでしょう?
> Libera me, Domine (Mass for the Dead, Responsory)
> 比較的判りやすいのは 0:28 あたりでしょうか.
> 動画の 0:55,2:27,4:03 あたりと同じだと思います.
> その前の 0:18 あたりが動画の 0:46,2:18,3:53 あたり,
> 0:04あたりが動画の 0:34,1:45,3:41 あたりだと思います.
『スマホを落としただけなのに』2018年 監督:中田秀夫
バロック音楽だろうか、既成曲だろうと思うものの、聞いたこと
のない曲。これは難航しそうです。オリジナル曲ばかりのサント
ラ盤には入ってませんし、エンドクレジットにもなし。
レストランBGM 本編の12:00ぐらいから
↓
> 「スマホを落としただけなのに」の曲はこれです
> Sinfonia in G Major, RV 149: III. Allegro
初登場の曲。ヴィヴァルディでもこれはマイナーな曲でしょう。
『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』2012年
監督:キャロリーヌ・シャンプティエ
原題:Berthe Morisot
再びモリゾの映画です。状況がわかりませんが、若い女性がソロ
で歌っています。これは間違いなく既成曲と思ったが、判明せず。
Berthe Morisot (2012) 3:23から
ソプラノ
↓
> 「画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密」の曲はこれ
> です.
> Missa de Angelis - E Canti Dell' anno Liturgico: Omni Die
速攻での解答。こんなに早く判明するとは。
『画家モリゾ、マネの描いた美女 名画に隠された秘密』2012年
監督:キャロリーヌ・シャンプティエ
原題:Berthe Morisot
女流画家の半生を描く映画で、予告映像です。フル・ムービーは
観ていません。以前から気になっている映画でしたが、いまだに
観れずです。
本編に使われているという保証がなくて怪しいのですが、冒頭の
ピアノ曲は気になります。すでにシャブリエのピアノ曲をリスト
にあげているものの、これではなさそうです。
YouTubeは埋め込み不可でした。通常のリンクで。
Berthe Morisot - Bande annonce 最初から
ピアノ曲
見つかりました。
ハイドンのピアノ・ソナタ第23番第2楽章でした。
フルムービーのページを教えてもらいました。
Berthe Morisot (2012)
『ワールド・アパート』1987年
監督:クリス・メンゲス
原題:A World Apart
ビジターさんよりお尋ねです。改めて見直すと、漏れてる曲もあ
りました。黒人教会で合唱しているこの曲は聞いたことがありま
せん。
YouTubeは埋め込み不可となっていました。普通のリンクで。
World Apart 1987 1:00:12から
賛美歌?
たぶん判明。
南アフリカの国歌『Nkosi Sikelel' iAfrika』のようです。エンド
クレジットにもあったんですが、一致しないかなと思ってました。
一致する部分がかなりあるので、これで正解にしようかと。
[追記]南アフリカの国歌ではなく、エノック・ソントンガが作
った『神よ、アフリカに祝福を』とすべきと気がつきました。映
画で描かれた時代ではまだ、この歌は国歌に引用されていません
でした。
『神が描くは曲線で』2022年 監督:オリオル・パウロ
原題:Los renglones torcidos de Dios
教会の賛美歌は知らない曲で、エンドクレジットにも該当曲なし。
既成曲でしょうけど、これも難しそうです。
グレゴリオ聖歌かも? 37:53ぐらいから
↓
> 「神が描くは曲線で」の曲はこれです
> Missa de Angelis - E Canti Dell' anno Liturgico: Omni Die
あ、やっぱりグレゴリオ聖歌でしたか。
『ザ・カンファレンス』2023年
監督:パトリック・エークルンド
原題:Konferensen
予告篇映像で、まだ本編を確認してません。この曲、聞いたこと
あるような気がするんですが、思い違いかもしれません。
これは絶対にクラシックの既成音楽だと思うのですが。
冒頭から
音声データ
↓
失礼しました。有名曲です。『コッペリア』のワルツです。
『市子』2023年 監督:戸田彬弘
映画オリジナル曲という気がしたんですけど、サントラ盤には入
ってません。ひょっとしたら有名曲でありながら知らない歌なの
ではないかと思えてきました。ちなみにクラシック音楽ではあり
ません。
鼻歌は計三回。二回目は市子の母親です。音声データはノイズの
少ないエンドクレジットのものです。
エンドクレジットに使用曲リストはありませんでした。
市子の鼻歌
↓
> 「市子」の曲はこれです.
>
『アンダードッグ 前編』2020年 監督:武正晴
喫茶BGM。なんとなく聞き覚えあるように思ったんですが、よ
く聞くと違ったような。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲にでもあ
りそうな曲です。
弦楽四重奏? 本編の51:06ぐらいから(音は小さめ)
↓
やっぱり知ってる曲でした。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番第1楽章。
『Wの殺人 マグダは名探偵』2021年 監督:ピヨトル・ムラルク
原題:W jak morderstwo / In for a Murder
ポーランド映画です。
ソプラノ歌手がパーティで熱唱してるのですが、聞いたことない
歌です。エンドクレジットに該当する曲なし。
ショパンの夜想曲というタイトルはありますが、これもさっぱり
わからない。
W JAK MORDERSTWO (2021)
(冒頭に別の映画のCMが入ります)
ソプラノ 音源データ 1:14:45から
↓
> 「W の殺人 マグダは名探偵」の曲はこれです.
> Ewa Warta-Śmietana-śpiewaczka operowa
> この曲が「NOKTURN DLA CHOPINA」だそうです.
ショパンの夜想曲じゃなく、ショパンのための夜想曲でしたか。
おかしいなあと思ったが。
『インベージョン』2007年 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
原題:The Invasion
ちょっと調べるだけのつもりが、深みにはまって溺れてます。
エンドクレジットに上がっている曲。
String Quartet No. 26 in D Major
Written by Joseph Haydn
ハイドンの弦楽四重奏曲26番はヘ長調。何かが間違っています。
とりあえず26番は正しいと見て聞いてみましたが、見つからない。
ニ長調の弦楽四重奏曲はたくさんある。全部照合するのは厳しい。
弦楽四重奏曲ではないのかもしれない。音声データは部分しか聞き
取れないし、難しいものに首を突っ込んだかな、という印象です。
弦楽四重奏曲? チェコ大使館のパーティの曲
↓
弦楽四重奏曲第34番ニ長調Op.20-4,Hob.III:34第3楽章と判明
しました。最初からコダーイ四重奏団によるハイドンの全集ページ
を見ればよかったんだ。
『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』2022年
監督:アルノー・デプレシャン
原題:Frère et soeur
バッハの曲かなと思って調べるも、判明せず。SoundHoundに
スルーされるとお手上げです。予告篇の曲ですが、本編にも使わ
れている気がします。観る予定に入れている映画ですけど、公開
は9月15日。
0:32から
ピアノ曲
↓
> 「私の大嫌いな弟へ」の曲はこれです.
> Goldberg Variations, BWV 988: Variation 3
ゴルトベルク変奏曲第3変奏。そうでした。
『チャリング・クロス街84番地』1986年
監督:デヴィッド・ヒュー・ジョーンズ
原題:84 Charing Cross Road
有名曲ですぐわかると、たかをくくったにもかかわらず、いまだ
出てこず。アン・バンクロフトのモノローグのシーンで、セリフ
がかぶってます。
ヴァイオリン独奏 本編1:17:15ぐらいからか
断片ですが、シーンが含まれているYouTubeを発見。
6:51から
Music by George Genton とあるのはもちろんFentonの間違
いです。
↓
判明しました。有名曲ではなく、持ってるCDでよく聞いてただ
けのことでした。ヴァイオリン曲のCDを探して、最初に取った
のがコレッリのヴァイオリン・ソナタ全集(全12曲)。9番の
第1楽章でした。
『その瞳に映るのは』 2021年 監督:オーレ・ボールネダル
原題:Skyggen i mit oje / The Bombardment
冒頭シーン、自転車の少年が口笛を。曲検索は空振り。オリジナ
ル曲のサウンドトラックにはないけど、既成曲なのは間違いなさ
そうです。
ハードルが高そうで諦めかけたんですけど、映画を気に入って何
度もくり返し観てるうちに気になりだして…。
口笛の曲 本編の1分ぐらいから
↓
> 「その瞳に映るのは」のクレジットに
> "HENRYS TONE"
> FREMFO/RT AF OLE BORNEDAL
> KOMPONERET AF OLE BORNEDAL
> とあります.
> これが「この曲なんです?」の曲ではないかと思っています.
> その少年が Henry らしいです.
> 演奏と作曲がオーレ・ボールネダルというのは,オーレ・ボール
> ネダルが思いついたメロディーを自分で吹いたということなので
> はないかなと思います.
まったくもってその通りでした。完全な見落とし。
『歌ふ狸御殿』 1942年 監督:木村惠吾
替え歌にしては曲に聞き覚えがない。たぶんオリジナル曲と思い
ながらも気になってる歌です。
女が歌う曲 本編の58:46から
↓
> 主題歌のひとつ「月の小島」の替え歌です.
> この映画の主題歌なので,別歌詞と言う方がいいのかも知れませ
> んが.
『ジュピターズ・ムーン』
2017年 監督:コルネル・ムンドルッツォ
原題など:Jupiter holdja / Jupiter's Moon
わかったのは有名な弦楽四重奏曲のみ。エンドクレジットを目で
追いましたが、既成曲は挙げてないようです。オリジナル曲など
はどうでもよかったのですが。
ホテル・ブダペストのBGM 1:39:43-1:40:05
これは音楽が弱くて聞き取りづらいのですが、最後の58秒あた
りからだけがクリアに聞こえます。古典派かバロック。
ダンスコンテスト?のBGM 1:41:00:1:42:35
こちらはついでです。クラシックではなさそうなので。
どちらも知らない曲です。
↓
> 1曲目は「調和の霊感」 第1番の第1楽章です.
CDを持ってながら記憶にありませんでした。
ダンス曲は少し気になるので、未解決曲として残しておきます。
↓
> 「ジュピターズ・ムーン」の曲が判りました.
> ESL 012 Duo + Ian MacPherson
> 17曲目の「Farewell Waltz」です.
↓
うーん、まったく知らないミュージシャンだった。
『花つみ日記』 1939年 監督:石田民三
こちらは歌詞がほぼ聞こえるのに判明しないという珍しい例です。
ひょっとしてオリジナル曲?
賛美歌 本編の16:47から
↓
> 歌詞はこれとほぼ同じですが,メロディーが違います.
> 『イェス君イェス君』讃美歌524番
> 同じ歌詞の別曲があるのかと思ったのですが,見つかりません.
↓
> 「花つみ日記」の曲が判りました.
> 聖歌128「イェスきみイェスきみ」
何度も聞いたので頭に染み込んでます。たしかにこの曲でした。
『空飛ぶタイヤ』 2018年 監督:本木克英
音を聞くとセリフがでかくて曲を押しのけるかのよう。旋律すら
拾えない。なので、不明のままでもやむを得ないというつもりで
公開します。エンドクレジットには使用曲名がありませんでした。
小池栄子と長瀬智也のいる喫茶のBGM(1:17:41-1:19:11)。
喫茶BGMの音源データ
↓
> 「空飛ぶタイヤ」の曲が判りました.
> 源データは聞き取りにくいので,こちらをどうぞ.
> YouTube - 空飛ぶタイヤ
> れも Nash Music Library でした.
> https://www.nash.jp/fum/search/detailcollections/NSF-351
> Nash Music Library
> NSF-351-01 です.
クラシック音楽じゃなかったんか!
『運命は踊る』 2017年 監督:サミュエル・マオズ
原題:Foxtrot
ヨナタンの空想の中のアニメのバックに流れる曲。ラテン音楽の
ようで、聞き覚えはあるけど、わからない。
音声データ
↓
> 「運命は踊る」の曲が判りました.「ダヒル・サヨ」でした.
フィリピンの曲。予想もできないジャンルです。
『Pig ピッグ』 2021年 監督:マイケル・サルノスキ
原題:Pig
予告篇の最初と最後に出てくるピアノ曲。
これだけSoundtracksにないので予告篇だけの曲かもしれない。
予告篇のみならいいかとスルーしかけたけど、聞き覚えがあって
スルーできなくなった。ひょっとして、有名曲?
予告篇のピアノ曲
↓
> ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番 第2楽章ですが,予告編
> の 0:19 からはオリジナルと違います.その前の部分と似てい
> ますが全く同じではないので,同じ所を繰り返して使ったので
> はないようです.
> オリジナルにはこの部分と一致する箇所は無いと思います.
予告篇のみと思いますけど、わりと無名な曲を予告篇だけ、と
いうのは珍しい。
『スパイ・ゾルゲ』 2003年 監督:篠田正浩
ドイツ大使館でコーラスしている歌。ドイツの軍歌にあったかも
と思ったんですが、調べた範囲では、なし。
軍歌? 映像の47:38ぐらいから
後半映像にも同じ歌が。
軍歌? 映像の44:49ぐらいから
もう一曲はわかりそうでわからず、もどかしい。街中で聞こえる
流行歌、だったと思う。
流行歌? 後半映像の34:20ぐらいから
↓
> 「スパイ・ゾルゲ」の曲はこれです.
> YouTube - horst wessel lied
> 流行歌の方は服部良一の「鈴蘭物語」です.
ありがとうございます。あまりに曲が多く、照合と編集でバテバテ
になってしまいました。
『鴛鴦歌合戦』 1939年 監督:マキノ雅弘
わからないまま一旦保留とし、そのまま忘れ去っていたようです。
志村喬が骨董を手にして歌う歌。有名な曲ですぐ判明すると思いな
がら、結局わからず。歌詞は明瞭ですが、替え歌でしょうか。
(YouTubeの他のサイトでの再生は無効、ということでした)
志村喬の歌 本編の38:23ぐらいから
23:18からディック・ミネの歌も同じでした。
↓
> 「鴛鴦歌合戦」の曲は「或る雨の午后」の替え歌です
ああやっぱり。聞き覚えがありすぎですが、あまりにこなれた
歌詞で、こっちのほうが元歌みたいに聞こえてしまいます。
『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』
2017年 監督:アク・ロウヒミエス
原題など:Tuntematon sotilas / The Unknown Soldier
兵士の家族がクリスマスで歌っている歌が不明。ですが、耳慣れ
た歌だけに、わからないのが不思議です。
クリスマスの歌の音声データ
↓
調べ直すとあっさり判明。映画オリジナルの曲でした。
『Joulu Rintamalla』作曲:Lasse Enersen
しかし聞き覚えがあるのが不思議です。似た歌があるのか?
↓
訂正。賛美歌の『Blessed by Your Sacrifice』でした。
データを一度外してましたが、元に戻します。
『戦場でワルツを』 2008年 監督:アリ・フォルマン
原題:Waltz with Bashir
『アンネ・フランクと旅する日記』を観たばかり。以前の作品が
気になって観直したら、聞き覚えのある曲が。なんだっけ?
(YouTube映像は削除されました)
鍵盤曲? 本編の52:19ぐらいから
↓
エンドクレジットにも使われてました。
サントラCDにもある。"Into the Airport Hallucination"
やけに聞き覚えがあるけど、この映画のオリジナル曲か。
『皆殺しの天使』 1962年 監督:ルイス・ブニュエル
原題:El ángel exterminador
もうちょっと不明曲を絞り込みたかったんですが、行き詰まりま
した。
YouTube - El Pelicula Completa Luis Buñuel
11:12から 教会でオルガン演奏 グレゴリオ聖歌と思うけど。
22:10から ディナーのあと、女性がピアノで
46:52から ダンスシーン(ワルツ?) これはオリジナルかも
ピアノは全編で2番目の曲のみ。なのにIMDbのページには、
Pietro Domenico Paradisi Sonata No. 6
Chopin Waltz in E minor
これだけ。しかもともに Played on piano とある。
デタラメを書いてるとしか思いようがない。
ちなみに以下の予告篇冒頭のピアノはどれとも合致せず。
ルイス・ブニュエル監督『皆殺しの天使』予告編
ピアノのあとの宗教曲も11:12からの曲とは違ってるみたいだが。
↓
> 「皆殺しの天使」で参照しているビデオは「皆殺しの天使」
> ではありません.それは「エル」です.
>
> 予告編の曲は Pietro Domenico Paradisi Sonata
> No. 6 です.
> Vivace と Allegro からなりますが,Allegro の方です.
大チョンボ。思い込みは恐ろしい。すんません。
↓
> 「皆殺しの天使」の聖歌は「Te Deum」のようです.
> 映画
> 参考音源
>
> このように対応しています(途中が飛んでいる).
> 映画 参考音源
> 1:14:28 → 4:22
> 1:14:47 → 5:55
ありがとうございます。ついでに映画をひととおりチェックして
おきました。
↓
> 「エル」のピアノ曲が判りました.
> これです.
> "Chiarina" from "Carnaval" work by Schumann
初登場の曲で、知りませんでした。
ダンスの曲は重要度が低いので、「解決」のほうへ移します。
『みんなわが子』 1963年 監督:家城巳代治
バッハと思うのですが、頻繁に出てくる曲の多くは同じ曲のくり
返しばかりで、正味2曲。しかしこれがわかりません。
0:22, 13:15, 40:36, 1:07:51, 1:17:18, 1:31:23などと、
22:16, 32:58, 1:03:50。
YouTube - みんなわが子 全長版です
0:22 オープニングクレジットの音声データ
1:03:50 音声データ
前者は、BWV.538「ドリア調」のフーガを聞いた時に「おっ!」
と思ったが、くり返し聞いてみると、違った。残念。
BWV.871 Fugue, BWV.883 Fugueも近いが、違う。
音声データをくり返し聞いてますが、バッハの時代の音楽という
には違和感を覚える部分があります。オープニングクレジットや
エンドにも使用。くり返し使ってるところから見てオリジナル曲
(音楽監督:池野成)の可能性が高いように感じられます。
解決ではありませんが、とりあえず調査は一旦終了。
『裏切りの闇で眠れ』2006年
原題:Truands 監督:フレデリック・シェンデルフェール
白い室内でBGM。
モーツァルトのオーケストラ曲でした。
エンドクレジットには挙がってなかったようです。
交響曲かなと思うんですけどね。
30秒ぐらいから
↓
> 「裏切りの闇で眠れ」の曲が判りました.モーツァルトのピア
> ノ協奏曲 K.488第3楽章です.これも,音を少し加工してから
> SoundHound で見つけました.
> ですが,1:33 からの部分が,どうも原曲には見当たりません.
> もしかすると,この部分は別の曲かも知れません.「ゴースト
> ・ドッグ」とか「その土曜日、7時58分」とかで映っている
> アニメもそうでしたが,連続したシーンでも,背景音に入って
> いる音楽などは,容赦なくぶった切られていることも時折ある
> ようなので,これも別の曲の可能性もあるなと思っています.
後半の曲、とっておきました。もっぱら自分のためですが。
1:33 からの音声データ
『陸軍』 1944年 監督:木下惠介
以下の映像はオープニングとラストシーン。オープニングは46秒
のみ。エンディングの曲が二つ。一つはトランペットの曲。もう
一つは歌(3:20ぐらいから)。どちらも現時点で不明。
YouTube映像
ちなみに歌詞はこのページにあります。
歌詞がわかってるのに曲名がわからないという、奇妙な例です。
↓
ラッパの曲は、作詞:西條八十、作曲:古関裕而『戦捷行進曲』
という情報がありますが、どう聞いても同一曲と思えません。
歌のほうは、木下忠司の作詞作曲としているサイトがある。彼は
この映画の製作時期、中国で軍務についており、作曲なんかでき
るわけがない。
この歌を1949年の『破れ太鼓』の主題歌としているサイトがある
が、事実誤認と思う。
念のため、歌の部分だけの音声も置いておきます。これは原恵一
監督の新作『はじまりのみち』に引用されたものです。なぜかこ
ちらのほうが微妙にテンポが遅いです(数%程度)。
ラストの歌
↓
ラッパの行進曲については、和田小太郎作曲の『戦捷行進』だろ
う、ぐらいにはわかりました。「喇叭鼓隊」とあるので。演奏は
見つかりませんでした。それにしてもまぎらわしいガセだらけ。
↓
メールをいただきました。『戦捷行進』の和田小太郎はどうも編
曲らしい。
オープニングのラッパ鼓隊についても情報をいただきました。
『国ノ鎮メ』という曲のようです。
↓
前述のラストの歌は、非常に気になる歌なので気にはしてたので
すが、松竹の関係者にも誰の作詞なのか誰の作曲なのかわからな
いという情報もあり、断念することにします。
ただ、旋律の雰囲気に『女の園』のテーマと若干似たものがあり
ました。『カルメン故郷に帰る』もそうですが、これが木下忠司
調の旋律なのかなあと思い、他の曲も調べました。
「木下恵介と木下忠司の世界」というCDには『陸軍』のエンデ
ィングの歌が含まれています。しかし木下忠司が当時出征中であ
ったこと、最初の映画音楽制作が1946年の『花咲く港』であ
ったことを考えると、決め手にはなりませんでした。
『少女ムシェット』 1967年
原題:Mouchette 監督:ロベール・ブレッソン
音声データ
有名なラストシーンの曲は判明してるんですが、学校の教室で先
生の指導のもと、生徒たちがコーラスしてる歌がわかりません。
ジャンルすらも不明。難易度は高いと思います。
このあとのほうのでは、ムシェットが、ひきつけを起こした猟師
に歌ってきかせるシーンもあります。
学校のシーン映像もついでに。4分2秒から。
ちなみにこれは全長版でなく、短縮版です。
ユーチューブ映像
調べていただきました。
>確定的なことが言えないのですが,一応判ったことをお伝えします.
>該当の曲のメロディーは,映画オリジナルではないかと思われます.
>歌詞は,Casimir Delavigne の“Trois jours de Christophe
> Colomb”という詩が元になっているそうです.
>この詩は Georges Bernanos の原作にも出てくるそうです.
>ただし,映画の歌詞は元の詩とは大分変えてあるようです.
「コロンブスの3日」。「あと3日で陸地が見えなければ引っ返す」
と言ったとか。というアレのことですね、たぶん。
リストが長くなったので消しましたが以下の映画も判明してます。
一部、未判明でも探索を断念してよさそうなものも消しました。
曲名等はクラシックが使われている映画の該当箇所にあります。
『キネマの神様』2021年 監督:山田洋次
『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』
2020年 監督:ロン・ハワード
『ひまわり』1970年 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
『マウトハウゼンの写真家』
2018年 監督:マル・タルガローナ
『カンパニー・オブ・ヒーローズ バルジの戦い』
2013年 監督:ドン・マイケル・ポール
『その夜の冒険』1948年 監督:安田公義
『シャドウプレイ【完全版】』
2018年 監督:ロウ・イエ
『月は上りぬ』 1954年 監督:田中絹代
『オーケストラの楽器』 1955年 監督:不明
『河のほとりで』 1962年 監督:千葉泰樹
『彦六大いに笑ふ』 1936年 監督:木村荘十二
『靴ひものロンド』2020年 監督:ダニエレ・ルケッティ
『影の軍隊』1969年 監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
『ロッパの新婚旅行』 1940年 監督:山本嘉次郎
『大番』 1957年 監督:千葉泰樹
『パリ13区』 2021年 監督:ジャック・オディアール
『ミスター・グッドバーを探して』
1977年 監督:リチャード・ブルックス
『オルメイヤーの阿房宮』
2011年 監督:シャンタル・アケルマン
『人魚伝説』 1984年 監督:池田敏春
『北京の55日』 1963年 監督:ニコラス・レイ
『ビッグ・バッド・ママ』1974年
監督:スティーヴ・カーヴァー
『ドリームチャイルド』1985年 監督:ギャヴィン・ミラー
『レディ・ガイ』2016年 監督:ウォルター・ヒル
『南部の人』 1945年 監督:ジャン・ルノアール
『ファースト・マン』2018年 監督:デイミアン・チャゼル
『ひばりの子守唄』1951年 監督:島耕二
『君が踊る、夏』 2010年 監督:香月秀之
『流転の王妃』 1960年 監督:田中絹代
『ジャンケン娘』 1955年 監督:杉江敏男
『嵐』1956年 監督:稲垣浩
『歌ふエノケン捕物帖』1948年 監督:渡辺邦男
『アワモリ君乾杯!』 1961年 監督:古澤憲吾
『就職戦線異状なし』 1991年 監督:金子修介
『スーパーカー・フェラーリ 青春の暴走』
1976年 監督:ジェリー・シャッツバーグ
『天国にちがいない』 2019年 監督:エリア・スレイマン
『白い家の少女』 1976年 監督:ニコラス・ジェスネル
『おとなの事情 スマホをのぞいたら』
2021年 監督:光野道夫
『廓育ち』 1964年 監督:佐藤純弥
『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
2019年 監督:オリヴィア・ワイルド
『花の中の娘たち』 1953年 監督:山本嘉次郎
『スパイの妻』 2020年 監督:黒沢清
『女の坂』 1960年 監督:吉村公三郎
『ひまわり娘』 1953年 監督:千葉泰樹
『喜劇 愛妻物語』 2020年 監督:足立紳
『クリスマスの夢』 1945年 監督:カレル・ゼマン
『日の果て』 1954年 監督:山本薩夫
『幸福なラザロ』 2018年 監督:アリーチェ・ロルヴァケル
『花咲く家族』 1947年 監督:千葉泰樹
『サムライの子』 1963年 監督:若杉光夫
『熱砂の白蘭』 1951年 監督:木村恵吾
『美わしき歳月』 1955年 監督:小林正樹
『素晴らしき日曜日』 1947年 監督:黒澤明
『愛情の都』 1958年 監督:杉江敏男
『みにくいあひるの子』
1931年 監督:ウィルフレッド・ジャクソン
『バードショップ狂騒曲』
1932年 監督:ウィルフレッド・ジャクソン
『クモとハエ』1931年 監督:ウィルフレッド・ジャクソン
『ラスト・ムービースター』2017年 監督:アダム・リフキン
『恐怖の一夜』1931年 監督:ウィルフレッド・ジャクソン
『童話行進曲』 1931年 監督:バート・ジレット
『春』 1929年 監督:ウォルト・ディズニー
『息もできない』 2008年 監督:ヤン・イクチュン
『消えた声が、その名を呼ぶ』2014年 監督:ファティ・アキン
『おそろしい闘牛士』1929年 監督:ウォルト・ディズニー
『サン・スーシの女』1982年 監督:ジャック・ルーフィオ
『日曜日の散歩者 わすれられた台湾詩人たち』2015年
監督:ホアン・ヤーリー
『哭声 コクソン』 2016年 監督:ナ・ホンジン
『暗いところで待ち合わせ』2006年 監督:天願大介
『筑波海軍航空隊』 2015年 監督:若月治
『若草物語』1994年 監督:ジリアン・アームストロング
『兵隊さん』 1944年 監督:方漢駿
『路傍の石』 1938年 監督:田坂具隆
『ハナ子さん』 1943年 監督:マキノ正博
『女優』 1947年 監督:衣笠貞之助
『R100』 2013年 監督:松本人志
『銀座の猛者』 1950年 監督:市川崑
『高原の月』 1942年 監督:佐々木啓祐
『スペシャルアクターズ』2019年 監督:上田慎一郎
『108 海馬五郎の復讐と冒険』2019年 監督:松尾スズキ
『エアギター エピソードゼロ』2006年
監督:アレキサンドラ・リプシッツ
『7月の物語』2017年 監督:ギヨーム・ブラック
『エッシャー 無限の旅』2018年 監督:ロビン・ルッツ
『ロミー・シュナイダー その光と影』2018年
監督:エミリ・アテフ
『ナイチンゲール』2018年 監督:ジェニファー・ケント
『ホップスコッチ』1980年 監督:ロナルド・ニーム
『tokyo tower 東京タワー』2005年 監督:源孝志
『希望の灯り』2018年 監督:トーマス・ステューバー
『僕たちのラストステージ』2018年
監督:ジョン・S・ベアード
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』2016年
監督:フレデリック・ワイズマン
『ちいさな独裁者』2017年 監督:ロベルト・シュヴェンケ
『南風』1939年 監督:渋谷実
『イラン式料理本』2010年
監督:モハマド・シルワーニ
『さまよう刃』2009年 監督:益子昌一
『裸の十九才』1970年 監督:新藤兼人
『運び屋』2018年 監督:クリント・イーストウッド
『孤狼の血』2018年 監督:白石和彌
『歓喜に向かって』1950年
監督:イングマル・ベルイマン
『ソフィーの選択』1982年 監督:アラン・J・パクラ
『シャルロット すさび』2018年 監督:岩名雅記
『暗殺の森』1970年
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
『嘘八百』2018年 監督:武正晴
『ゴジラ』1954年 監督:本多猪四郎
『最後のランナー』2016年 監督:スティーブン・シン
『時計 Adieu l'Hiver』1986年 監督:倉本聰
『黒い賭博師』1965年 監督:中平康
『月光の夏』1993年 監督:神山征二郎
『銀嶺の果て』1947年 監督:谷口千吉
『《a》symmetry アシンメトリー』2008年 監督:佐藤徹也
『アキハバラ@DEEP』2006年 監督:源孝志
『tokyo. sora』2002年 監督:石川寛
『冷静と情熱のあいだ』2001年 監督:中江功
『悪女 AKUJO』2017年 監督:チョン・ビョンギル
『キミの記憶をボクにください ピグマリオンの恋』
2010年 監督:キム・ユンチョル
『沈黙 サイレンス』2016年 監督:マーティン・スコセッシ
『思えば遠くへ来たもんだ』1980年 監督:朝間義隆
『あやしい彼女』2016年 監督:水田伸生
『橋ものがたり「小ぬか雨」』2017年 監督:井上昭
『極悪坊主』1968年 監督:佐伯清
『ストレイヤーズ・クロニクル』2015年 監督:瀬々敬久
『続社長洋行記』1962年 監督:杉江敏男
『ハー・マザー 娘を殺した死刑囚との対話』
2017年 監督:佐藤慶紀
『ローサは密告された』2016年 監督:ブリランテ・メンドーサ
『トンネル 闇に鎖された男』2016年 監督:キム・ソンフン
『初恋・地獄篇』1968年 監督:羽仁進
『妻』1953年 監督:成瀬巳喜
『かまいたちの夜』2002年 監督:吉田秋生
『あゝ青春』1951年 監督:佐分利信
『乳房よ永遠なれ』1955年 監督:田中絹代
『虎の尾を踏む男達』1945年 監督:黒澤明
『百日告別』2015年 監督:トム・リン
『人情紙風船』1937年 監督:山中貞雄
『踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!』
2010年 監督:本広克行
『恋文』1985年 監督:神代辰巳
『風の女王』1938年 監督:佐々木康
『ピアニスト』2001年 監督:ミヒャエル・ハネケ
『グッバイ、サマー』2015年 監督:ミシェル・ゴンドリー
『牯嶺街少年殺人事件』1991年 監督:エドワード・ヤン
『眼球の夢』2016年 監督:佐藤寿保
『暗黒女子』2017年 監督:耶雲哉治
『彼奴を逃すな』1956年 監督:鈴木英夫
『シークレット・オブ・モンスター』2015年
監督:ブラディ・コーベット
『天の茶助』2015年 監督:SABU
『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』2014年 監督:トム・ムーア
『脳男』2013年 監督:瀧本智行
『浪華悲歌』1936年 監督:溝口健二
『霧の旗』1991年 監督:出目昌伸
『構え森』2015年 監督:勝賀瀬重憲
『ストリート・オーケストラ』2015年
監督:セルジオ・マシャード
『暗殺』2015年 監督:チェ・ドンフン
『コロニア』2015年 監督:フロリアン・ガレンベルガー
『エル・クラン』2015年 監督:パブロ・トラペロ
『ある殺し屋』1967年 監督:森一生
『永遠の人』1961年 監督:木下惠介
『ダゲレオタイプの女』2016年 監督:黒沢清
『ハイ・ライズ』2015年 監督:ベン・ウィートリー
『怒り』2016年 監督:李相日
『ふたり自身』1972年 監督:エレイン・メイ
『青と白で水色』2001年 監督:吉野洋
『クーパー家の晩餐会』2015年 監督:ジェシー・ネルソン
『ネバーランド』2004年 監督:マーク・フォースター
『ディオールと私』2014年 監督:フレデリック・チェン
『アクトレス 女たちの舞台』2014年
監督:オリヴィエ・アサイヤス
『滝の白糸』1933年 監督:溝口健二
『四季ユートピアノ』1980年 監督:佐々木昭一郎
『ピアニストを撃て』1960年 監督:フランソワ・トリュフォー
『ロブスター』2015年 監督:ヨルゴス・ランティモス
『グエムル 漢江の怪物』2006年 監督:ポン・ジュノ
『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』2016年 監督:金子修介
『細雪』1950年 監督:阿部豊
『新宿泥棒日記』 1969年 監督:大島渚
『夜の流れ』1960年 監督:成瀬巳喜男・川島雄三
『冬冬の夏休み』1984年 監督:侯孝賢ホウ・シャオシエン
『ケス』1969年 監督:ケン・ローチ
『涙そうそう』2006年 監督:土井裕泰
『花火の街』1937年 監督:石田民三
『バンクーバーの朝日』2014年 監督:石井裕也
『友だちのパパが好き』2015年 監督:山内ケンジ
『白痴』1951年 監督:黒澤明
『愛を積むひと』2015年 監督:朝原雄三
『抱きしめたい 真実の物語』2014年 監督:塩田明彦
『ベルサイユのばら』1979年 監督:ジャック・ドゥミ
『Lost Harmony ロストハーモニー』2011年
監督:土岐善將
『ダークナイト ライジング』2012年
監督:クリストファー・ノーラン
『海の花火』1951年 監督:木下惠介
『醜聞(すきゃんだる)』1950年 監督:黒澤明
『白い沈黙』2014年 監督:アトム・エゴヤン
『女の中にいる他人』1966年 監督:成瀬巳喜男
『岸辺の旅』2015年 監督:黒沢清
『泪壺』2008年 監督:瀬々敬久
『毬の行方』1930年 監督:沢田順介
『兄いもうと』1936年 監督:木村荘十二
『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』
1950年 監督:関川秀雄
『青島要塞爆撃命令』1963年 監督:古澤憲吾
『塀の中の懲りない面々』1987年 監督:森崎東
『煙突屋ペロー』音声版 1930年 監督:田中喜次
『ダック・シーズン』2004年
監督:フェルナンド・エインビッケ
『人生スイッチ』2014年 監督:ダミアン・ジフロン
『うつしみ』2000年 監督:園子温
『恋も忘れて』1937年 監督:清水宏
『静かなる決闘』1949年 監督:黒澤明
『滝を見にいく』2014年 監督:沖田修一
『七つの顔』1946年 監督:松田定次
『私の愛したマリア』1986年 監督:表寿彦
『蘇州の夜』1941年 監督:野村浩将
『氾濫』1959年 監督:増村保造
『桂子ですけど』1997年 監督:園子温
『人間失格』2010年 監督:荒戸源次郎
『続へそくり社長』1956年 監督:千葉泰樹
『長崎の鐘』1950年 監督:大庭秀雄
『五人の斥候兵』1938年 監督:田坂具隆
『監禁探偵』2013年 監督:及川拓郎
『無常』1970年 監督:実相寺昭雄
『愛と希望の街』1956年 監督:久松静児
『神阪四郎の犯罪』1956年 監督:久松静児
『安宅家の人々』1952年 監督:久松静児
『心が叫びたがってるんだ。』2015年 監督:長井龍雪
『蘇える金狼』1979年 監督:村川透
『スローなブギにしてくれ』1981年 監督:藤田敏八
『抱きしめたい 真実の物語』2014年 監督:塩田明彦
『MARCHING 明日へ』2014年 監督:中田新一
『滝を見にいく』2014年 監督:沖田修一
『青べか物語』1962年 監督:川島雄三
『KOTOKO』2012年 監督:塚本晋也
『彼岸花』1958年 監督:小津安二郎
『太平洋戦争 謎の戦艦陸奥』1960年 監督:小森白
『禁忌』2014年 監督:和島香太郎
『水の女』2002年 監督:杉森秀則
『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』
2014年 監督:フレデリック・ワイズマン
『容疑者Xの献身』2008年 監督:西谷弘
『東京のえくぼ』1952年 監督:松林宗恵
『歌え若人達』1963年 監督:木下恵介
『五人の兄妹』1939年 監督:吉村公三郎
『檸檬のころ』2007年 監督:岩田ユキ
『The Owl and the Raven: An Inuit Legend』
1973年 監督:コ・ホードマン
『女人哀愁』1937年 監督:成瀬巳喜男
『罪の手ざわり』2013年 監督:ジャ・ジャンクー
『夏の終り』2013年 監督:熊切和嘉
『怪談レストラン』2010年 監督:落合正幸
『グーグーだって猫である』2008年 監督:犬童一心
『四季・ユートピアノ』1980年 監督:佐々木昭一郎
『ここに泉あり』1955年 監督:今井正
『滝の白糸』1933年 監督:溝口健二
『大脱出』2013年 監督:ミカエル・ハフストローム
『サンクタス』1990年 監督:バーバラ・ハマー
『R100』2013年 監督:松本人志
『女優』1947年 監督:衣笠貞之助
『七つの顔』1946年 監督:松田定次
『書を捨てよ町へ出よう』1971年 監督:寺山修司
『男はつらいよ 寅次郎の縁談』1993年 監督:山田洋次
『堕靡泥の星 美少女狩り』1979年 監督:鈴木則文
『ウルトラQ:海底原人ラゴン』1966年 監督:野長瀬三摩地
『壁あつき部屋』1956年 監督:小林正樹
『この子を残して』1983年 監督:木下恵介
『晩菊』1954年 監督:成瀬巳喜男
『原爆の子』1952年 監督:新藤兼人
『戸田家の兄妹』1941年 監督:小津安二郎
『グランド・ブダペスト・ホテル』2014年
監督:ウェス・アンダーソン
『ザ・コール [緊急通報指令室]』
2013年 監督:ブラッド・アンダーソン
『父ありき』1942年 監督:小津安二郎
『恋文』1953年 監督:田中絹代
『愛する』1997年 監督:熊井啓
『人類資金』2013年 監督:阪本順治
『小さいおうち』2014年 監督:山田洋次
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
2013年 監督:ジム・ジャームッシュ
『一人息子』1936年 監督:小津安二郎
『父の秘密』2012年 監督:マイケル・フランコ
『ふじ学徒隊』2012年 監督:野村岳也
『嘆きのピエタ』2012年 監督:キム・ギドク
『東ベルリンから来た女』
2012年 監督:クリスティアン・ペツォールト
『新しき土』1937年 監督:アーノルド・ファンク、伊丹万作
『ヒトラーの贋札』2006年 監督:ステファン・ルツォヴィッキー
『春・音の光』1984年 監督:佐々木昭一郎
『灼熱の魂』2010年 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
『二十四の瞳』1954年 監督:木下恵介
『シベールの日曜日』1962年 監督:セルジュ・ブールギニヨン
『私が棄てた女』1969 監督:浦山桐郎
『恐るべき子供たち』1949 監督:ジャン・ピエール・メルヴィル
以下、古いものを一部リストから省略。
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