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Contents
・『オケ老人!』
・大統領選挙から
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◎ 公開中の新作から……… 『オケ老人!』 2016年度作品
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監督:細川徹 原作:荒木源
出演:杏/黒島結菜/坂口健太郎/光石研/笹野高史/左とん平/小松政夫/藤田
弓子/喜多道枝/石倉三郎/森下能幸/萩原利久/Philippe Aymard、ほか
配給:ファントム・フィルム
ヴァイオリンやりたい女性教師(杏)が間違えてド素人楽団に入ってしまい、なり
ゆきで奮闘してしまう物語。コメディのつもりでいたけど、ちょっと違ったようです。
コメディ調ではあるけど、真剣です。フランス映画の『オーケストラ!』以来のオケ
もの秀作です。
最初、あまりにも熱気がなくて選択ミスかと思ったが、エンドに向けての急激な盛
り上がりの助走だったらしい。ストーリーは大きな流れでは定番通り。ありえない展
開でツッコミ連発。演奏の厳しさは知ってるつもりで、ありえないのはわかる。それ
を言ってては映画が成立しないので、目をつむる。
定番ストーリーではあるが、ラストに向けての盛り上がりは素晴らしい。特にクラ
イマックスのコンサート、アクシデントのあとのシーン。「ここでへこたれてたまる
か!」といわんばかりの、杏のクソ根性が炸裂する。感動して涙ぐんだ。このシーン
を見てほしい。
左とん平は過去、印象に残る演技を見たことはなかった。この映画では老人楽団の
一員として素晴らしい味を見せている。楽団の中で際立っている。
帰りは(自転車です)エンドのコンサート曲、『威風堂々』が頭の中でずっと鳴り
響いていた。この映画の中での、インパクトある演奏が。帰ってからYouTubeで探
しても、あれほどの力強い演奏は見つけられなかった。もちろん素人の楽団が演奏で
きるレヴェルをはるかに超えているのだが。
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◎ これは来年の星か?、という映画
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『ザ・コンサルタント』
1月21日全国公開 2016年度作品
監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ、ほか
配給:ワーナー
原題:The Accountant
夏場と正月は、僕にとって映画館の休業期間。ろくなものが公開されなければ観に
行かない。来年に期待する。
期待されるのはこれ。会計士と殺し屋を掛け持ちしてるのがベン・アフレック。し
かも凄腕。監督してない主演は久しぶりだ。アクション映画に出た彼を観たことない
ので、楽しみ。
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◎ 映画以外であれこれ………
………………………………………………………………………………………………………
米国の大統領選挙の結果は残念なことでした。世論調査の数字から、事前には楽観
視する見方が大勢でした。今回の場合は世論調査があてにならないので、微妙だなと
思ってました。
結果を知ってから、今まで気づいてなかったことを知ったように思います。それは
世界の潮流が「建前から本音」へと大きくうねっている、ということ。本音部分をう
まくすくい上げるパフォーマーが票をかき集められるようになった。建前に依存する
リベラルが、その流れから置いてきぼりになっているように感じられます。
移民排斥やイスラム敵視などは、余裕のない人たちにとっては本音部分。それらを
押さえ込むばかりでは、排斥感情を解消することはできない。だからどうすればいい
のか。簡単には解答は見つけられない。本音だけでは社会が成り立たないのは当然で
すが、ある程度は本音の気持ちに向き合う必要があるように感じる。
………………………………………………………………………………………………………
近況など………
………………………………………………………………………………………………………
持ち物を減らしたくて、整理処分の真っ最中。もともと所有物は少ないはずなのに、
見直すと不要物が次々出てくる。整理作業が果てしなく続く。物の整理にとりつかれ
たかのよう。
記録魔なので手書き記録が大量にあります。見直すと「なんでこんなものを残して
る?」と思うようなのも。一度も参照してないようなものは捨てる。意味ありそうな
ものはスキャナでコピーし、データとして残す。画像データなので、膨大な量だとそ
れなりに容量を食います。トータルで1ギガもいかないし、ディスクの容量は事実上
青天井なので、気にしなくてよさそうです。
スキャン作業は大変。一枚ごと、スキャン画像を見て、間違ってないか、ちゃんと
全体が見えているか、確認する。そしてファイル名を入れる。ファイル名と収納する
フォルダが明確でないと、データとして持っている意味をなくしてしまう。
いろんな紙媒体をデジタル保存してみたいなと思うが、大変さがわかると慎重にな
る。残したいものを選別しつつ、暇を見つけてコピーしていくことにしましょう。
「歩きMap」11/19 一ノ井川と東一ノ井川
「省エネの小部屋」11/17「生ゴミは何日で分解する?」
「漫画の国」11/17『分別リサイクル考えてる?』
「船越屋画廊」11/9『せせらぎ』
「じべたでひろたもん」11/3 バスの一日乗車券
「長岡京市の裏百景」10/31 ミヤコちゃんGO!
「歩きMap」10/24 淀の散歩道
「自転車マップ」8/28 長岡京〜大原野
「コミカフェ見本市」11/26(土)0円ショップも出ます
「省エネカフェ」1/15 その製品、分別リサイクル考えてる?
『オケ老人!』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥久しぶりに大興奮!
『ジャック・リーチャー』‥‥‥‥‥‥‥定番の超過激アクション
『コロニア』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥リアルに怖い
『われらが背きし者』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥サスペンスを堪能
『闇金ウシジマくんザ・ファイナル』‥‥‥‥‥終わるのが惜しい
『永い言い訳』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥キネマ旬報の1位でしょう
『淵に立つ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥崖っぷち、ああ暗い
『ジェイソン・ボーン』‥‥‥‥‥マット・デイモンが老けた印象
『お父さんと伊藤さん』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥上野樹里、絶好調
このあとは『ザ・コンサルタント』に期待
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Contents
・『闇金ウシジマくん Part3』
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◎ 公開中の新作から……… 『闇金ウシジマくん Part3』 2016年度作品
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監督:山口雅俊 原作:真鍋昌平
出演:山田孝之、綾野剛、本郷奏多、浜野謙太、藤森慎吾、やべきょうすけ、マキ
タスポーツ、前野朋哉、岸井ゆきの、山下容莉枝、大杉漣、崎本大海、ほか
配給:東宝映像事業部/S・D・P
ヤミ金融業者、丑嶋のシリーズ3作目。今回はインチキ情報宣材に踊らされる者た
ちがストーリーの一つの柱になる。判断能力の低下した貧乏人たちを、億万長者に仕
立て上げるとあおりたて、高額の情報DVDを売りつける悪楽な商売。貧乏人たちは
サラ金・闇金から金を借りて借金まみれ。
いっぽう、丑嶋のカウカウファイナンスは10日で5割の利息を取り、しかも利息
を前払いとして引いたうえで貸すという、ジョークとしか言いようのない商売をして
いる。こいつら、どっちもどっちの極悪人。
この映画に登場するのはほとんどワルばかり。ワルとワルが激突する。きれいごと
一切なしの本音のみ。そういう話を好まない人には当然ながらお勧めできない。
インチキ業界で短期間にのし上がっていく若者、インチキ情報宣材を派手に売りま
くる男、キャバクラで女に貢いで借金まみれになるサラリーマン。この3人が準主演
級で登場するが、エンドクレジット見るまで誰なのかわからなかった。3人目は名前
すら知らなかった。本郷奏多と浜野謙太と藤森慎吾。有名な本郷と浜野ぐらいはわか
りそうなものだろう。
他の俳優についても言えるが、この映画ではほとんどの俳優が「役者の顔」を前面
に押し立てていない。作中のキャラクターになりきっている。その点が、同日に観た
『怒り』と正反対。『怒り』は、本来は主演級であるべき俳優たちの、「役者の顔」
が立ちすぎる。これはメジャー映画のすべてに当てはまる。名の知れた俳優を並べ、
その顔で勝負する映画の宿命だが、映画世界が成立するには「役者の顔」がマイナス
に作用する。
本作でも、よく見れば岸井ゆきのとか、役者の顔だけで出ている(失礼!)人もい
るわけだけど、みんな脇役。複数のエピソードが錯綜しても一本の映画として混乱す
ることがないのは、役者が作中のピースとしてきれいにおさまってるから。
レギュラーのやべきょうすけは、毎度ながら関西系のノリの強いキャラを見せて楽
しい。初めて見る藤森慎吾は、賢いつもりで愚かなサラリーマンを演じ、強烈な印象
を残した。惜しいのは女優陣。これといって目につく人はいなかった。残念。
ポケットティッシュもらいました。
050-5840-8383 イヤヨー ハサンハサン
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◎ これはイケる口かと、という映画
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『お父さんと伊藤さん』
10月8日全国公開(T・ジョイ京都) 2016年度作品
監督:タナダユキ 原作:中澤日菜子
出演:上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也、渡辺えり、ほか
配給:ファントム・フィルム
この映画もまた、ほとんど「役者の顔」を前面に押し立てた映画。来月公開の『ぼ
くのおじさん』もまた同じようなもので、気がつけば日本映画のメインの流れとして
根づいてるようだ。
『ぼくのおじさん』と、どっちを取り上げてもよかったが、久しぶりの上野樹里に
期待し、軍配を上げる。『ぼくの〜』の松田龍平は、キャラが毎度似たり寄ったりな
のがひっかかった。
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◎ 映画あれこれ………
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怒涛のように注目作が公開された9月をなんとか乗り切る。観てないのがまだ少し
残ってるが。このあとはまた、不作の時期が続きそうです。
いつ公開か決まってませんが、『やさしい本泥棒』と『アバウト・レイ 16歳の
決断』が公開されるらしい。喜ばしい。
観たい映画と公開される映画のミスマッチがあって、苦慮します。主体性を持って
面白い映画を見つけようとしない世間の風潮とつながってるのかと思うこともあるが、
傲慢な思い込みかもしれない。
情報に踊らされてるだけでは面白い映画に辿り着けない。自分に合った良品を選び
取る眼が必要なのは言うまでもない。踊らぬ阿呆になりたい。
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近況など………
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時間の余った時など、古い日記を読み返しています。順々に読んでいき、どうでも
よくなったことや、感覚的に遠くなった部分などをカットし、分量を圧縮しています。
今は2003年の途中。
いつも悪戦苦闘してるように見えます。団体活動や共同作業は、考えの違い、すれ
違い、いろいろあって摩擦が絶えない。人と円滑にやっていくことの難しさを痛感し
た。
数多くの団体や人と関わって得られたものは少なくありません。人はいろいろ。似
たような人なんてほとんどいない。不適応な人も数え切れないほどいましたが、不適
応も分類不能。一人ずつ様態や深刻度が違う。だから前の経験がそのまま生かせない。
が、それでも多少は経験が生きます。
今後もまた、タイプの違う人にいっぱい出会うでしょう。人間は果てしないほどに
複雑ですね。
「映画カフェ」10/16
「船越屋画廊」10/3『涅槃』
「じべたでひろたもん」9/29 黄色いバケツ
「じべたでひろたもん」9/17 ナラタケモドキとモエギアミアシイグチ
「自転車マップ」8/28 長岡京〜大原野
「乙な人たち」8/22『街は変わる』
「壁紙ギャラリー」8/9『乱気流3』
「GIFアニメ」8/9『たそがれ』
「裏百景」8/3 故きを温ねて新しきを知る
『闇金ウシジマくん3』‥‥‥‥絶好調だが、人には勧められない
『怒り』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥まあ、いいんだけど、う〜ん
『構え森』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥女の子の演技がナチュラル
『エミアビのはじまりとはじまり』‥‥‥‥‥‥漫才になってない
『パコ・デ・ルシア灼熱のギタリスト』‥‥‥‥音楽にひたりきる
『オーバー・フェンス』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥合わない空気が充満
『だれかの木琴』‥‥‥‥‥‥‥‥波風立たないと盛り上がらない
『暗殺』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥韓国映画の近年最高の収穫
このあとは『お父さんと伊藤さん』に期待
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┃ ┃┃ ┃┃ ┃号
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Contents
・『暗殺』
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◎ 公開中の新作から……… 『暗殺』 2015年度作品
………………………………………………………………………………………………………
監督:チェ・ドンフン
出演:チョン・ジヒョン、ハ・ジョンウ、イ・ジョンジェ、イ・ギョンヨン、チョ
・ジヌン、オ・ダルス、チェ・ドクムン、チョ・スンウ、ほか
配給:ハーク
原題:Amsal / Assassination
派手な銃撃戦に爆破。暗殺というと、静かに一瞬、というイメージがあるが、これ
ではまるで戦闘だ。
日本でも名の通った俳優を三人並べている。本国では大ヒットだが、日本での公開
はひっそりと。韓国映画が日本で受けなくなったからというより、抗日ドラマだから
という点が大きい。だがこの映画、敵役は日本人ではなく、韓国人の裏切者たちなの
だが。
1933年の日本統治下の韓国。独立をめざす義勇軍の暗躍が描かれる。日本側に
へつらって利権をあさるイ・ギョンヨンの暗殺に奔走し、裏切って同胞を売るイ・ジ
ョンジェに翻弄される。奥行きの深い韓国サスペンスを久しぶりに堪能した。同じハ
・ジョンウ&チョン・ジヒョン主演の『ベルリン・ファイル』以来だ。ハ・ジョンウ
は出演作の選択が確かなのか、彼が出演するから映画が引き締まるのか、どの映画も
ハイレヴェルだ。
日本人俳優は一人もいない。みな韓国人が演じている。変なイントネーションでバ
レバレ。抗日ドラマに出演交渉するが難しかったか。そうではないだろう。抗日ドラ
マイメージを薄め、日本での興行のマイナス材料を減らしたかったのではないか。
スナイパー役のチョン・ジヒョン。相変わらず魅力的だ。『猟奇的な彼女』の頃か
らちっとも変わってないんじゃないか。というより、より美的になった印象がある。
日本に媚びへつらった者たちは親日派と呼ばれ、今でも憎しみの対象になっている。
その空気の一端がこの映画から感じられる。日本に対するよりも彼らのほうが、身近
にいるせいか、憎悪の執念が強いと感じられる。
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◎ これはよさそうよ、という映画
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『コロニア』
9月17日全国公開 京都はみなみ会館で日程未定 2015年度作品
監督:フロリアン・ガレンベルガー
出演:エマ・ワトソン、ダニエル・ブリュール、ほか
配給:日活、REGENTS
原題:Colonia
囚われた恋人を救うため、女性(エマ・ワトソン)が一人、脱出不可能と言われて
いる秘密施設へ潜入する救出スリラー。そうとう怖そうだ。
エマ・ワトソンって、説明するまでもないよね。ハーマイオニー。シリーズ見てな
いんだけど。第一作からもう15年経ってるんだ。
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◎ 映画あれこれ………
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8月の映画不作は病気みたいだった(新作を一本も観てない)。9月は一転して怒
涛の嵐のような意欲作の洪水。まともにつきあってたら10本超えそう。これもまた
病気みたいだ。
すでに公開中の『だれかの木琴』。17日からは『オーバー・フェンス』『怒り』
『レッドタートル』『グッバイ、サマー』。22日から『闇金ウシジマくん』。24
日から『パコ・デ・ルシア』『ハイ・ライズ』。観たのは『バードピープル』『暗殺』
『ストリート・オーケストラ』です。今月、他にもまだありそう。
幸いにも当たりが続いてる。あまり観すぎると打率が下がるので、適度に選ぶけど。
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近況など………
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来年3月、NPO環境市民から発行される「京都自転車マップ」の調査その他に駆
り出されています。その他、地元長岡京のコミカフェ実践セミナーのリーダーを押し
つけられて悪戦苦闘(やりたくなかったんだけど)。
並行してイヴェントや企画がいくつも進むということには慣れっこになってますが、
最近ちょっとしんどさを感じるようになった。少し絞って自分自身のことにエネルギ
ーを集中させようかと。
「じべたでひろたもん」9/11 スッポンタケの幼菌
「自転車マップ」8/28 長岡京〜大原野
「乙な人たち」8/22『街は変わる』
「壁紙ギャラリー」8/9『乱気流3』
「GIFアニメ」8/9『たそがれ』
「裏百景」8/3 故きを温ねて新しきを知る
「じべたでひろたもん」7/27 リュックサック
「船越屋画廊」7/24『走れウサギ』
「極楽news」7/11 メルマガのバックナンバーを公開
「極楽漫画」7/10『とん子の日記』第2回
「映画カフェ」10/16
『暗殺』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥韓国映画の近年最高の収穫
『ストリート・オーケストラ』‥‥‥‥‥‥ハードでビターな秀作
『バードピープル』‥‥‥‥‥‥‥‥‥心地よいファンタジーです
『団地』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥爆笑の漫才映画です
『ヒメアノ~ル』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥連続殺人鬼の内奥に迫る
『エクス・マキナ』‥‥‥‥‥‥未来を先取りするSF映画の秀作
このあとは『コロニア』に期待
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楽 ┗┓ ┃ ┃ ┏━━┓ ┃┃ ┏━━┓ ┃2016.7.4
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Contents
・『エクス・マキナ』
・紛らわしい映画がほぼ同時公開
・野草茶の試飲カフェ
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◎ 公開中の新作から……… 『エクス・マキナ』 2015年度作品
………………………………………………………………………………………………………
監督:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック、
ソノヤ・ミズノ、ほか
配給:ユニバーサル映画
原題:Ex Machina
AIロボットについては強い関心を持っている。ただしこの映画ではSF(サイエ
ンス・フィクション)を純粋に楽しむつもりだった。観終わって、SFの絵空事とは、
とても言えた気分ではなくなった。
タイトルの“Ex Machina”はラテン語の”Deus ex machina”から取られている。
「機械仕掛けの神」と訳されるが、“Ex Machina”だけなら「機械によって作られた」
とでも訳すか。この映画の場合、女性型ロボットがそれにあたる。
AIが知的に人間を凌駕する日は遠くなさそうだ。この映画の時点ではまだ人類を
圧倒するには至らない。そこへ至る過程の発端、というべきか。
映画のストーリーは、社長の開発したAIロボットを若い男性社員がテストする、
というもの。このロボットがまた、艶めかしく色っぽく美的。男性社員がフラフラと
吸い寄せられていく。
人間が非人間に恋愛感情を持つ。これはありうる。AIロボットが人間に恋する。
それはありうるのか。そこがこの映画の焦点の一つ。
機械が人類を支配しようとする映画は数多く作られている。僕はこれら、人間の立
場からのみの妄想にすぎないと思う。ロボットやコンピュータの側に人間を支配した
いという欲求が起こりえない。
人間がすべてをシステムに委ねて冬眠するという『マトリックス』世界はありえな
くもない。この場合、機械の側は主体的に管理・支配したがってるわけではない。人
のほうが管理してもらいたがっている。「支配される」というのは人の意識であり、
機械のほうは関知しない。管理権の返還を求められれば、「どうぞ」ということにな
る。『マトリックス』での機械VS人間の戦いは絵空事にすぎない。
映画の中身から大きく脱線した。こだわるテーマに近接していたので。
この映画、映像センス、美的センスがすばらしい。このことは強調しておきたい。
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◎ これはちょっと気になる、という映画
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『ハイ・ライズ』
8月6日公開 2015年度作品
監督:ベン・ウィートリー 原作:J・G・バラード
出演:トム・ヒドルストン、ルーク・エヴァンス、ジェレミー・アイアンズ、
シエナ・ミラー、エリザベス・モス、ステイシー・マーティン、ほか
配給:トランスフォーマー
原題:High-Rise
「気になる」映画は基本的に捨てるんですが、ひっかかりすぎる。未来SFです。
階級社会をテーマにしたもので、階級が現存する英国らしい映画。
SFは好きです。派手なSFアクションは興味ありません。SFスリラーやSFサ
スペンスの良品を掘り起こしたい。
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◎ 映画あれこれ……… 紛らわしい映画がほぼ同時公開
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去年は『イヴ・サンローラン』と『サンローラン』が公開された。『わたしに会う
までの1600キロ』と『奇跡の2000マイル』もかなり混乱させたと思う。
個人的には『靴職人と魔法のミシン』と『ダブリンの時計職人』が紛らわしかった。
『ギリシャに消えた嘘』と『ローマに消えた男』なんてのは、いまだに混乱してる。
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』『SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁』
などは、同じ単語がないにもかからわず、まごつく。
『エクス・マキナ』と紛らわしかったのは『オートマタ』。どっちもAIロボット
の話なんです。『オートマタ』はありきたりな娯楽映画で、そそられない。
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近況など……… 野草茶の試飲カフェ
………………………………………………………………………………………………………
11月にお茶屋さんを開きます。といっても一日だけ。わずか2時間のイヴェント
です。野草茶の試飲カフェ。
11月26日(土)の2時からJR駅前のバンビオ2Fのギャラリーで、第2回コ
ミカフェ見本市の1ブースとして出店します。ゼロ円ショップも併設。こちらは去年
も開催して人気を集めました。今年も盛り上がりますでしょうか。
「省エネカフェ」7/10「リデュースとダウンサイジング」
「壁紙ギャラリー」7/2「波」
「長岡京市の裏百景」6/30 絶滅危惧種の野鳥:フリ
「ボツ画供養塔」6/22 ロゴマーク
「ミニコミのページ」6/12 ひょっこり通信
「長岡京市の裏百景」6/7 花の咲く日
「じべたでひろたもん」6/6 ミドリスギタケ
「省エネカフェ報告」5/29「整理と収納」
「突然!ネタばれしても委員会」5/28『ふたり自身』
「歩きMap」5/24 洛西ニュータウンお散歩コース
「船越屋画廊」5/21『アドレナリン』
『エクス・マキナ』‥‥‥‥‥‥未来を先取りするSF映画の秀作
『ミスター・ノーバディ』‥‥‥‥‥‥破天荒なホラ・ストーリー
『10クローバーフィールド・レーン』‥‥‥‥‥十分満足の出来
『二重生活』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥門脇麦がいい味を出している
『クリーピー偽りの隣人』‥‥‥不気味ではなく不愉快、香川の顔
『帰ってきたヒトラー』‥‥‥‥‥‥‥コメディになってなかった
『若葉のころ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥人物関係がわかりづらい
『シークレット・アイズ』‥‥‥‥‥‥‥‥リメイク元といい勝負
このあとは『ブルックリン』に期待
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Contents
・『シークレット・アイズ』
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◎ 公開中の新作から……… 『シークレット・アイズ』 2015年度作品
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監督:ビリー・レイ
出演:キウェテル・イジョフォー、ニコール・キッドマン、ジュリア・ロバーツ、
アルフレッド・モリーナ、ジョー・コール、ほか
配給:キノフィルムズ
原題:Secret in Their Eyes
ハリウッドメジャー大作はCGの暴れまくる映画ばかりで辟易する。そうお思いの
方にはぴったりのミステリー映画です。サスペンスというよりミステリーといったほ
うが似合う、やや重厚なドラマ。
当然のごとくにどんでん返しがある。エンドのひっくり返しを見て、むちゃくちゃ
既視感を覚えた。容疑者のもらした言葉でようやく思い出した。2010年のアルゼ
ンチン映画のリメイクだ。最後まで観ないと気づかないなんて。
ストーリーを較べると巧妙に設定が変更されていて、ラスト以外は別物と言ってい
い。事前情報を頭に入れてなくてよかった。完全ネタバレ状態ならこれほど面白く感
じられたはずはない。
この映画の面白さは、最後まで話がどう決着するのかわからない緊張感が続く点に
ある。テイストは辛口であり、容赦がない。ハッピーエンドが期待できるムードがな
く、緊張する。
ストーリーは最初の設定部分だけならネタバレにならない。捜査官(ジュリア・ロ
バーツ)の娘が殺害され、死体となって発見される。容疑者を同僚の捜査官(キウェ
テル・イジョフォー)、新米の検事(ニコール・キッドマン)とともに追う。それを
検察局の上層部が妨害する。書けるのはそのへんまで。
少々わかりにくいのは、事件の13年後に再捜査が始まり、主演の3人がそのまま
出演していること。違うのは髪の毛だけです。ひんぱんに現在と13年前が切り替わ
る。顔は同じなのでよく見ないとどっちの時点かわからない。この点はリメイク元も
同じだったと記憶する。
アルゼンチン映画のタイトルは伏せます。観た人、覚えてる人もいるでしょうから。
情報を入れないで観るべきです。
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◎ これは恐ろしげな、という映画
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『10 クローバーフィールド・レーン』
6月17日全国公開 2016年度作品
監督:ダン・トラクテンバーグ
出演:ジョン・グッドマン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・
ギャラガー・ジュニア、ほか
配給:東和ピクチャーズ
原題:10 Cloverfield Lane
『クローバーフィールド』は観てません。シリーズじゃなく独立した話だという。
近未来SFらしい。それも絶望系の。予告篇からヤバそうな気配が伝わってくる。そ
れだけで観たいと感じる。
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◎ 映画あれこれ………
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映画館で月に4〜7本程度観ますが、今月は観たい映画が集中して苦慮してます。
観たのはまだ2本。明日は『若葉のころ』の予定。来週末は上にあげたものを含めて
4本。すでに公開中で観てないものもある。それ以降も続々。
ちょっと抑えないと家計に響く。何をスルーするか、思案してます。
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近況など………
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一か月にイヴェントが三つ続きますが、大変だったというほどでもなし。12日の
映画カフェが最後の三つ目。今回もまた、楽しく盛り上がってくれますでしょうか。
「映画カフェ」次回は6/12(日)
「長岡京市の裏百景」6/7 花の咲く日
「じべたでひろたもん」6/6 ミドリスギタケ
「省エネカフェ報告」5/29「整理と収納」
「突然!ネタばれしても委員会」5/28『ふたり自身』
「歩きMap」5/24 洛西ニュータウンお散歩コース
「じべたでひろたもん」5/23 竹筒
「船越屋画廊」5/21『アドレナリン』
「極楽漫画」5/1『とん子の日記』
「省エネカフェ」7/10「リデュースとダウンサイジング」
『シークレット・アイズ』‥‥‥‥‥‥‥‥リメイク元といい勝負
『サウスポー』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥秀作だけど、今一歩
『神様メール』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥キリスト教に喧嘩売ってる?
『コップ・カー』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥B級アクション炸裂!
『太陽』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥演劇臭が抜けていない
『父を探して』‥‥‥‥‥‥‥ヴィジュアルはきれいだが、話は?
『ビハインド・ザ・コーヴ』‥横暴な連中にふつふつとした怒りが
『ロブスター』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥むちゃくちゃ変な映画でした
『スキャナー記憶のカケラをよむ男』好印象のコメディサスペンス
このあとは『帰ってきたヒトラー』に期待
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極 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┏┓ ┃
楽 ┗┓ ┃ ┗┓ ┃ ┃ ┗┛ ┃2016.4.13
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Contents
・『リップヴァンウィンクルの花嫁』
・美形10人
・活動量計を購入しました
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◎ 公開中の新作から……… 『リップヴァンウィンクルの花嫁』2016年度作品
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監督:岩井俊二
出演:黒木華/綾野剛/Cocco/原日出子/毬谷友子/和田聰宏/りりィほか
配給:東映
岩井俊二がヒロインに黒木華を当て書きして制作した物語。こういう映画を撮って
もらえる女優は幸福だ。しかし主人公の七海(黒木華)は不思議の国に投げ込まれた
アリスよろしくひっかき回され、人生を変転させられる。
前半で七海をハメて結婚生活を破綻させた人物。重要なエピソードなのに映画の中
で明らかにしてない。便利屋の安室(綾野剛)が七海にその人物について説明してい
る。が、嘘に決まってる。こいつがこの映画の中で最も信用ならないことは、観れば
誰でもわかる。
レコーダーの録音から確認しながら前後の関係を整理し、謎を追ってみた。確たる
ことはわからなかったが、映画全体の流れから一人の人物が浮かび上がる。もちろん
ネタバレに近いのでそれ以上書けないのだが。
上映時間が長いので、自己満足映像ダラダラじゃないかと心配したが、傑作と太鼓
判を押していい映画になっている。岩井の旧作『花とアリス』が好きなのだが、あれ
をはるかに超える映画になった。
この映画の独自の魅力はいくつもあるのだが、シリアルであるはずのシーンに妙な
笑いを差し込む、というのが何度も出てくる。言葉で書いてもぜんぜん笑えないので
説明はしないが。
黒木華は一見すると普通の顔ながら、時おりぱっと輝く瞬間がある。それを丁寧に
映画の中に焼き付けている。それだけでも価値ある。岩井俊二は映像の感度がいい。
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◎ これは怪しい、という映画
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『二重生活』
6月25日全国公開 2016年度作品
監督:岸善幸 原作:小池真理子
出演:門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、リリー・フランキー、ほか
配給:スターサンズ
門脇麦の活躍が目立つ。SFの『太陽』も面白そうだし。
この映画は門脇演じる哲学科の女学生が、一個人の他人を尾行して研究する、とい
うもの。怪しいと言おうか危ないと言おうか。怪しい映画に出没したがる怪しい女優
です。
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◎ 映画あれこれ………
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米国サイトで「世界で最も美しい顔」を投票で選出していた。女優に限らず、モデ
ルや歌手なども登場する。トップ10のみ眺めたが、なぜこの10人がトップなのか、
さっぱりわからなかった。
2015年トップ10
好みの問題だろうからとやかく言うべきじゃないが、2014年度でクロエ・グレ
ース・モレッツが2位というのにはびっくりした。これって「美しい顔」じゃなく、
単なる人気投票でしょう。好きな女優ではあるんですけど、それはちょっと違うよな、
と思う。
2014年トップ10
自分の美的基準で選んだらどうなるんだろう。やってみました。日本人10人、外
国人10人のみ。黒木華は入りません。
女優10
まるっきり個人的趣味の世界。このページはサイトからリンクしてない隠しページ
です。常駐させず、一か月以内に消去します。
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近況など………
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運動量計とも言いますが、活動量計を購入しました。税込み1万7千円ちょっと。
去年一年間、家賃を除いた出費でそれを超える額はありません。だからこの額でも清
水の舞台です。それでも必要と思ったのは、アルバイトがなくなって働かなくなった
ことにあります。
運動量の減少で、健診結果の数値がことごとく悪化したのです。これじゃいかんと
(スポーツは何もやらないので)ハイキングを増やしました。それだけでは改善しな
いので、体を動かすためのモチベーション作りで活動量計を買いました。年をとると
健康が財産です。これまでは体にとりたてて問題がなく、最後に病院へ行ったのいつ
だったっけ、というのが取り柄でした。
歩数や睡眠時間、消費カロリーなどが記録される。どうやって解析しているのか、
ネットで説明を読んでもよくわからない。ほんの些細な動きから僕が今何をしてるか
を割り出してるみたいだ。
fitbitという米国の会社のchargeというのを購入しました。腕時計みたいなリスト
バンドタイプ。パソコンと無線でデータのやりとりをし、fitbitのサイトにデータを送
る。サイトでデータを見、必要ならダウンロードする。
腕にはめてるだけで健康になるという怪しい機器ではない。動かなければ。ハイ
キングに行ってきます。
「じべたでひろたもん」4/6 オイルサーディン
「長岡京市の裏百景」3/26 西山北部ハイキングルート
「船越屋画廊」3/24『フラストレーション』
「ボツ画供養塔」3/24 USBメモリー
「省エネカフェ」5/29「整理と収納 モノたちとのつきあい方を考える」
「環境教育ミーティング」5/19 漫画とコミカフェで省エネを発信
「映画カフェ」次回は6/12(日)
「長岡京市の裏百景」3/11「小畑川橋」
「映像アーカイヴ」3/9『The Dawn of Hope』
「極楽漫画」3/4『0円ショップ開店しました』
「映画チラシの名画館」2/27 新規開店
『リップヴァンウィンクルの花嫁』‥‥‥‥‥‥大当たりの黒木華
『無伴奏』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ハズレ、合わないと観るのが苦痛
『ボーダーライン』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥期待しすぎたか
『ルーム』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥エンドで感動の涙
『砂上の法廷』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥最後まで裏が読めず(泣)
『カミーユ、恋はふたたび』‥‥‥‥‥‥‥コメディじゃなかった
『オデッセイ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥気楽に楽しめる娯楽映画
『キャロル』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ルーニー・マーラはいいのだが
このあとは『父を探して』に期待
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極 ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃
楽 ┗┓ ┃ ┗┓ ┃ ┗━━━━┓ ┃2016.3.28
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約4か月ぶりのメルマガです。
Contents
・『砂上の法廷』
・ラブコメなんかいらん
・CINEMAテーブルからもれた映画
・原節子の『退屈しのぎ』
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◎ 公開中の新作から……… 『砂上の法廷』 2016年度作品
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監督:コートニー・ハント
出演:キアヌ・リーブス、レニー・ゼルウィガー、ジェームズ・ベルーシ、ガブリ
エル・バッソ、ググ・ンバータ=ロー、ほか
配給:ギャガ
原題:The Whole Truth
父親殺しの容疑がかけられた青年を弁護する若手弁護士。キアヌ・リーブスが『ジ
ョン・ウィック』とはがらりと違ったキャラを演じる。
法廷もので終盤にどんでん返しがあるのはお約束なので、それは置く。面白いのは
主役の弁護士が有能な切れ者じゃないってこと。それでいながら、容疑者も容疑を認
めてて、しかも無罪を勝ち取らなければならない案件を担当することになる。
自信なげに緊張しまくり、不安を口にしたり強がって見せたり。およそ今までのキ
アヌが演った役とは正反対の冴えないキャラを演っている。これを彼にやらせるとい
うのがこの映画のキモだと思う。
力がないので当然ながら裁判は思うにまかせず、検事に押しまくられる。それでも
有能な部下とお仲間が支え、どうにか勝負を持ちこたえる。
ラストで真相が明かされるまで、まるでわからなかった。悔しい。勘のいい人は気
づくかもしれない。ちゃんと伏線は張ってるのだから。
帰り道、逆回転させるように反芻し、裏側でどうなっていたのかを読み取ろうとす
る。まだわからない部分が複数残ってしまう。
終わってから気づいたんだが、彼は操り人形にすぎなかったんだ。知恵者が巧妙に
操っている。ここまで書いてもネタバレにはならない。わからない人にはわからない。
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◎ これは本命、という映画
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『ボーダーライン』
4月9日全国公開 2015年度作品
原題:Sicario
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エミリー・ブラント、ベニシオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン他
配給:KADOKAWA
過大な期待を抱かぬようにと苦心する。個人的には今年の大本命。これが外れたら
絶望。
メキシコの麻薬カルテルVSアメリカ国防総省特別部隊の戦争。熱い戦争。
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◎ 映画あれこれ……… ラブコメなんか、いらん
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イモージェン・プーツは『28週後…』の主演で注目しました。英国全土に凶暴な
ウィルスが蔓延し、逃げ惑う少女役。その後、『センチュリオン』では魔女とみなさ
れて村を追い出された女役。ここまではいい流れだった。暗い陰のある美人役が似合
っていた。
『25年目の弦楽四重奏』でがらっと変わった。妙に明るい。新作は『マイ・ファ
ニー・レディ』。普通にラブコメ。こんなキャラクター、求めてない。って、僕だけ
か、そんなこと言ってるの。
『セッション』の主演で注目されたマイルズ・テラー。暗い主人公だが、『ラビッ
ト・ホール』でもニコール・キッドマンの幼い息子を自動車事故で死なせてしまうと
いう、暗い影が覆いかぶさる役だった。このラインでいってくれれば、と思っていた。
絶対ラブコメなんか似合わないキャラ。なのに新作が『きみといた2日間』だと。典
型的なラブコメ。
役柄固定は役者生命を縮めるが、若い俳優が合わない役柄を演じてつまずいてしま
うのはもったいない。イモージェン・プーツの場合、顔がアマンダ・セイフライドや
エマ・ストーンとかぶってるのだし、そっち方向で競っても芽が出ないと思うんだけ
ど。
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◎ 映画あれこれ……… 原節子の『退屈しのぎ』
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昔、原節子の書いた『退屈しのぎ』という本を読んだ。1988年だった。横書き
の本で、一風変わった洋風のミステリーだった。しかも相当に面白い。
あとがきも何もない本で、いったいどういういきさつでこんな本を出すことになっ
たのかを知りたかったが、当時はわからなかった。
ネットがある現在でも調べるのに手こずった。結果、同姓同名赤の他人。シャンソ
ン歌手だそうだ。無関係と知っても興味はある。どんな歌を歌ってたんだろう。どん
な顔をしてたのか。調べようとしても、超有名なほうの同姓同名がじゃまをして、探
しにくい。
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近況など………
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2015年度のCINEMAテーブルも、主だった新作はほぼ網羅されています。
大きな抜け落ちはないかと調べてみると、ありました。アン・ハサウェイ、ロバート
・デニーロ主演の『マイ・インターン』。ヒットしたけど、執筆者には人気薄だった
んですね。他にないのは、アニメの『ミニオンズ』。
感動映画の『エール!』や、アダム・サンドラーのファンタジー『靴職人と魔法の
ミシン』がなかったのは意外でした。それなりに人気がありそうだったのに。僕の好
みではないけど、『ハッピーエンドの選び方』は誰かが書いててもよかったような。
『靴職人〜』はレンタルで観ました。ちょっと残念な出来。
あと、意外なところで、『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』。ジョ
ニー・デップ、人気なし。
「長岡京市の裏百景」3/26 西山北部ハイキングルート
「船越屋画廊」3/24『フラストレーション』
「ボツ画供養塔」3/24 USBメモリー
「省エネカフェ」3/21「電気会社が自由化、さてどこ選ぶ?」報告
「省エネカフェ」5/29「整理と収納 モノたちとのつきあい方を考える」
「環境教育ミーティング」5/19 漫画とコミカフェで省エネを発信
「映画カフェ」次回は6/12(日)
「じべたでひろたもん」3/16 ニセシイタケ
「長岡京市の裏百景」3/11「小畑川橋」
「壁紙ギャラリー」3/11「サラサラ」
「映像アーカイヴ」3/9『The Dawn of Hope』
『砂上の法廷』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥最後まで裏が読めず(泣)
『カミーユ、恋はふたたび』‥‥‥‥‥‥‥コメディじゃなかった
『オデッセイ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥気楽に楽しめる娯楽映画
『キャロル』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ルーニー・マーラはいいのだが
『ブラック・スキャンダル』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥好感度、低すぎ
『俳優亀岡拓次』‥面白いけど、テレビドラマでもよかったような
『人の望みの喜びよ』‥‥‥5歳の子役の演技を超えた演技に脱帽
『最愛の子』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少年より女の子のほうが哀れで
『エージェント・ウルトラ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥おバカ徹底せず
『消えた声が、その名を呼ぶ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ほっこり感動
『007スペクター』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥定番ながら大満足
このあとは『ボーダーライン』に期待
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