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Contents
 ・『ザ・ハント』
 ・マダニ

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◎ 公開中の新作から……… 『ザ・ハント』  2020年度作品
………………………………………………………………………………………………………
 
 監督:クレイグ・ゾベル
 出演:ヒラリー・スワンク、ベティ・ギルピン、エイミー・マディガン、ほか
 配給:東宝東和
 原題:The Hunt

 人間狩りゲームものです。と、書いてしまうとちょっと違うか。マンハントゲーム
の狩られる側に、受けて立とうとする者が現われる。戦いがほぼ互角になる点が違っ
ている。むしろ、狩る側が追われる立場にすらなる。

 脚本が秀逸で、先を見通せない。宣伝では、金持ちが貧乏白人たちを集めて放り出
し、ハンティングゲームに興ずる話だということになっている。実際は違っている。
楽しみのためのゲームではない。ターゲットにされた側には、狙われるだけの共通の
理由があった。それはラストで明らかにされる。

 簡単な設定をひととおり。居住地も立場もバラバラな11人が眠らされ、一箇所に
集められ、人間ハンティングのターゲットにされる。ごていねいに彼らにも十分な武
器が提供される。そこからの展開は見てもらうしかない。

 ストーリーとは関係なさそうに見える豚が登場する。スノーボールという名の豚。
これはオーウェルの『動物農場』に登場する豚の名前だ。このキャラクターの存在が
示唆的だ。

 『動物農場』についてちょっと脱線させてもらうと、これは長編アニメを観ている。
当時は面白く感じられなかったけど、今思い起こすと、現在の日本と状況が似通って
いるように感じられて、戦慄を覚える。動物王国内で巧妙に独裁を画策する豚たちと、
考えることをやめて支配されるがままになっている家畜たち。それが今の日本と重な
って見える。

 今年はB級映画に面白いものがそろった印象があります。『透明人間』『ジェラル
ドのゲーム』『新喜劇王』『海底47m古代マヤの死の迷宮』『ストレイ・ドッグ』、
そして本作。たっぷり金をかけた大作などなくても、十分楽しめるのです。


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◎ これは捨て置けぬ、という映画
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『タイトル、拒絶』
   11月13日公開(出町座) 2020年度作品
   監督:山田佳奈
   出演:伊藤沙莉、恒松祐里、佐津川愛美、片岡礼子、でんでん、モトーラ世理
      奈、ほか
   配給:アークエンタテインメント

 何がタイトル拒絶なのか、意味不明なタイトルです。伊藤沙莉が全開なだけで面白
いのです。他のキャスティングも魅力です。


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◎ 映画あれこれ……… 
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 コロコロと上映スケジュールが変わるので、まめにチェックします。ジャンルなん
でも関係なしに観てるようでも、偏りが出てくるのは否めない。

 映画館やパソコンで予告篇を大量に見てると、メジャー大作は過去作のパッチワー
クが多いように感じられてくる。映像も、これまで見たものの寄せ集めばかりで新味
に乏しい。観客の大半は、そういったもののほうが安心して見ていられるから、そこ
にニーズがはまってしまっているのかと、思ったんだけど、どうだろう。僕自身は、
新味のない映画は全部スルーしてます。


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 近況など……… マダニにやられた
………………………………………………………………………………………………………

 鈍いことですが、マダニにやられてたことを最近知りました。やられたのは3か月
も前。いつまでも痒みが続くので、何か未知の毒虫だったかと調べて、ようやくわか
った。

 足を3箇所やられた。赤く大きく腫れ、中央に傷があり、痒みが強い。ウィルスを
持っていた場合、致死率が高くなる、危険な動物です。3箇所もやられながら、痒い
だけですんだのは幸運だったんでしょう。

 やられたのは仕事での草刈り作業中。すぐ足首にゴムバンドを装着したので、その
日以後は無事。日常的な空間にでも、思わぬ危険が潜んでることを実感した。


船越 聡
https://funakoshiya.net/index.html 極楽page

「船越屋画廊」10/30『今日のピーマン』
「船越屋画廊」10/23『荒れる』
「じべたでひろたもん」10/21 ナラタケモドキ
「広告をとことん締め出した映画予告篇集」10/15 新設
「まんが村」10/7 息をするがごとくにウィルスを吐き散らす
「じべたでひろたもん」10/7 ヤマドリタケモドキ?
「ミヤコちゃんのエコまんが」10/1 第3波到来?

『ザ・ハント』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥面白さでは今年一番
『ジェラルドのゲーム』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥痛くてビターな傑作
『The Witch 魔女』  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ちょっと長い
『ストレイ・ドッグ』‥‥‥‥‥‥ニコール・キッドマンの新境地
『スパイの妻』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥意外性も驚きもなし
『オールド・ガード』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥男優連が薄い
このあとは『ジオラマボーイ・パノラマガール』に期待

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Contents
 ・『チィファの手紙』
 ・コロナウィルス余波

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◎ 公開中の新作から……… 『チィファの手紙』 2018年度作品
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 監督&原作:岩井俊二
 出演:ジョウ・シュン、チン・ハオ、ドゥー・ジアン、チャン・ツィフォン、ダン
    ・アンシー、タン・ジュオ、フー・ゴー、ほか
 配給:クロックワークス
 原題:Ni hao, Zhihua(こんにちは、チィファ)

 『ラストレター』と同じく、岩井俊二監督自身の原作を、中国で制作。

 『ラストレター』は予告篇でパスした。『チィファの手紙』は予告篇で観る気にな
った。元になった『ラ〜』を観てないので、どの程度変わったのか知らないが、スト
ーリー上にいろいろと細かな変更点があるようだ。

 『ラ〜』を観なかった最大の理由は、話の設定がごちゃついて、よく見えないこと
にあった。姉妹の娘時代と、母親になってからのその娘たちとを同一女優がやってる
こともあって、絵的に混乱していた。どっちが姉かも見えない。予告篇が下手なんだ。

 『チ〜』も基本線は同じだけど、予告篇がほどよく整理されていて、掴みやすかっ
た。そのことだけで観る気になったわけではない。映像からみずみずしい輝きが溢れ
ている。岩井監督のよかった時の輝きが蘇ったかのようだ。

 岩井監督は、2004年の『花とアリス』でもそうだったが、青春時代のきらめきと
微妙な揺れを描くと秀逸なものを作り上げる。青春といっても女性中心。男にはあま
り興味ないんでしょう。

 話の設定を少しは書かなければ。主人公の女の子は中学時代に転校してきた男子に
初恋。その男子は主人公の姉に恋し、ラブレターをその妹に何度も託す。が、姉に渡
してないことに憤った男の子は、彼女と絶縁する。その二人が姉(直前に亡くなって
いる)の同窓会で30年ぶりに再会する、というお話。

 監督としては初の中国映画です。中国人の監督が作るよりも流暢で自然な演出にな
っている。そのへんの適応力は見事だ。一人っ子政策の社会の中で姉弟が出てくる点
に?を感じるものの、監督の代表作の一つになったと思う。

 ひょっとすると『ラ〜』も、予告篇がペケだっただけで、案外良品だったりして。
機会があればそっちも観ておきましょう。


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◎ これは変かも、という映画
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『ストレンジ・アフェア』
   京都未公開 2019年度作品
   監督:ローワン・アターレ
   出演:マーガレット・クアリー、ニック・ロビンソン、エイミー・ライアン、
      グレッグ・キニア、ブライス・ダナー、ブライアン・コックス、ほか
   配給:プレシディオ
   原題:Strange But True

 東京ではすでに公開済みでした。京都では公開されないのかも。

 5年前に死んだ兄の元恋人が現われ、大きくなった腹を見せる。その兄の子供を身
ごもった、と。

 この女を演じるマーガレット・クアリーの顔が、美形なんだけど、不気味。はたし
て真相はいかに? 気になる。


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◎ 映画あれこれ……… コロナウィルス余波
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 先月、二回続いて満席で入れないという経験をしました。入場客はキャパシティの
半分までという規制があるので、小さなスクリーンほど満席のリスクが高くなる。

 その後は早いめに行っておこうと努力したんですが、なぜかガラガラの映画ばかり
で満席にならず。ちょっと悔しい。


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 近況など……… 
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 最近は映画館へ行くのもたいがいは自転車です。駐輪設備があるところ限定ですが。
京都市の北のほうまでヒョイヒョイと自転車(クロスバイク)こいでいくのだから、
その手前にある映画館なども当然自転車で、というわけだ。

 今のところ、疲れて寝てしまったという失態はありません。電車に乗ってもいいん
だけど、運動不足気味なので。何かしら口実さえあれば自転車に乗って出かけて行く、
という生活です。



船越 聡
http://funakoshiya.net/index.html 極楽page

「じべたでひろたもん」9/? 剪定ばさみ
「長岡京市の裏百景」9/4 亡霊のQ太郎
「まんが村」8/31 また放り投げ?
「壁紙ギャラリー」8/25 カラカラ
「船越屋画廊」8/24『結節点』
「逸物発掘コーナー」8/11 新設
「じべたでひろたもん」8/3 こだわり中華の麻婆茄子の素
「ツッコミ大好きのツッコミ入れたれページ」7/31 新規開業
「まんが村」7/30 Go To ウィルス
「映画カフェ」10/11 開催決定

『チィファの手紙』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥岩井俊二が復活か
『赤い闇』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ホランドの演出に鋭さがなくなった
『新喜劇王』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥これこそ!My映画!
『海底47m』‥‥‥‥‥‥‥‥‥ツッコミどころもあるが大満足
『MOTHER マザー』 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥悲惨の一本調子
このあとは『マーティン・エデン』に期待

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Contents
 ・『透明人間』

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◎ 公開中の新作から……… 『透明人間』  2020年度作品
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 監督:リー・ワネル
 出演:エリザベス・モス、ほか
 配給:東宝東和
 原題:The Invisible Man

 Wikiなど、一部では「H・G・ウェルズ原作」としているが、エンドクレジットに
はない。そもそもストーリーが違いすぎる。テイストも、何もかもが違う。原作は透
明人間になってしまった男の悲しみや、可笑しさをも描き出したものだ。この映画は
ホラーテイストのあるスリラーです。

 透明になるメカニズムも違っていた。原作では薬を飲み、着ているものを全部脱い
で透明になる。本作では全身に小型カメラを埋め込んだスーツを着込み、周囲の映像
を反対側に投影することで姿を消す、という手法。これだと原作にあったような、食
べ物が体の中を通過していくのが見えるという、グロなエピソードが避けられてあり
がたい。

 女性が、透明になった男に狙われ、追い詰められていく、というのが基本ストーリ
ーです。ネタバレを避けたいので、内容については書けることがあまりありません。
結末は予測できませんでした。読めてしまう人はいるかもしれないけど。

 キャストが(日本では)無名ばかりなので、客席は予想通りガラガラです。知らな
い俳優ばかりだなと思ったんですが、ヒロインのエリザベス・モスは『ザ・スクエア
思いやりの聖域』の超バカ記者でした。あまりにもキャラが違うので、観てる間はわ
からず。このキャスティングに意味があったのかもと今は思ったりする。

 ヒロインが追い詰められ、精神に破綻をきたすかのごとくのシリアスなプロセスは、
エリザベス・モスの好演によって見応えあるものになっている。時折現われる、邪気
のない黒犬ゼウスの存在が気になった。ここに何か見落としているものがあるような
気がしてならない。もう一度観て確認したいような…。


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◎ これはひょっとしたら、という映画
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『リスタートはただいまのあとで』
   9月4日全国公開 2020年度作品
   監督:井上竜太  原作:ココミ
   出演:古川雄輝、竜星涼、村川絵梨、中島ひろ子、螢雪次朗、甲本雅裕、ほか
   配給:キャンター

 純愛映画。苦手のボーイズラブものです。でも、濃厚なラブシーンなどはなさそう。
なんとなく清々しい印象の映像に惹かれています。


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◎ 映画あれこれ………  
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 映画館が休業状態になれば、当然のことながら映画を観られなくなります。テレビ
を持っておらず、レンタルする習慣もありません。レンタル店のカードは持ってます。
使いませんでした。

 映画がなくても特に困らなかったんですが、YouTubeでは映画を観まくりました。
「使用曲目をチェックする」が目的なので、映画を鑑賞したわけじゃありません。映
画の音楽を調べるのが陰の業務と化しています。

 前号の『ルース・エドガー』紹介は、自分の中できちんと整理しきれないまま発信
してしまいました。考えれば考えるほど重要な映画です。黒人差別が存在する米国社
会を扱ったものでは初めての、差別が黒人の心理に与えるさまざまな影響をドラマに
組み込んだ映画でした。


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 近況など……… 
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 新型コロナウィルス蔓延の影響による非正規労働者の失職。どうやら僕はそのカテ
ゴリーに入ってしまったようです。6月末での雇い止め。

 べつだん困り果ててしまったわけではありません。当面は働かなくても生活は成り
立つ。それより、ウィルスのせいでいろんなものが止まって、暇だったところへさら
に暇が増えることで苦慮してます。やることはいくらでもありそうなのに、イマイチ
面白そうなことが出てこない。

 と思ってたら、人材センターから電話で「7月からの仕事です」と。あまりにも早
い。ありがたいと思うべきなのかも。今度は屋外作業です。雨続きで延期続きです。



船越 聡
https://funakoshiya.net/index.html 極楽page

「じべたでひろたもん」7/9 CDケース
「船越屋画廊」7/6『ひととき』
「長岡京市の裏百景」7/3 十二支の石像
「じべたでひろたもん」7/2 箱
「ミヤコちゃんのエコまんが」7/1 夏が来ればぶり返す
「まんが村」6/26 河井さん?誰それ?記憶にございませんね
「船越屋画廊」6/21『ばらばら』

『MOTHER マザー』 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥悲惨の一本調子
『透明人間』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一寸先は闇
『ナイチンゲール』‥‥過酷で凄惨で、振り切れてしまう一歩手前
『大阪少女』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥スルーしなくて正解
『コリーニ事件』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥強烈なインパクト
『ルース・エドガー』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥今年一番の傑作かも
『ANNAアナ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥強引展開で楽しめる
『在りし日の歌』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥わかりにくい映画
このあとは『フェアウェル』に期待

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Contents
 ・『ルース・エドガー』
 ・『はちどり』

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◎ 公開中の新作から……… 『ルース・エドガー』  2019年度作品
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 監督:ジュリアス・オナー
 出演:ケルヴィン・ハリソン・ジュニア、ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペン
    サー、ティム・ロス、ほか
 配給:キノフィルムズ、東京テアトル
 原題:Luce

 スリリングなサスペンス。舞台は高校と家庭のみで、殺人もないんですけど、心理
サスペンスのお手本みたいなのを見つけました。

 この映画では設定の紹介は必須です。白人家庭の養子で、黒人の高校生、ルース・
エドガーが主人公。まれに見る優等生。だが、教師の一人(オクタヴィア・スペンサ
ー)が彼の性向に疑念を抱く。危険思想に感化されているのでは、と。平和な白人家
庭の中で、とんでもない怪物が育っていると確信するようになる。

 何を書いてもネタバレにつながりそうなので、紹介しづらい映画です。明確な事実
を示さずに映画は終わる。観た人それぞれ、見え方が異なってしまいそうです。

 その上で僕が見たものを一つ書くと、これは正当防衛、もしくは過剰防衛にあたる
事件だと思います。と書いたこと自体、人によっては批判するかもしれない。かなり
厄介な映画です。

 見事な脚本構成で、演技アンサンブルも完璧。と思ったら、元は舞台劇でした。さ
て、このドラマの中で事件の元凶となる人物は誰でしょうか。観た人に聞いてみたく
なります。


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◎ これは絶品か、という映画
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『はちどり』
   京都公開未定(みなみ会館) 2018年度作品
   監督:キム・ボラ
   出演:パク・ジフ、キム・セビョク、ほか
   配給:アニモプロデュース
   原題:Beol-sae / House of Hummingbird

 韓国も中国も進取の精神が旺盛で、どんどん世界にアピールし、どんどん進出して
いる。日本人はどうにもおとなしすぎて、もどかしい。
 これは不幸な少女の物語。ちょっと違うが、『冬の小鳥』系で、アクションシーン
はありません。


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◎ 映画あれこれ……… 
………………………………………………………………………………………………………

 緊急事態宣言は解除されましたが、映画館は閑古鳥が鳴いてます。

 僕は観たい映画しか観ない人間なので、どのみち観たい映画がかかっている劇場に
しか行きません。

 劇場が減るのは嬉しくない。京都の映画館は減るでしょうか。アップリンク京都が
今月オープンするそうです。が、あまりにもマイナーなラインナップで、こんなので
やっていけるのかと心配になってくる。


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 近況など……… 
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 映画カフェ、初の開催中止。今月の14日に予定していたのを中止しました。ウィ
ルス拡散防止という名目さえあれば前払いの会場費が全額戻るということでした。

 本音をいうと、誰も来ないんじゃないかと思ったわけです。決めてから、参加した
かったという人がちらほら現われましたが、すでに遅し。

 開催するか中止か、決まらない中途半端な状態が続くと、スケジュールが確定せず、
何をするにも宙ぶらりんで力が入らないというありさまでした。決めてすっきりしま
したが、6月は予定空っぽという状況で、何をすればいいのか。おまけに工場勤務は
今月末で切られるので、来月はさらにヒマ状態になりそうです。



船越 聡
https://funakoshiya.net/index.html 極楽page

「長岡京市の裏百景」6/1 緊急事態宣言以降の世界
「船越屋画廊」5/28『プー』
「まんが村」5/21 ざんねんないきもの人類編
「まんが村」5/15 アホノマスク・アホです
「世界のわらべ歌」5.9『わたしのこいぬはどこへいったの?』
「じべたでひろたもん」5/8 京ねぎ
「長岡京市の裏百景」4/3 ツバメの子育て日記

『ルース・エドガー』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥今年一番の傑作かも
『ANNAアナ』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥強引展開で楽しめる
『在りし日の歌』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥わかりにくい映画
『15ミニッツ・ウォー』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥緊迫感マックス!
『PMC:ザ・バンカー』‥‥‥‥‥‥‥怒涛のアクションが爆走
『キング』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥味わいのある秀作です
このあとは『はちどり』に期待


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Contents
 ・『酔うと化け物になる父がつらい』
 ・字幕版と吹替版の比較
 ・映画カフェの参加費のこと

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◎ 公開中の新作から………『酔うと化け物になる父がつらい』 2020年度作品
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 監督:片桐健滋  原作:菊池真理子
 出演:松本穂香、渋川清彦、今泉佑唯、ともさかりえ、恒松祐里、浜野謙太、安藤
    玉恵、宇野祥平、森下能幸、オダギリジョー、ほか
 配給:ファントム・フィルム

 気に入った映画についての文章は、できたら書きたくない。紹介もしたくない。そ
んなこと言ってたら何も書けなくなる。CINEMAテーブルは終わってしまう。

 タイトルから家庭内DVの話かと思ったら、予告篇はそうでもなさそう。本編でも、
やはり。毎日泥酔するだけ。そのこと自体はどうってことない(でもないか?)と思
うが、この父親(渋川清彦)の問題は家族に背を向けてることだろう。

 仕事のストレスについては仄めかしもしていない。夫婦関係に問題がある。おそら
くこの父親は、新興宗教にのめり込んでいる妻との関係が気持ちの上で切れている。
その延長で、家族の中のあれこれに足を踏み入れることができなくなったんだと思う。

 主人公は長女のサキ(松本穂香)。愛情欠損ゆえか、どこかいびつさを抱えている。
ダメ父とぶつかってでも向き合おうとしているのはもっぱら姉のほう。妹のフミは受
け流している。この妹を演じる今泉佑唯は、演技のしどころの乏しい役なのに、しっ
かりとその場の空気をつかんでいるのに感心した。

 ラストでサキは父からの遅すぎたメッセージを発見する。もっと早く、元気なうち
に家族への想いの言葉を伝えておかなければ。そのことは、この父親だけに言えるこ
とではない。感謝の言葉、謝罪の言葉、励ましの言葉。沈黙と逃げは悔いを残すのみ。


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◎ これは痛烈、という映画
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『大阪少女』
   4月10日京都公開(京都みなみ会館) 2020年度作品
   監督:石原貴洋
   出演:坪内花菜、田中しげこ、仁科貴、坂口拓、前野朋哉、銀次郎、林海象
   配給:石原映画工場

 家賃の取り立てをする12歳の女の子の話。かなりマイナーな映画のようで、こん
なの推薦していいんだろうか。『じゃりン子チエ』の好きな人には勧められる。


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◎ 映画あれこれ……… 字幕版と吹替版の比較
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 一時期、字幕版と吹替版のどちらが正解かという議論があちこちで出ていたと記憶
する。好きにすればいいんじゃないの、と思ってるが、それぞれの利点と弱点につい
て整理しておこう。

 まずは情報量。これは大差ない。DVDで双方のセリフ書き出しをやったことがあ
る。話し言葉は書き言葉に比べ、若干長くなる。「〜です」を「〜ですよねー」など
というように。なので文字量は吹替のほうが増えるが、中身はいっしょ。翻訳の表現
のしかたにも違いがある。「前よりましだね」「よくなったじゃん」というように。

 情報量についての吹替版の弱点は、役者(またはアニメキャラ)の口が動いてる間
だけしか発声できないということがある。字幕版にせよ吹替版にせよ、外国映画のセ
リフ量をすべて日本語に置き換えるのは不可能で、三分の一程度は省略されていると
認識しておくべきだ。

 原語音声のあるなしは大きい。役者の生声が聞ける字幕版はこの点で有利。外国語
の理解度にもよるが、耳からの情報が字幕にプラスされることがある。極端に意訳さ
れてるのが丸わかりで、失笑することもある。

 吹替版の利点は読まなくていいこと。楽です。長所はこれだけ。


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 近況など……… 映画カフェの参加費のこと
………………………………………………………………………………………………………

 2月の映画カフェは新型コロナウィルスの影響か、参加者数は過去最低記録タイの
8名でした。一時的なものでしょう。気にしません。

 参加者から「300円は安すぎる。500円にしたら?」と言われました。300
円にしてるのは、それでなんとかなってるからです。たしかにバカみたいに安い気も
する。

 会費を500円から300円に値下げしたのは2013年6月でした。ハードルを
下げ、誰でも気易く参加できるように、ということでした。僕自身の金銭感覚が人よ
り一桁小さい気もしますが。

 チラシは3種類、印刷屋で印刷してます。少なくともまだ2年はもってしまうんで
す。チラシにある参加費を訂正し、値上げして配布するのは印象よくないでしょう。

 今あるチラシを廃棄して印刷し直すという手もありますが、もうちょっと現行のま
ま頑張ってみましょう。少なくとも、チラシがなくなるまでは300円のままです。
決上げるとめてるわけじゃありません。チラシがなくなってきたら参加者と相談しま
す。



船越 聡
https://funakoshiya.net/index.html 極楽page

「とん子の日記」3/1 タケノコは乙女の祈り
「長岡京市立図書館の棚から」2/26『女には向かない職業』
「船越屋画廊」2/24『怪奇な味』
「長岡京市の裏百景」2/23 街なかアートMAP
「船越屋画廊」2/10『カラー』
「映画に愛された名曲セレクト」1/24 新ページ
「じべたでひろたもん」1/23 スタンドミラー
「食べられる野草の摘み菜」4/12

『酔うと化け物になる父がつらい』‥‥‥‥‥‥‥泣けてしまった
『ドミノ復讐の咆哮』‥‥‥‥‥‥役者はそれぞれいいんだけど…
『スピリッツ・オブ・ジ・エア』すっかり忘れてたが、奇態な映画
『スウィング・キッズ』‥‥‥‥‥‥‥音楽の力を信じきった潔さ
『彼らは生きていた』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ドラマになりきれない
『1917命をかけた伝令』撮影スタイルによる無理があちこちに
『夕陽のあと』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥今のところ今年のベストワン
『ラスト・ムービースター』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥泣けた
『風の電話』‥‥‥‥‥‥‥‥モトーラ世理奈に神がかりな存在感
このあとは『大阪少女』に期待

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 極 ┃   ┃ ┃ ┃┃ ┃  ┃   ┃
 楽 ┗┓  ┃ ┃ ┃┃ ┃  ┗┓  ┃2020.2.1
 n  ┃  ┃ ┃ ┃┃ ┃   ┃  ┃
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   ┃    ┃   ┃ ┃  ┃    ┃号
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Contents
 ・『夕陽のあと』
 ・鬼畜映画への誘い
 ・うちの静子佐藤さん

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◎ 公開中の新作から……… 『夕陽のあと』  2019年度作品
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 監督:越川道夫
 出演:山田真歩、貫地谷しほり、松原豊和、木内みどり、宇野祥平、滝沢涼子、他
 配給:コピアポア・フィルム

 去年の11月公開でした。京都では今ごろになって公開してるのです。

 7歳の少年の親権をめぐり、産みの親と育ての母親が激突する話です。演じる二人
は山田真歩と貫地谷しほり。どちらも僕が役者としての力量を評価している人です。
面白くなって当然という想定で観に行きました。

 思った以上に気持ちの入った映画でした。ここまで激しくぶつかると、円満な決着
はつけにくいだろうなと思った。結末のつけ方については当然書けません。が、誰も
がみな幸せになるということはありえない。侘しさが迫ってくるエンドに、心が激し
くざわめく。

 観る映画はたいてい予告篇でアタリをつけるので、この映画も予告篇で選んだ。主
演の二人を期待してるからでもあった。

 2本ハシゴの2本目。1本目(『ラスト・ムービースター』)が大当たりで、感動
した。今日は1本だけにしとこうかと思いつつ、結局スケジュールの関係で両方観ま
した。まさか2本目がさらに上をいく大当たりとは思わなかった。こんなことは初め
てです。


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◎ これは爆発しそう、という映画
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『リトル・モンスターズ』
   京都公開は未定? 2019年度作品
   監督:エイブ・フォーサイス
   出演:ルピタ・ニョンゴ、ほか
   配給:カルチュア・パブリッシャーズ
   原題:Little Monsters

 ゾンビ・コメディです。遠足に来た幼稚園児たちがゾンビ集団に取り囲まれるとい
う話。ホラーではありません。

 引率のルピタ・ニョンゴが「大丈夫。なんでもないから心配しないで」と、園児た
ちをなだめつつ悪戦苦闘して突破をめざす話です。とことんおバカな話。ちなみにタ
イトルのモンスターズは園児たちのことです。


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◎ 映画あれこれ……… 鬼畜映画への誘い
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 今回は「人にオススメするべきではない映画」について。世の中には吐き気をもよ
おしそうな映画はそれなりに存在します。ほとんど一つのジャンルを形成してるかの
ようです。

 観たことを後悔させるかのようなひどい映画です。といっても『ピンク・フラミン
ゴ』(ジョン・ ウォーターズ監督、1972年)とは系統の違う映画です。この映画も
また、後味のひどさについては比較に耐えうる映画の存在しない代物です。ここで以
下にあげるのは、救いようのないアンハッピーエンド映画のことです。

 古いところでは『眼には眼を』(アンドレ・カイヤット監督、1957年)がありま
す。今思えばまだこんなのは手ぬるい。1990年代以降は容赦のない映画が続々出て
きます。

 最初にショックを受けたのは『蜘蛛女』(ピーター・メダック監督、1994年)。
観る者を不幸のどん底に突き落とす過酷な映画でした。同様のものでは『アレックス』
(ギャスパー・ノエ監督、2002年)がある。

 21世紀になると韓国がこの手の映画を量産しだす。全部はあげませんが、『親切
なクムジャさん』(パク・チュヌク監督、2005年)、『チェイサー』(ナ・ホンジ
ン監督、2008年)、『悪魔を見た』(キム・ジウン監督、2010年)あたりを示せ
ば十分でしょう。いずれも人非人が大暴れします。

 韓国映画の十八番かと思ってたら、米国からも同系統のが最近現われました。『ノ
クターナル・アニマルズ』(トム・フォード監督、2016年)。あまりの救われない
ストーリーに、作り手の良識を疑うほどです。

 系統の異なる救われない映画もあるんですけど、ここではあげないことにしましょ
う。いや、一つだけ。『メランコリア』(ラース・フォン・トリアー監督、2011年)
は地球が消滅する話です。いやにあっさりと、人類が瞬時に全滅します。こんな映画、
観たい人、いるんかいな?


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 近況など……… うちの静子佐藤さん
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 うちのマックについてる日本語ソフトは、時々とんでもない変換をして、笑わせて
くれます。

 映画カフェやCINEMAテーブルで最近常連になった人で佐藤静子さんという方
がおられます。入力すると、その通りに変換することはなく、たいがいは「静子佐藤
さん」になってしまいます。どうしてこんな奇妙な変換をするのか、さっぱり見当が
つきません。

 証拠のjpeg画像をつけます。SatouShizuko.jpgは「さとうしずこ」と入力した結果
です。
さとうしずこ
さとう
しずこ


船越 聡
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『夕陽のあと』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥今のところ今年のベストワン
『ラスト・ムービースター』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥泣けた
『風の電話』‥‥‥‥‥‥‥‥モトーラ世理奈に神がかりな存在感
『ジョジョ・ラビット』‥‥‥‥‥サム・ロックウェルにしびれる
『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』‥‥‥ほのぼのー
『パラサイト半地下の家族』‥‥‥‥‥‥‥ヤバすぎなサスペンス
『ロング・ショット僕と彼女のありえない恋』‥‥ありえなさすぎ
『生理ちゃん』‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ギャグっぽいのに、感動!
『エクストリーム・ジョブ』‥‥‥‥‥‥‥‥ゆるいお笑いを一席
『マリッジ・ストーリー』‥‥‥リアルな離婚劇は勉強になります
このあとは『彼らは生きていた』に期待

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